バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

最初が肝心

2008-05-21 06:36:09 | バネ
5/20のバネ
 第1回定期テストが近づいてきた。
 中学1年生にとっては初めてのテスト。
 テストってこんなもんでしょ、と軽い気持ちで取り組んでいると痛い目にあう。
 範囲が狭いだけに、細かいところついてくる場合あるからね。だからといって、細部ばかり追求していて、意外と超基本事項を見落とすこともあります。
 だいたいできる程度では、本番ではできないのが現実。
 バドミントンも一緒だね。
 バネではテスト勉強の押さえどころを教え、追求の甘さを指摘していきます。
 小学生の時にテスト70点以下になることはめったにないと思います。だから中学生になってテストで70点台とると、ガーンとなるけれど、テストを繰り返すうちにその基準がドンドン下がっていく人がいます。30点台はさすがにマズイと思うみたいだけど、50点台でも満足してしまったりします。
 何事も最初が肝心。スタートが低いと、そのまま流れるよ。


ぼちぼち衣替え

2008-05-20 06:58:13 | 川上犬
 娘の学校では、今日から夏服で登校してもよいということらしいけど、いきなり今日みたいな悪天ではね。これも地球温暖化の影響で、一斉に6/1衣替えでなくて良いとのことです。温暖化の陰がじわじわと忍び寄っていますねー。くわばら、くわばら。
 温暖化の影響といえば、うちのバン。
 バンは長野県の川上村から4月にうちにやってきました。赤ちゃんの頃は、フワフワした綿毛に包まれていて体モッコリしていました。それもそのはず。川上村は冬は零下20度にもなる(だったかな?)極寒の地なので、寒さ対策ばっちりで産まれてきた犬なのです。しかし生後まもなく迎えた夏は、in野田。毎日35度級の暑さ。夏毛が生え、青年らしくなったのに、赤ちゃんの頃の綿毛だった冬毛は抜けず、服二枚重ねで初年の夏を乗り切らなくなり、バンにとっては辛ーい夏となりました。
 翌年からは春にはきちんと冬毛は抜けるようになりましたが。これに懲りたのか、バンはとにかく他の犬より冬毛が抜けるのが早い。夏への準備に敏感すぎる。
 冬なのに、春らしい日が続くともう抜け始める。年々スタートが早まり、今年の冬(というかlast winter)は12月に入るともう抜け始めてましたよ。そして2月頃には全身スッキリ衣替え終了してしまうマヌケな犬です。
 スッキリ晴れ、さわやかな暑い日になったら、衣替えの白いセーラー服はまぶしく見えるね。
 晴れたらぼちぼちうちのクローゼットも衣替えかー。あー、めんどくさ。


ツバメの巣作りなるか?

2008-05-19 06:56:00 | 川上犬
 今年もツバメがやってきましたよ。
 玄関周りを飛び回って、場所物色しているけど、結局バンに吠えられ追い回されして、うちに間借りするのは今年もあきらめることになるでしょう。
 バンには益鳥も害鳥も区別つかないもんね。鳥は鳥だよね。というよりも門の中に勝手に入ってくる侵入者だよね。
 ツバメは人間にとって害になる虫を食べてくれるから益鳥。ツバメは日本で用が済むとサッサッとどこかに行ってしまうけど、スズメは1年中居座っているから、当然虫がいない季節もいることになり、そうなると米食べたりするから、害鳥。
 ツバメ様たちは、人間に手厚くされていることを知っているから、外敵の少ない人家に巣を作るっていうけど、なんかちゃっかりしていると思う。ツバメだって冬も日本に居座れば、人間ほど怖い者はいないよねってささやくようになったんじゃないの。

 人間関係も似ている。偏った視点で善し悪しを判断するから、評価が極端だったりして。いい人になったと思ったら、ある時突然悪い人になったり。
 バンは今年はツバメを許容するか。ここ2日が勝負だね。

旬が一番

2008-05-19 06:40:29 | ライフスタイル
 ホワイトアスパラガスっておいしくない。
 グリーンの方はシャキッとしていて、ガーリックとベーコンでさっと炒めると最高!
 そもそもホワイトの方は缶詰になっていて、クニャっとしている。
 ホワイトは収穫期間が2ヶ月間ほどで、日が当たらないように土中で育てる高級野菜なのだそうだ。生産国ドイツでは今が旬で、「ビールのつまみに最高に!」だそうです。
 旬のものを食べたことなかっただけなんですね。ホワイトアスパラガスのとりたて、食べてみたいねー。
 小学生の頃東京から来た親戚の子が、「こんなおいしいトマト初めて食べた。トマトっておいしいんだー」と畑からもぎたてトマトをほおばっていた。
 ミツたっぷりの長野のリンゴを知人にあげたら、「腐ってたから捨てたよ」、とか「生だったよ」といわれた。本来リンゴはシャッキリしているものなのに、フワフワりんごが本当の味だと思っているんだねー。
 旬の何か食べたい。

久しぶりの感覚

2008-05-18 22:04:57 | Badminton
 小学生の全国規模大会2日目
 メインアリーナ12面、サブ6面で、今日も9時からジャンジャン試合が入る。
 午前中はトイレに行く間もないほど次々試合が入ったが、昼過ぎる頃には勝ち残る選手は数名になり、観客席でゆったり観戦した。
 この大会にはいろいろ思い出がある。
 決勝に数名残り、同時に入った試合のベンチを駆け足でいったりきたりしたこともある。
 1種目上位独占したこともある。
 最近はコーチが増えたので、一人で何試合もベンチ掛け持つことがなくなっただけでなく、そもそも決勝まで残ることが減っていた。
 今年も頼みの綱の選手が健闘むなしく一人減り、また一人減りしながら全国トップのレベルの高さを痛感していく中、一人だけ残りました。決勝戦に。
 久しぶりのファイナリスト出現に皆熱くなりました。
 みんなで応援盛り上がりました。
 純粋におもしろい一日でした。

 昨日の夕練の帰りに、「明日の朝練と試合後の練習やりたかったら自己申告するように」と子供達に伝えておいたけど、朝練申込みは誰からも来なかった。
 今日の夕練は?実際の所、申し込まれたらどうするの? でも子供から希望あればやりましたよ、もちろん他のコーチも誘ってね。でもきませんでしたねー。
 今日はみんなゆっくり休んでチョ、ということで。

 

当たる喜びから

2008-05-17 23:38:36 | Badminton
 大会前に川間小で女子の朝練1時間入れる。
 8時まで練習して、選手は大会に向かう。
 そのまま川間小で待っていると、サタデークラブの子供達がポツポツと集まり始める。
 川間小会場は、今年初のサタクラ。
 子供達が次々登校してくる。
 出席35人。
 1面12人。多くはないが少なくはない。
 いつもならジュニアの子達がペースをリードしていくが、今日はジュニアは試合でいないため、ある意味完全なるサタデークラブとなる。
 初回であるだけに、正味90分で「バドミントンおもしろかった!」と思わせないといけない。
 家に帰って、「今日こんなこと習ったよ」と子供達が瞳を輝かせて話せるようにしないといけない。そして「今日こんなことできるようになったよ」と何かをつかませなければならない。
 昨年からの継続受講者も多いが、初心者が10名ほど含まれるため、ラケットの握り方から説明する。ジュニアの低学年生だとまず話を聞かせるのに苦労するが、サタクラの子達は意外と皆まじめに聞き、実際に説明に沿ってやろうとする。途中で自主的にラケットの持ち方チェックしたり熱心である。
 基本練習は途中で飽きてしまうと思いきや、全くそんな心配はなく、自分の順番がくるのを待っている間も練習している子までいた。おっと、これならジュニアより意欲的ともいえる。
 こうなったら、なにがなんでも今日何かできるようにして帰してやりたいと思う。
 初心者にありがちで、シャトルを低い位置で捉え、下から上に持ち上げるように打ったり、横に振ってしまう。自分のノック列に入ったのは初心者を含め15名ほどだが、ほぼ全員が高い位置でシャトルを当てることができない。
 まずはラケットを上から下に振り下ろしながら打つことを説明して、ネット前にシャトルを高く上げてその感覚をつかむ練習をする。最初は何度説明しても高い位置で打てないが、当てるタイミングを速くするようにと声をかけると、一人ができた。きれいにスパーンと床に叩きつけることができた。するとその後から何人かができはじめる。
 挨拶を終え、全員の下校を見送ると、一人の子がお母さんとやってきた。「ジュニアはいりたいんですけど。」 この親子とは長いおつきあいになるかもしれません。
 小学生が無事全員帰ったのを見届け、ジュニアの大会会場に向かう。行ったものの試合進行が思いのほか早く、ほとんどの試合を見ないうちに今日の部は終了したので、夕方からまた川間小でジュニア練習を入れる。
 明日は今日の予選を勝ち進んだ選手のトーナメント戦。野田ジュニアからは男子7名、女子4名が決勝トーナメントに進出。明日も頑張りましょう。

10年ひとむかし

2008-05-16 07:00:02 | ライフスタイル
 久しぶりの好天で気持ちが軽い。
 じめじめしていると気分は落ち込み、マイナス思考になる。
 家の日当たり具合は精神にも影響するだろうなーと思いながら、2階の掃除をしていると、掃除機が突然止まった。
 調度かけ終わったところだったので、「あれっ、OFF触った?」程度でとりあえず家の掃除はそこまでにする。
 木々が光り、じっとしていられなくなり、描きかけの絵をまず仕上げることにした。
 前回と同じ場所に行くと、また駐車場にはエンジンかけたまま早い昼寝を続けるサラリーマンがずーっといた。鳥の声、魚がはねる音、そして遠くから聞こえる農作業の音。あの車のエンジン切ってくれれば自然の静寂なのに、残念。
 前回より天気がよいので、全体に色のトーンが違う。光が緑を波打たせ、水面は木々をはっきり写し緑の鏡に変わっていた。
 思わず絵の具をたっぷりだし、一気に色を置く。
 強く、元気よく色を付けなければ自然の強さに負けてしまいそう。
 しばらく描き、家で入れてきたコーヒーをすする。
 父が、遠くの浅間山に雲がかかっていないと「今日は描ける」と言って家を飛び出していった時の気持ちが、今になってわかった。

 家に戻り、掃除の続きにかかる。
 さて、掃除機は、うんともすんとも動かなかった。
 故障か、寿命か。
 しょうがないから、バネに置いてある1代前のを使って済ませる。
 なんでも10年使えば壊れるよね。
 仕方ないかな。
 洗濯機も壊れたし、門もがたついているし、扉の立て付けも悪くなってきた。
 あちこち手を入れなければならなくなってきているので、いろいろ出費が続きそう。

 天気がいいし、スッキリ絵を仕上げたせいか、掃除機の故障は潔く受け止め、買い換えること考えている。
 洗濯機の時は随分迷い買い換えたが、10年の時をワープした商品にはビックリさせられた。これなら不便を我慢して使い続けないで、もっと早く新品にすれば良かったと思った。
 掃除機も同じ体験できるかな?
 ゴミが見えるのがいいな。





ノストラダムスの大予言を育てた時代

2008-05-15 07:05:08 | バネ
 「先生、今日8時に地震来るんですよねー。」
 中3が教室にこういいながらガヤガヤと入ってきた。朝から学校でこの話で持ちきりで、話しているうち不安が募り、もうどうしていいかわからない状況なのだという。最近の茨城の地震や中国の地震、そして子供ながらに感じている食料問題、環境問題。社会不安だけでなく、今の生活への不満。これらのストレスが積もって生まれたデマだな、と思う。
 「今死ぬんだったら、もっと好きなことしておきたーい。」と退廃的な発言が繰り返される。
 「何バカなこと言ってるの。さぁ授業始めるよ」と言おうと思ったが、不安そうな顔を見ているうち、ノストラダムスの大予言騒動を思い出してしまった。
 中学生の時ノストラダムスの大予言のことを知り、学校で大騒ぎになった。親や先生に真剣に語っても相手にされなかった。担任通信に不安を書くと、「何バカなこと言ってんだ。そんな時間があるなら勉強しろ!」と一蹴され、「大人には何言ってもムダ」と心に刻んだ。
 それから数十年経ち、大予言の日がやってくる頃には、予言を軽く流す大人になっていた。

 「先生がもし中学生の時、どうせ死ぬんだから勉強なんてやめちゃえ!という気持ちのまま楽に生きていたら今どうなっていたと思う?」 
 さらに続けて、阪神大震災の5年も前に書かれた「ぼくのじしんえにっき」の話を取り上げ、災害への備えの大切さと、ピンチの時にパニックになってはいけないこと等を話すと皆落ち着いてきた。
 やっと勉強にはいるかという頃に、数名が遅れて入ってきた。
 またこの子たちも地震の不安を口にして、最初からやり直しかと思いきや、
 いきなり「今日テストですよね」と学校で流布していたデマは全く眼中にない様子だった。
 最初から教室にいた集団が「あー、いい話聞いたー」とふっても、遅れてきた組はその言葉にものってこない。とにかく遅れた分、すぐ集中したい様子だった。
 
 「備えあれば憂いなし」
 いざというときの準備だけはしっかりしておこうと思いながら、日々が過ぎていく。
 

分数が苦手

2008-05-14 06:47:55 | バネ
5/13のバネ

 中1クラスは、「文字と式」にはいる。
 速さ、値段、濃さは皆苦手。
 「割合わからないんですよねー」
 皆こう言う。
 速さの問題をクリアするにはまずは単位換え。
 a㍍=1/1000 a㎞、b分=1/60 b時間
 と、距離と時間の単位に強くなければならない。
 これさえできれば、公式に入れるだけで解ける。
 そして割合は
 a%=0.01a、b割=0.1bが普通にできて、
 1000円のa%引きは、1000(1-0.01a)と式が作れなければならない。
 
 このあたりが完全にできるようになるまで追求すると、授業が遅れてしまうので、たいてい夏休みに再度取り上げ仕上げることにしている。
 しかし今年のクラスは皆一様に小学生の段階で基礎学力が積み上げられているので、夏休み用に作ってあるプリントを使い、1回の授業でほぼ終了した。
 あとはたびたび導入し定着を図ろう。

 ラスト問題は、入試問題集の正負の四則計算ページから採用。簡単なものからかなりの難問まで含まれる。これを1問ずつばらし、適宜一人2問ずつ配る。どの問題が配られるかは運のうち。
 計算苦手ちゃんには、偶然にも簡単な2問が当たり、とりあえずホッとする。
 結局最後の2問に当たった人は、やはり最後まで解けなかった。
 項に分けて、符号を決めて、まではもうよどみなくできるが、計算の途中で分数の足し算、引き算が混ざってくるとミスが出るようだ。
 
 小学生の分数計算、もっと力を入れておこう。

 

変な数に挑戦

2008-05-13 07:02:12 | バネ
5/12のバネ

【本日の合体漢字】
 「いいちむどりっとう」
 小6が中3に出題。中学生合体漢字に慣れていないのと、頭堅い?やっと全員クリアしました。

 公立中2クラスが連立方程式に入ったので、ラスト問に連立方程式の計算を出題。
解答はどちらも分数です。
 すると、生徒曰く「変な数になっちゃうんですけどー」と言ってなかなか採点に来ない。解き出された数字が整数なら自信もって大手を振って採点に来るのに、分数が導き出された途端、「変な数」だから間違っている気になってしまうみたいです。
 答えが整数だったら「いい感じ」なんだね。
 中の上クラスの入試問題になると、「変な数」が答えであること普通だよ。「変な数」でも慣れないといけませんね。
 結局、「変な数」の正解になかなかたどり着かず、最後時間切れで残った生徒をチェックすると、途中の引き算とかけ算間違えていました。「変な数」で計算続けていると不安とか不信を潜ませて計算進めるから、変なところでミスするんだね。
 次も変な数で攻めるよ。

 【漢字解答】
  「倒」

今一番ほしいもの

2008-05-12 07:18:33 | Badminton
 土曜は練習試合。
 日曜は小・中・高合同練習会。
 いつもの事ながら、家を空けたまま週末が終わってしまった。
 溜まった洗濯物や散らかった部屋や散歩に行ってほしそうなバンが、終わってしまった二日間に追い打ちをかけるが、それでも次につながる発見がたくさんある日だったので、それなりにバランスがとれていたと思う。

 平日はバネで、週末は長野のギャラリー輝で店番する生活いつになったらできることやら。
 まだ母が元気なので、ギャラリー輝は細々と続いているものの、なんともこころもとない。
 せっかく遠方から訪ねてきた人が、閉まっていたから近くに宿をとり翌日絵を観に来たり、3度目にようやく観ることができたなど、そんな話が伝わってくる。
 「開いててよかったー」なんて昔のCMフレーズが流れそうだけど、わざわざ東京から来た人にとっては、そんな悠長な話ではないでしょう。

 新しい発見を元に、よし次も頑張ろうと思いバドミントンの気持ちを高めたところ、帰宅すると長野の母から電話があった。
 母の日のプレゼントのお礼の電話だった。
 屈託がない声に、一気に申し訳ない気持ちが押し寄せる。
 
 どこでもドア、ほしい。

届いたメッセージを届ける

2008-05-11 22:55:42 | Badminton
今日は小・中・高の合同練習会でした。
「努力すること。たゆまぬ努力すれば夢は必ず叶います」
こんな言葉をかけれた小学生達、心にどれだけ届いたかな。
わたしは午前中のトークショーを最後列で聞いていましたが、元世界チャンピオンの言葉に、隣にいた女子高生は大きくうなずいたり、ため息をついたり。前方の高校生達は終始メモを取っていましたよ。
今日幸運にも選ばれて参加できた人は、チームのみんなに今日の事を伝えましょう。
練習の内容とか、講演の内容を伝えるのが難しければ、自分の感じたことを練習の態度で表してみましょう。


信じる力

2008-05-10 06:55:08 | バネ
5/9のバネ

【本日の合体漢字】
 「いちにちひとあし」 
 小4女子からの出題です。

 「親が言ってもだめだから、先生から言ってくださいよ」
 こんなフレーズよく聞きます。
 よくあることです。身近にいる人間より、距離がある人間の言葉の方が価値が重い。
 バネにも歩いて通えるような近所の子は、ほとんど来ていません。近所の小中学生は、わざわざ車や電車で遠くの塾に通っているようです。近所で成績わかるからイヤだという気持ちがあるのでしょうが、それより何より、近すぎると価値感じられないのだと思います。近所のちっぽけな所と見えるのでしょう。家庭の勉強部屋代わりに使えるよう配慮していますが、良さが活用できなくて残念ですが、ご縁がないということです。

 近くにいると、普段が見えすぎていてだめなんでしょうね。だから親よりも他人。これは普通でしょ。親が絶対だったら、よっぽど立派なお父さんお母さんか、その子のの世界が狭いのでしょう。

 誰であれ、絶対的存在に出会えることは幸せなことです。
 「○○さんに言われたから、今度からこうして。」
 こんなフレーズを聞くと、嬉しくなります。
 出会えてよかったね、信じられる人に。

【漢字解答】
 「児」
 おもいっきりよく部首名を使ったのがよかったです。すぐわかっちゃうけど、せっかく勉強した部首も適宜使おうね。 


白が次を誘う

2008-05-09 08:29:28 | 
 はじめて風景画に挑戦した。
 先生が決めた場所にみんなで車で向かう。
 あれ、なんでここ曲がるのと思いながら後ろをついていくと、田んぼ脇に車を寄せて
 「ここも描くのにいい場所いっぱいあるんだよね。」
 へー、そうなんだ。ここって、Yさんちの裏じゃん。
 「仲間と良くここで描くんだよ。」
 近場だけど、今日はここにしようということになる。
 風光明媚なところに住んでいるんだね、Yさん。
 公園の駐車場では、朝から昼過ぎてもサラリーマン風の人が車の中で休憩していたり、釣り糸たれる人がいたり、布教活動の集団がいたり。向こうから見れば、絵なんか描いている集団が来たと見えるのでしょうね。

 草や水の匂い、鳥の声、魚がはねる音。
 飛んできた草が画面に張り付いてしまい、それが絵の一部になる。
 
 「早い人は30分くらいで描き上げるよ」
 油絵は重ねることが魅力と思っていたが、景色を描くときは瞬間に感じた色をその場で置くものだと教えられる。だから事前に効果を計算して、家で下塗りしてくるのだという。
 勢いでざっと描き上げ、終了にしようかなと思っていたら、おもむろに先生がホワイトをべったり乗せた。画面では一番奥の部分なのに、絵の具の盛り上がりで、そこが最前面に出てしまった。ということはさらに全体を描き上げなければならない。
 「どうする?」ときた。
 「納得いかなかればこの白削ればいいし、周りももっと描き込んでもいいし」と続ける。

 後日また来て描こう。景色は現場で仕上げるのだから。

文章を図にする力

2008-05-09 06:34:43 | バネ
5/8のバネ
【本日の合体漢字】
 「のれいちれ」 
 小6女子からの出題。連休中に、じっくり練ったらしく、良くできてます。時間かけて、一人正解しました。

 某大手進学塾からDMが届いた。
 地域に根ざした弱小塾が抱える小学生を拾い上げようという戦略が見え隠れするが、何をどう提携したいのかこれからじっくり見るとして、同封された小学生対象の算数テストを6年生に試しに授業でやってみた。
 計算はだいたいできるが、応用問題はほとんどできない。もっとも計算に時間かけすぎるから、後半の応用問題に回す時間が足りなかったということも言える。
 計算問題全問正解で平均点。だからまずは計算力です。
 中2、中3クラスでも、先の小学生テストの応用問題4問を最後の15分で出題した。
 多少苦戦しても10分くらいで何とかなるだろうと踏んでいたが、結局時間内に終わらなかった。中学生になると方程式で解こうとするがゆえに、直感が働かないのかもしれない。
 水曜の中3クラス、二次方程式の文章問題でも同様だった。すぐX使って式作ろうとして、問題から生活感排除してしまう。文章読みながら、イメージ図が描けないんだよね。
 6年生から回収したテスト用紙。一人の子が文章問題を解くために絵を描いて考えた形跡があった。残念ながら正解していなかったが、自主的に文章問題を図で理解しようとしたことは、その子にとっては大躍進です。不正解の原因がどこにあるのか分析して、あと少し足りなかった力を補おう。

【漢字解答】
      「氏」