土曜日に久々にアイリッシュ・ウイスキーが口開けとなりましたのでご紹介させて頂きます。
「ジェムソン18年」 700ml、40%
日本でアイリッシュウイスキーと言えば、「ジェムソン」・「ブッシュミルズ」・「タラモア・デュー」が
ビッグ3といってもよいでしょう。最近は「カネマラ」も知名度が上がってきてますかね。
その中でもジェムソンは特に人気が高く、ペルノ・リカール・グループの看板商品となっています。
アイリッシュとしては異例の長期熟成となるこの18年ものがリリースされたのは2003年のこと。
マスターブレンダーが自ら選び抜いたシェリー樽で最低18年間熟成した後、バーボン樽で仕上げ
熟成を行っているとの触れ込みでした。
私が入手したのは2005年頃のことだったかと記憶しております。
香りは極めてフルーティーで華やか!
ノンピートで3回蒸留というアイリッシュ・ウイスキーの特徴
の良さが非常に分かりやすく感じ取れます。
バニラやミルクキャラメルなど濃厚な香りとパパイヤやアプリ
コット、レーズンなど様々なフルーツの香りが混じり合ってい
ます。飲み口も極めてスムース。舌の先から喉の奥まで終
始なめらかに滑りおりていきます。
加水してもその個性はあまり崩れることがありませんでした。
長熟のシングルモルトと較べても全く見劣りしない、上質な
アイリッシュウイスキーです。価格もリーズナブルですし、是非
一度お試しください。
開栓日:2010年6月19日
ワンショット価格:1,200円