バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

100年経ってもうまくならない練習

2011-05-22 06:55:15 | Badminton
 川間小のサタデークラブでは4月から練習前に雑巾がけをやっている。この体育館でジュニアを始めた15年前から、川間小の床はいつも砂埃で真っ白。子ども達に掃除しているのかって聞くと、走ってモップかけて終わりとのこと。それじゃきれいにならないでしょ、って日曜練習は皆で雑巾がけをやるようにした。すると水曜日の練習の時もきれいなままだった。土曜は別の団体が使用して、そこは土足で体育館に上がっているとの情報もあり、日曜になるとまた汚れていた。そして雑巾がけする。きれいになる。これを繰り返しているうち、いつもきれいな床だった。
 サタクラでの雑巾がけが恒例になると,マイ雑巾を持ってくる子が出てきた。早く来た子がやるから,いつも同じ子がやるようになる。雑巾がけが始まるとステージに隠れる子がいる。やらないで逃げ回る子がいる。後から来て見て見ぬ振りの子もいる。ジュニアだったら叱りつけるところ,サタクラではとりあえずこの状態でしばらくやってみようと思う。
 マイ雑巾君は掃除が終わると「今日も基本グループに入れて」って言って来た。前回99回目でフレームショットになった子で、雑巾がけでもうすでに顔真っ赤っかになってる。何回打てるかを目標にすると初心者の導入にはとてもよろしい。しかしこのままでは永遠にうまくならない。フォームを作らないと「100年経ってもうまくなりませんよ」って私の卓球の師の言葉。「あ,入った、の繰り返しでは上達しませんよ」ってその通りなんだけど,2週間に1回練習のサタクラ生なのでまずは打ち合う楽しさを優先したい。フォームは第2ステージということで。マイ雑巾君は暗黙の了解で100回にチャレンジしている。100になった瞬間に,第2ステージ突入を宣言するか、それとも打ち続けて記録を伸ばすかなど考え事しながら打つ。結局本日最高記録は96回。
 今回フォーム矯正に入るタイミングは少し遅れた感あり。100回という目安をつけたけど,タイミング的に練習の前半で切り替えるべきだった。ただ少し,指導がしんどかった。ずっと雑巾がけのときから大声出していたから声が出にくい。だから説明するのがちょっと億劫だった。打ち合いでこの子は喜んでいるから、今日はこのままでいいやって流してしまった。
 そんなこともあり,この子だけでなく全体もただ打ち合うに流れていたので,全員を1列に並べてネット前のシャトルをかごに入れるノックをやった。いわゆるクロスヘアピン。ほぼ全員が強く打ち過ぎ。結局誰も,コーチも1回も入らない。そしてなぜ入らないかを説明し,持ち方とか意識の話をしたら、高学年の子は聞く耳持ったよ。
 サタクラ生、次回は全体第2ステージですね。

ランキングサーキット応援の巻

2011-05-08 09:02:11 | Badminton
 午前中は今年度2回目のサタクラ。最初シャトル当てごっこで遊んだら、これって盛り上がるし疲れるってことが判明。さっそく全員のアップ代わりに導入。人数分のシャトルを床にばらまき、シャトル合戦開始。玉は一人一つしかない。だから投げたらすぐ拾わないと自分の持ち玉はない。ないとあてられ続けることになる。だからみんな走る。拾う。投げる。これを10分やったら汗だく。目に当たるというトラブルもなく、アップ終了。
 さて練習はというと、初心者と低学年を担当。最初は持ち方だの、構え方だのうんちくを少々述べ、とりあえず打たせることにした。とにかく10回続けようと。こうするとたちまちフォームなんてどっかへいってしまい、とにかく回数を目指すことになるけど、初心者の導入はこれが一番良い。一時間もやっていると30回をクリアする子がでてきた。ぼろぼろのノックシャトルなのでコントロールするの疲れるんだけど、子どもの頭の上に行くように慎重に返球していく。すると更に数を伸ばし、80を越える子がでてきた。もうこうなると互いの集中力合戦。打ちながら数えるのも集中力いる。しかしこの子すごいな。この打ち合いはどうやって終わりにするんだ。後ろで順番待っている子達もいるから100を区切りにやめようか、それともできるところまで続けようか、などと考え事しながら返球する自分。いかん、いかん、これではこちらの集中が切れてしまう、と思ったその時99球目のシャトルは彼のフレームに当たった。もう顔面、まっかっか。
 サタクラを終え、午後はランキングサーキット応援にでかけた。OB,OGが4人も出場する。会場は関係者ばかりで閑散としていた。選手の世代が追いついて来て、小学生の頃から良く知る子や両親の顔がチラホラ。館内に入ると調度女子ダブルスをやっていた。OGが3人とも試合中だった。選手のお母さんが遠くで見ている。「恐くて近くで見れない」ってその気持ちわかる。これがデビュー戦であったり復帰戦であったり、それぞれの思いがある。女子が終わると応援に駆けつけていた卒業生達がジワジワと集まって来た。ジャージしか見慣れていない子達だけど、さすがに大学生になると私服がんばってるね。現役生はのけぞりながら、久しぶりに先輩に会えて楽しそうでした。
 次ぎは男子ダブルス。ここに元下宿人が出場する。ンだけど、次ぎ試合だっていうのに我々のところに来ておしゃべりしてるし。「2巡目だからまだだいじょうぶですよ」って余裕そうなんだけど、案の定「お腹痛い」っていつも通りの展開。彼の好物のカップヌードルを差し入れようかと思ったけど、荷物になるからマックカードを渡す。ニコニコしていた。そんな彼の試合を笑いがなら応援して、というか見て、さて帰ろうとするとYショップでガット張っているもう一人の元下宿人が駆け寄って来た。二人同時に会ったのは卒業以来かな。
 会場では思いがけない人との再会続きで、さらに次につながることがいくつもやって来て、とっても心が満たされる一日だった。おもしろかったねと夕食を終え、ふと気づいた。あ、そういえば今日着ていたウォームアップどうした?サタクラのシャトル合戦で脱いで、それからどうした?せっかく気持ちよく眠りにつくところ、ちょっと帳消し。

 

考える大人

2011-03-28 16:15:23 | Badminton
  大人と高校生がゲーム練習始める前の会話。
 
 「この前の時のイメージと同じ?」
 「?」
 「ラリーのイメージ覚えてる?」
 「あっ、覚えてます。」
 「じゃあの時アドバイスした弱点も覚えているの?」
 「はい、覚えています。」
 「じゃー、そこ狙っちゃだめだね。」
 「だいじょうぶです。できるようになっていませんから。」
 「嘘つくのうまいんだから。」
 「・・・。」
 
 こんなやりとりの後のゲームを興味津々見ていると、なーるほど、大人は心理的に揺さぶりかけ、高校生はどこまでわかっているんだか、かわしながらも自分もかけようとしている。
 案外高校生は考えていない。だから考えていない相手に裏の裏から行くと、真っ正面だったりする。そういうところも大人は探っている。探られるうちに、高校生も探り始める。
 高校生は気持ちが疲れたようで、集中力切れて最後は大人に軍配あがった。 

 「大人は考えなきゃやっていかれませんからね。」
 ってゲーム後の大人から一言。
 ジュニアは、相手もジュニアだと考え過ぎて負けちゃうことも多々あるけどね。

久しぶりにおもしろいこと

2011-03-26 22:01:25 | Badminton
 久しぶりにシャトル打った。学校の体育館で電気つけなければ使用しても良いということになったから。本当に久しぶりだから、体がギシギシいってた。ちびっ子と打とうとしたら、「ケガしないで下さいよ」ってO川コーチが上目線で声かけて来た。何言ってんだ、と自信満々返せないところが辛いところで、確かに膝あたりがちょっと危ないかもしれない。
 初心者への指導は、卓球練習を経て自分なりに進化したと思う。基本練習と遊びのバランス。声かけのタイミング。人に教えてもらう経験を通して実感したこと。それらを実践してみた。やっぱり、教えるっておもしろい。

春がきた

2011-03-07 08:19:08 | Badminton
 週末立て続けに送る会2件あった。
 川間ジュニアの送る会は、料理と余興を中心に進化している。コーチのドタバタ劇「サザエさん」が定着し,何も言っていないのに式次第には余興No.3にサザエさんって書き込まれている。子ども達の余興は,男子はドラえもん,女子はちびまる子ちゃん,卒業生はクレヨンしんちゃん。子ども達は変装して人前に出ることに慣れてきて、今回はストーリー性もあった。これは進化といえましょう。しかしそろそろコーチ側にマンネリによるたるみがみられてきたので、第2ステージに進めようと思います。このままでは近いうちに子ども達に抜かれてしまうよ。
 そして日曜は高校の送る会。ここで挑戦したのは母達9名による余興。この計画は水面下で進め、サプライズを企画した。仲間と秘密を共有し練習を積む楽しさったらありゃしない。「えーこんなことやるの?」なんてネガティブな発言は一切なく、会う度に「ここはこうしようと」とブラッシュアップされていった。マイク無しでやるから,セリフが通ることがポイントとなる。だから自宅での,声だし,腹筋、滑舌トレーニングが課された。「まるで部活みたい」って発言も飛び出したけど,日頃部活でがんばっている監督さん(身内だけど)への感謝と、娘、息子たちの労をねぎらうと共に,何より自分たちが楽しみたかった。演じる側が真剣にやらないと受けない、ってあるコメディアンが言っていたけど、主役のYさんは「胃が痛い」って緊張し、手のひらにカンペ用意して大真面目に乗り込んだだけに、馬鹿受けだったようです。このへんの緊張感が大事なんだね。川間コーチ劇は、皆が緊張するようなネタ作りが課題かも?
 この会では新入生紹介もあり,送る会って何かの終わりでもあるけど,一方で何かの始まりでもあるね。
 

人の振り見て我が振り直せ、っか。

2011-02-24 10:06:02 | Badminton
 卓球始めた。結構おもしろい。最初はラケットの距離感つかめなく、全く当たらなかった。当たってもほとんどホームラン。
 誰でもうまくなるから大丈夫と慰められて帰った初日。それでもしばらく続けているとラリーできるようになってきて、それなりに楽しめる。が、
 打つたびに、まさに一挙手一投足、メンバーから指導が入る。この道で上を目指すならフォーム作りから入りたいけど、今更フォームやってもね、という気持ち半分、やはりフォームは大事だろうとバドミントンの経験をもとに思い直す半分。実際ある程度でき、更にその次ぎにステップアップしようと思うと、もう一度フォームからチェックしようかという気になるので、必要に応じて指導大好きメンバーにくっついてみたり離れてみたり。大概教え魔っていうのは男性。DVD貸してくれる人、本持って来て説明してくれる人。更にはラケット手にとり、もっといい物買った方がいいと勧めてくれる人。練習前半は、フンフンと素直に指導に耳を貸し、後半はそんな事聞いちゃいられないって自由に、実に奔放に打ち合う事にしている。また同じような人がいて、「自由に打つと試合みたいでおもしろいね!」と勝手に盛り上がり、残り時間を気にしながら汗かき練習時間終了になる。
 人から教えられる立場になって、バドミントンを子ども達にどう教えたらいいかもいろいろ見えて来た。初心者の場合。選手コースの場合。声かけのタイミング、説明の仕方。確かに基本は大事だけど、つまらない基本練習に楽しさを作る方法も。
 

雑巾がけをする

2011-02-19 22:36:03 | Badminton
 今日のサタクラは高校生となったスーパーモンキーズが手伝いにやって来た。スパモンの3人は、ジュニア生だった当時なんでもワーって取り組んでくれた。雑巾がけするよっていうと、真冬だろうと、水が冷たかろうと、それでもワーって大はしゃぎしてやっていた。
 だから久しぶりのスパモンを迎え、サタクラ始まる前にみんなで雑巾がけしました。砂埃で真っ白な床に雑巾のラインが入っていく。いい光景です。

 

遠征の意義

2011-02-17 07:06:35 | Badminton
 野田ジュニアの面々、今週末は新潟遠征に出発する。今年で7回目になる。
 若葉カップには新幹線で行く。それが結構落とし穴だった。子ども達は「ワーイ、新幹線だー」ってはしゃぎまくり、みんなお上りさんになってしまい試合モードでなかった。そんな苦い経験から選手と監督、コーチだけで乗り物で移動する経験を積まなければいけないということになった。特に新幹線慣れさせようという事で、新潟遠征を取り入れた。
 川間駅に集合した子らは、スキーいくのか?って重装備だったり雪道に備えて長靴だったりと、子離れできていない保護者の過剰な心配を背中に感じての出発なのでした。2年目からは5年生以下でチーム編成して、新チームの第一歩とのコンセプトを固めていった。この遠征をさらに発展させたのが、春合宿。若葉にむけて集団行動に慣らしチームワーク作りが目的だった。結局のところ何もかも若葉につながっていたんだけど、その成果は数年後に出て男子チーム全国優勝を果たした。
 2年目の新潟遠征は女子監督として同行した。体育館に到着し開会式を終え、軽くアップしたところで練習試合開始となった。野田ジュニアの皆はすぐに半袖短パンになった。ゲーム中このスタイルになるのは当たり前のことなので寒くたって違和感無い光景だけど、新潟チームの監督は「千葉から来た皆は半袖短パンだー。お前らそんな格好でやってんじゃない!」と高い声で子ども達を一喝していた。さすがT監督。勝つか負けるかではなく、こういった視点で子ども達を叱咤激励する教育者なのです。私はと言えば、遠方から来たチームを温かくもてなそうとする保護者の気配りに感じ入り、それをそのままチームに持ち帰ったのでした。
 
 

新年、上を向いて歩こう

2011-01-09 23:45:26 | Badminton
 先日の川間ジュニアの新年会のこと。
 前回コーチの余興で笑いの渦となったので、それに気をよくしてサザエさん第二話を作成。
 第一話はキャスト紹介的な展開で、内容はそっちのけで変装したコーチが登場するだけで大笑い。そこそこのオチだってあったんだけど,ストーリーよりもビジュアルに笑いをとったという感じ。では第二話は。2回目ということもあり同じ笑いはとれないから、ここはひとつドタバタと真面目をからめ、さらにもう一つサプライズをいれた脚本でいくことにした。そして何より、この劇の中にみんなへのメッセージをこめた。
 冬期講習で忙しくなるからと、脚本は数日前にコーチにメールで配信。前回のように前日配信でなかっただけに、それぞれが役作り時間があったのが良かったのか悪かったのか,皆「えー」とか言いながらも、それなりのこだわりの準備でやる気満々で集合した当日朝。第一話のビデオを見てその反省点を今回に活かそうと思っていたけど、結局は「勢い」ですよ、何事も。
 新人Tパパのノリノリ芸、Gコーチののど自慢級の熱唱、Mコーチの変装等。そして皆で歌った「上を向いて歩こう」。
 更に何が良かったって、子ども達の余興が女子チームはちびまる子ちゃんで,男子はドラえもんだったこと。コーチの芸がこうやって子ども達に感化しているんだということ。何度もこの路線で行くと「安易に真似するんじゃない!」って一喝することになりそうだけど,今回はOKということで。

プラスαに力を入れる

2011-01-07 09:08:38 | Badminton
 冬期講習にあけくれているけれど,いつのまにか巷は通常の生活を取り戻しているようです。溜まっていた要件をまとめて済まそうと,銀行、市役所、公民館と回ると,何事もなかったかのように業務が行われている。かろうじてこの間まで正月だったことを証明してくれるのは、辻辻で新年の挨拶が儀礼的に行われていること。
 そんな正月気分が幻になりつつある頃,川間ジュニアの新年会が行われます。結構これが大事な行事。子ども達はここで余興を披露します。たかがバドミントンの集まりで,全員が揃うのは週に1回あるかないか。そんな集団でも、それなりに準備して芸を披露することになるのです。川間ジュニア当初は、たいてい子ども達は恥ずかしそうになぞなぞか歌を披露。それが少し発展して体力系へ。1分間に腕立て何回できるか的な。これを更にビジュアル系に発展させ「二人羽織」。これはしばらく男子が好んで採用していたけど、準備はお母さん,演じるのは指名された観客と言うあまりにも他力本願かつ安易な選択が続いたので、これにより二人羽織は封印。2年ほど前から男子は芸に磨きがかかり、コントを披露。がんばって練習した様子が伺えるようになって来たので、それなりにチームの成熟を感じるのです。
 バドミントンとは関係ないこと。こういうことに懸命になる。案外そういう子が結果をだしたりするのです。今年はどんな芸が披露されるのか。コーチもそれなりに準備中ですから。

 
 強風に怯え家に上がり込んだバン。安心したらとにかく眠いのです。

道後温泉をほんの少しかじる

2010-12-27 19:50:05 | Badminton
 まだ全小続いているけど、私的には終了。団体戦表彰式後解散ミーティングを終え、ちょっと気がかりなルイテツをO川コーチにバトンタッチし、一路松山空港へ。
 機内では、「ウワーすっげーっ!」って眼下の景色に純粋に興奮する後ろの小学生の騒ぎに、思わず窓に誘導され首ひねりながら四国の美しい島並みと夕日を共に感動。
 いつもいろいろあるけど、いろいろ感想あるけど、何がよかったかって、もちろん道後温泉。ホテル前から路面電車に乗って行くというアクセスがいいね。帰りも電車だから湯冷めしないように温泉はつかるだけにした、道後温泉本館。うじゃうじゃとバドミントン関係者がいる中、サッサと2階席へ。通された席でシステム説明を受け、細い通路を抜け急な階段を降りるとそこは脱衣所。もうとにかく早く風呂につかりたい一心で浴室へ突入。しかしつかるだけの予定だから他にやる事ないからさっさとあがり、浴衣を着て先に案内された2階大広間へ戻ると。えっ?T県男子チームご一行がそこで浴衣に着替えていた。お茶と御菓子をいただきそそくさと建物を出る。なんでって本来いきたかったのはその隣の椿の湯。夕食とお土産買いを終え、一人になってさてそこからが本番。
 椿の湯は入口でまず入浴券360円を払います。入口で券を渡すと「ロッカー10円かかるよ」って言葉を背中で受け足早に脱衣所へ。さっきの湯より広い。それに断然すいている。浴場も広い。湯船は深いのと浅いので2カ所。まずは髪と顔を洗う。さっき汗をかいても何も洗っていないからこれでとりあえずスッキリ。ゆったり体を洗い、ようやく湯船へ。そしてようやく全体を見渡すと、おーっと周りはみんなおばあちゃん。湯船に腰掛けている人、湯注ぎ口で肩に湯をあてている人、洗い場でずーっと座っている人。ここなら1日だっていられる。とはいえそうやって一晩中いるわけにもいかず、1時間程度で椿湯をあとにするのでした。この温泉、また行こう。

 
 道後温泉本館

心の集中と解放

2010-12-13 06:35:58 | Badminton
 全小まであと2週。小学生達、西武台練習に参加させてもらった。高校生に回してもらう練習。この子達いつも通りにはいかない。どんなにスマッシュ打ち込んでもラリーは切れないから、疲れる。微妙に取りにくいところにシャトルが返されるから、走り続けるようになる。だから、おしゃべりできない。いつもならラリーが切れればくっちゃべる。コートに入りながらも、下手すりゃラリー中だってパートナーとくっちゃべる。ノックのあかつきには、待ち時間はずーっとしゃべってる。O川コーチいわく、「よくあれだけしゃべるネタあるよなーって、ある意味感心っすよ。」普段どんだけ集中していないんだか。確かに今はしゃべらず練習しているけど、じゃー集中できているかっていうとそういうわけじゃない。打ちながらもチラチラこちらを見ている。やっぱりダメか。最初に下で集合して、きちんと練習の意味付けしてから参加させればよかった。
 怒ってはいけない、褒めないといけないっていうけど、締めるときは締めないといけない。

たまにはどっぷりアナログしたい

2010-11-23 23:44:49 | Badminton
 野田市バドミントン協会30周年記念祝賀会があった。さすがにジャージ出席者はいなかったけど、自分と同じように普段着はジャージの人たちが多かったから、着慣れない正装で少々ぎこちない式典なのでした。よそ行きの言葉で進行されるけど、ちょっと気を許せば「だべー」がでちゃいそうな地元民の集まり。だから肩凝らない。貴重な話も聞けた。川間ジュニアの前身、川間地子連をたちあげた初代野田市バドミントン協会長のスピーチ。コートもネットもない長方形の川間小体育館でバドミントン指導をスタートさせた話。その地子連が解散した後始めた川間ジュニア。あれは15年前。川間小にネットはあったけどラインはなかったなーって思い出した。そんな余韻を残し会を終え、次ぎの会へはしご。こちらは自治会の集まり。
 川間公民会和室へ集まる。歴代の村長写真がズラーッと見下ろす部屋に座卓をコの字に並べ地元関係者が既に集まっていた。開始時刻ギリギリに到着すると、「はいどうぞこちらです」とフランクに迎えられた。
 地域のゴミ減量推進員が不法投棄とりしまりパトロールしてまわる。来月の当番を決めるための集まりだったのです。みなそれぞれが都合の良い日を申告し、日程表を埋めていくという会議。みんなバラバラに希望言うからまとまるのだろうか。エクセルかなんかで入力するか、少なくともホワイトボードにマトリックスで書き出したらもっと効率よくまとまるのになー、なんて思ったのが初回参加の時。みんなが口々に言う希望メモしながら何となく日程埋めてしまう超アナログ会議。今回もそうだった。何かに書き出すわけじゃなく、みんなが口々に申告するだけなのに、微妙な空気の中見事に日程は埋まった。なんでこうやって決めることできるんだろう。なぜ?今回は会議二度目だったからそのわけがわかった。みんなが気配りしている。自分の都合を一方的にまくしたてる人はいない。また先に入った予定を鑑みながら隙間を埋めるように申告している。
 これだね。本来パソコンなくってもこうやってできる仕事多いんだよね。デジダルで処理しなくも、人情があればできるんですよ。

 

サタクラでのアップ法

2010-11-21 13:22:50 | Badminton
 最近サタクラでやっていること。サタクラのコンセプトは、子ども達がバドミントンを通して体を動かす経験をし、できれば少しでもバドミントンの技術を習得するというものです。選手育成が本題ではないから、いかに楽しく向上心を刺激しながらやるかがポイントとなる。これってジュニアチームだって基本は同じでしょ。だから参考になると思うので、最近とりいれたこのアイディア披露しちゃいます。
 挨拶を終えたら丸くなって体操します。そのまま一人が中央に残り、形態模写大会の始まり。『これと同じ動きできるかな?』と子ども達に振ります。最初はできれば体の軟らかい人が入って欲しい。川間のサタクラでは顔面と同じくらい体の表情豊かな中学生が入ります。器用に足がクロスしたり、腕がからんだり。軟体動物みたいなひょうきんバランスポースを繰り出します。これを皆で真似する。説明はいらない。同じ格好して、と指示するだけ。みんなでゲラゲラ笑いながらなんとか真似しようと四苦八苦。次ぎはマッチョ系で形態模写。それ系得意なMコーチが中央へ。V字バランス。指立て伏せなどが続く。やっぱりここでも真似して!と指示すれば良い。そして最後はO川コーチ登場。実はこれからが本題。子ども達には中央の人の真似スイッチ入っているから動きの説明いらない。O川コーチが繰り出すのは、バドミントンのステップ。こうやって笑い転げながらバドミントンの練習に引っ張っていく。突発的に思いついて始めたけど、これって結構いい練習法じゃんと自画自賛。
 中央に入る人が、次回は何やろうかと考えることになるのも、結構いいじゃん。

手取り足取りしない時

2010-11-07 12:23:54 | Badminton
 1年生を迎えてのサタデークラブ2回目。ネット前にシャトルを上げてたたかせるトスノック練習をやる。握りや回内を説明したので、一応その通りにやろうとするからなかなか当たらない。それでも何度かやっているうち,当たった。さらに少し遠くに飛んだ。そして少し強く打つことができた。1回目のサタクラのときは全く当たらなくて,大人にラケット持って当てさせてもらい、当たる喜びで顔が輝いていた子。しばらくトスノックやって何度か当たるようになったから、じゃあ打ち合いしてみようと1ランク上の練習になった。とその時,前回介添えをしたコーチが入って来て、その子のラケットを握って当てさせてあげると子どもの背後に回った。一瞬「えっ!」てリアクションした子は数球はそのままになっていたけど、「自分でやるいからいい!」とその手を振り払った。
 そう、このタイミング。手を出すか出さないか。他人ならうまくいくのになー。