まいにちまいにち

お母さんの毎日は いつも同じようで、
少しの素敵がチラリ。

新しいことを。

2009-05-01 | 朝の絵本の時間

そう、4月になっての 新しいことと言えば 

学校でのよみきかせで、高学年のクラスでも本を読むようになったこと。
4年生の前で読むのも、6年生の前で読むのも
そう大差はないと思う方も多いかもしれないけれど
私たち素人集団の中では、ものすごーく大きなことでした。

つまんなくても付き合ってくれる学年。
目立ちたいがために すごーいチャチャを入れることもできる学年。
一緒に聞いてる先生が「不要」と思えば、いつでも中止にする口実(?)のある学年。

なので、せっかくの15分が無駄なものに成らないよう・・・
次の回に つなげることができるよう・・・  選書について話し合ったり
いつも以上に 「力」 がはいっていたのでした。
(ここでも アドバイスくださった方々、ありがとうございました)

うちでは 選書も練習も 中1の娘が付き合ってくれました。
聞き手は こんなに本好きの子ばかりじゃないってことも思いながら。

練習してた最終日、娘がこんなことを言ったのです。

お花はさ~、こういうの好きだし、小学校にいるうちに お花たちの学年にも
来て欲しかったけど、ぜったいつまんないチャチャ入れる奴がいて目に浮かぶようだし
ましてや それを自分の親が言われるなんて、考えただけでも嫌だもんね~。
だから、そう思うと、自分たちの時には 来てくれなくて良かったかも・・・って思うよ。


ちょっと びっくりした。
「いつかは娘の学年にも」と思いつつ、3年間そのままにしてしまったのに
そんなふうに思っていてくれただなんて、 ちょっと淋しくて 嬉しくなった。

それで、ちょっと勇気をもらった。 6年生の前でも 頑張って読むぞ!
お花たちに読む分だと思って ・・・。


6年1組の教室に入ったとき 連絡が行き届いていなかったようで 
困ったことに みんな机に着席した状態・・・ 
今さら 机を下げると時間がなくなっちゃうので そのまま 私は立って読むことにした。

  

お花が4年と6年で受け持たれたW先生だけれど、なんとなーくwelcomeじゃない感じを受けていた。
で、しずかーな中終わって 最後に「内容も面白かったですが、jasuminさんの読み方が
素晴らしかったですね。参考にしたいと思います」と言われ、私は縮み上がってしまった。

          ひぇ~    ・・・   しっぱい?

もっともっと練習したらよかったなぁーとか、内容、面白かったかなー?とか ずっと考えてた。

夕方、読み聞かせの仲間から電話が入り・・・
「W先生が お花ちゃんちに電話しようと思ってたの~って言ってたよ」 と知らされた。
実は(やはり?)W先生は 6年生に読み聞かせは・・・と思っていたけれど、
すごくよかったって言ってくださったらしい。 音読の宿題だって みんなたいしてやってこないし
あんなふうに読んでくれると よかった~!って。
「のみのぴこ」は こんな文だったけ~?って 途中まで書いて持ってきた生徒もいたよ と。
なので、自分たちも選書はすごーく考えたし、練習もいっぱいしたんだと ちょっとアピール(笑)
したらしい。

少し ほっとした。

また 次につなげられる・・・って ほっとした。

そんな4月の 新しいことの 始まり。
そして 今日から 5月です。


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ruca)
2009-05-01 21:15:16
jasuminさん、こんばんは。
第1回目の6年生でのクラスの読み聞かせ、
お疲れ様でしたー。
どのくらい考えて、どれくらい練習して、どれくらい緊張したか‥
私にも、よくわかります。(わかると思います)

rがいない小学校での読みきかせは、5月の連休明けから始まります。
私も気をひきしめて、がんばろうという気持ちになりました。

余談ですが。
ガッコウのセンセイでも、案外声を出して本を読む楽しさ
知らないヒトや忘れかけてるヒトもいるなあって
たびたび思うのです。
あと、高学年に絵本ですか~?みたいなヒト。
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お疲れ様 (こもも)
2009-05-01 23:42:06
記事を読みながら、私まで緊張して、胃がキュッと縮みました(笑)
最後のところで、ホッとして、胃が元の形に戻ったところで
私、何やってんだろーって可笑しくなりました(笑)
いやあ、ご当人さんは、もっともっと緊張されたのでしょうねえ。
本当に、お疲れ様です。

息子は、高学年になって「おはなしの人」が
クラスに来てくれなくなったこと、とても
悲しんでいたのですよ。
それから、中学年のとき、友だちがチャチャを入れたり、
うるさくして、聞こえなくなってしまったことも。

今だって、娘に読み聞かせていると、静かに横に座って聞いている息子くん。
中学生になっても、絵本は大切な宝物みたいです♪
どうぞ、6年生にも、その楽しさの扉、少し開けて見せてあげて下さいね!
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よかったですね。 (マーガレット)
2009-05-02 16:17:30
私もどきどきして読んで、最後にほっとしました。よかったですね。
いろんな考えの先生や親御さんがいるけど、絵本を読んでもらう楽しさを知っている人が楽しんで読んでくれたらそれが一番の絵本の伝達人です。
そのためには選本も読む練習も中味をようく感じることもたいせつな準備ですよね。
これからもがんばって続けてくださいね。
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知らなかった、です。 (toko)
2009-05-03 07:10:46
jasuminさん お邪魔いたします。

記事を読ませていただいて、jasuminさんが「このような」活動をされている事も、
また、「このような」活動をしている人が居らっしゃる事も、私は知りませんでした。
小学生にも読み聞かせの時間があるのって、私的には「あたらしい」感じがしましたが、
こういう活動はきっと、ずっと前からあるものなんでしょうね?

私は最近、お母さんになったばかりなので、子育には、知らない事がたーくさんあるんだな~と思いました

人前で「何か」をするというのは、とっても緊張するものですよね。
私もちょっと前までは、人前でするお仕事をしていたのですが、
相手がちいさな子どもだと、ある程度おとなの人が相手なのとは、また状況が随分と違うのだろうな~・・・とドキドキして記事を読ませていただきましたっ
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さすがです (ROKO)
2009-05-03 08:20:25
お花ちゃんの言ったことを読んで、「あっ」と思いました。
上の娘は、私がクラスに読みに行くのを嫌がっていたの
ですけれど、こんな気持ちもあったのかな~って。

先生の感情も伝わってきちゃうと、読みにくい時ありますよね~。
「これはのみのぴこ」私は息切れがしてしまって
まだ、読みきかせでトライしたことはありません。
息継ぎが成功すれば、子ども達の賞賛を浴びることは
間違いないでしょう。
きっと、こころのなかで「おぉーっ。すごい!」と思って
いたんだと思います。

私も高学年向けというと、つい選書も構えてしまうのです
けれど、jasuminさんの選ばれた本は「ちょうどいい」って
思いました。「ちょうど」っていうところが難しいのですが。
さすがです!
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*rucaさんへ (jasumin)
2009-05-03 09:50:22
rucaさん、どうもありがとうございます。
ほんとに、新学期早々から気を揉んだ出来事でした。
ずっと読み続けてきた学年が6年生になった、というのとは
ちょっと違っていたので。子供にとっては「何?」って感じでしょう?
でも、きちんと自分たちのことを考えて持ってきてくれた本だとか
この人はちゃんと練習して来てくれたんだとか、そういうことは
きちんと受け入れてくれるだろうと、真摯に臨みましょうと話したのです。
なんとか・・・成功だったかな?よかった。
先生方にも、ほんの少しの楽しみを感じたり、思い出したり
してもらえるといいですよね~。

今朝、清志郎さんのニュースを知って驚いています。
rucaさんのことを思い出したんです。
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*こももさんへ (jasumin)
2009-05-03 09:57:50
ほんとに、ドキドキの出来事でした。
6年他のクラスで読んだ人は、お腹が痛くなってしまった人がいて
でも、結果受け入れていただけたようで、キリキリした甲斐がありました。
ただ、やはり思うのは、メンバーの中のお子さん(6年生)が言ったそうですが
楽しいもの読んでくれるんなら聞くよ、って感じかも。
ただ、みんなそんなに本が好きではないみたい・・・って。
そうなんだろうなーって思いました。
こういう活動しようって大人の家にはきっと本があるんだろうし
自分の子供にも本を読みますもんね。なので、小学校に入ってから
パッタリ誰かに読んでもらうなんてことなくなった子は
自分で思うより多いのかもしれません。
そんな中でも、息子君やお花みたいな子が、小さく「やった!」と
思ってくれているのなら、こんなに嬉しいことはありません。
6年生だって、読んでもらうのまだまだ楽しいはずなんだものね~。
中学生だって楽しいんだから!
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*マーガレットさんへ (jasumin)
2009-05-03 10:01:47
マーガレットさん、どうもありがとうございます。
マーガレットさんのような方の言葉は、ほんとにナルホドと
思わせてくれて、すごくありがたいです。
他のメンバーにもその言葉を伝えさせてもらいます。

選ぶ目を養ったり練習することはもちろんですが
本の中身を感じて伝達すること、いつも大事にしたいと思います。
大変だったのですけれど、その分やっぱり楽しかったです。
いい緊張感!(笑)またたくさん参考にさせてください。
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*tokoさんへ (jasumin)
2009-05-03 10:11:51
tokoさん、こんにちは。
そうなんですよー。小学校で週に一回「よみきかせ」させてもらってるんです。
息子が1年生のときに仲間集めから始めて、いわゆる言いだしっぺです(笑)
この6年生の読み聞かせの朝も先生が「学習ボランティアの○○さんです」
「ボランティアって知ってますか?お金をもらわなくても自分の時間を
さいて、人の為に何かをやってくれることです」なんて紹介から始まって
もうほんとーに縮み上がります(笑)好きでやってるんだけどなって。
今は「流行」と言われるくらいに、各学校で活動はさかんだと思います。
ここにコメントくださってるrucaさんやROKOさんもやってらっしゃるし
マーガレットさんなんて家庭で素敵な文庫を開いていらっしゃいます。

講習会などにも出かけますが、やはり思うのは「子供だから」と
簡単に考えないでより真摯に取り組むことと、やはり人の生声で読むのが
いいんだろうなーってことです。
CDでもなんでも、プロの方のお話ならいくらでもあるんですけどね。
小さいころにたくさん読んでもらった子も、ほとんど読んでもらわなかった子も
少しでも「本は楽しい」って気持ちを持ってもらえたら嬉しいですね~。
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*ROKOさんへ (jasumin)
2009-05-03 10:20:14
ROKOさん、こんにちは。
ROKOさんの「ちょうどいい」は、とても嬉しいです(笑)
高学年だからと、ものすごーく構えてしまって
難しくても長くても大丈夫かもと思うと、道徳的に
なりすぎてしまったりして。
仲間内で話したのですけど、特に1回目なので、
道徳的すぎる内容だと「大人はこう考えてほしいんでしょ」って
思う子供もいるよね、って。なのでそうならないように
楽しいものを選んだつもりなのです。

のみのぴこは、「知ってる~」って雰囲気が広がった中で
とても読みやすかったですよ。
でも、もう読まなくても言えるくらい覚えていて
「あ~私、覚えてる!」って思ったとたん、一瞬飛んでしまいました(汗)
油断大敵です(苦笑)
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