BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

The Malt Tribune DUFFTOWN29YEARS(1979/2010)  700ml、48.8%

2010年09月18日 | ダフタウン

本日発売の雑誌「THE Whisky World vol.30」にて当店が紹介されました

東京・新店巡りというコーナーで、p46.47の2ページも割いて掲載していただきました。

是非ご覧になってみて下さい。

店主Kozyの胡散臭い顔が公開されています(笑)

 

せっかくウイスキーの専門誌でご紹介いただいたので、来週はイベントウイークに

したいと思います。20日(月)のブログで詳細を紹介させて頂きますのでご期待下さい!

 

それでは本日は昨日開いたばかりのニューボトルを。

 

「ザ・モルト・トリビューン/ダフタウン29年(1979/2010.4)」 700ml,48.8%

 

このシリーズは埼玉県坂戸にあるインポーター「エイコーン」さんのオリジナル。

トリビューンの名の通り新聞紙面をイメージさせるラベルで、長期熟成にこだわって

樽を選定、ボトリングしています。現在第三弾までリリースされていますが、こちら

は第二弾。スペイサイドの銘酒ダフタウンです。

 

「ローマは7つの丘からなり、ダフタウンは7つのスティル(蒸留所)からなる」という

かつてダフタウンの町を形容するときに用いられていたフレーズが冒頭に記され、

ダフタウンの町で開廃業した9の蒸留所の創業年と蒸留所名、閉鎖年が書かれて

います。

町の蒸留所の数は一時期8つまで増えましたが、現在は閉鎖された蒸留所もあり、

創業を続けているのは6箇所となっています。

ダフタウン蒸留所の原酒はほとんどがベルなどのブレンド用に回されるので、シン

グルモルトとしてのリリースは数少なく、しかも30年近い長熟ものは珍しいです。

 

Dufftown29y1979 程よく色づいた、まさに琥珀色。

ドライフルーツやバター、マーマレードなど、甘く

クリーミーでいてフルーティーな香りです。

味わいもクリーミーで濃厚。キャラメルのような

ねっとりと舌に絡みつくような質感があり、それ

いて原料である麦芽のニュアンスをしっかり

感じさせてくれます。フィニッシュに向かうに

れ、麦芽感は強くなっていくように思います。

華美に流れ過ぎない、昔からのスコッチウイス

キーらしさを感じさせてくれる味わいで、少し

涼しくなってきたこれからの季節にピッタリの

モルトウイスキーです。

 

開栓日:2010年9月17日

ワンショット価格:2,400円  ※本日9月18日(土)は半額! → 1,200円


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