まいにちまいにち

お母さんの毎日は いつも同じようで、
少しの素敵がチラリ。

卒業。そして巣立ちの会。

2009-03-25 | まいにちのこと

卒業の日。
雨ではなかったものの、うなるような風の一日のはじまり。
早朝から 私のお友達から 数通のお祝いメールが届きました。
「この風は トトロもお祝いしてくれてるんだよ」 と。

転校してきて 2年生の終わりから始まった この学校での生活。
何か 困ったことって あったの? 嫌なことって あったの?
なーんにもなかったなんてこと ないと思うけれど なんでも頑張って過ごしてくれた。
私は そんなに心配したことないんだもの。
だから ごめんね。
でも、友達が大好きで 学校が大好きだったのは よくよくわかります。
最後だからさ、入学式みたいに 3人で手をつないで行こうよ って言ったら
拒否はされませんでした。(実際に 手はつながなかったけれど・・・)
お父さんの髪が 余計にボンバーに吹きすさぶのを笑いながら
もう背負うことがないからと わざわざランドセルも背負って行ったのです。


そして今朝、本当の意味で 小学校の気になることから 解き放たれてきました。
実は 6年生になって修学旅行前に 担任の先生に本当のことを言えなかった・・・
娘も私も ずっとずっと心に残っていたことがありました。
卒業式までには言った方がいいよ と言ってはいたものの
ずっと言えなかった彼女を連れて 片付けに追われている先生を訪ねたのです。
自分が失くして 提出できなかった書類を 「出したはず」と偽ってしまった彼女。
先生から 「私がなくしてしまったようだから 申し訳ないけど もう一度出して」と電話を頂き
先生が謝ってこられたのです。が、その書類を私が部屋で見つけ それ以来悶々としていた訳です。

「お花は 先生に嘘をついたままでいいの?」
「先生に嘘をついただけじゃなくて 先生に謝らせたんだよ」
「嘘をついたままにすると決めたならそれでいいけど お母さんはずっと覚えているよ」

そして今朝、先生は 母の意図を十分に理解してくださいました。
娘は ひとこと 「ごめんなさい」 と。
同じ一日なら 何か心に引っかかっているよりも すっきりしたほうがいいよ と先生。
「来てくれてありがとね」と受けてくださいました。
あー、よかった。 これで ほっとして 卒業です。


それでも、卒業に関することは もうひとつイベントが残っています。
学童クラブの「巣立ちの会」。 今夜です。
6人の卒業生のうち3人は、先生が幼児園の頃から担任したことあり
12年間の成長を見守ってきた子なのです。
毎年、先生からの手紙にもらい泣きしてしまうのですが、今夜はその当事者になってしまいます。
母からのひとことも言わなくてはならず・・・少し戸惑いもありますが
みんなに見てもらって 祝ってもらって 巣立ちを意識することは 本人たちにとってとても大切です。
頑張って 並んでこなくっちゃ。
巣立ちの会も どうぞ 素敵な会になりますように。

だってね こんなに大きくなったのですよ。

 → 
同じウサギと撮ってみました。<1歳前のお花> と <6年生のお花>です。