先生のその容姿や、お作りになる作品のグロテスクさとは
うらはらにどこで会っても知的でにこやかでとてもお優しい先生
でも、芸術のことになると言う事は厳しい、
というか、急に表情が変わります(汗)
やっぱ、芸術大学の教授の先生だなと・・。
今日のねんど造形の講座では、7週に渡り
お客様と会話しながら作品を作り続けていると
いうことだったので質問コーナーで「その粘土はそんなに置いといて
かたまらないのですか?」とお伺いしたところ、
「自分で東急ハンズやら、美術用品の専門店やら
歩いていろいろ見て研究してこないといけませんわ!」と
マジメな目線でおっしゃった。
私は音楽畑の人間なのだが、たとえば
メトロノーム一つとってみて、たいていの楽器店の店頭には
1種類しか置いてないことが多い。
でも実際には“どんだけ!?”ってくらい多数の会社が
メトロノームを製造している。
バイトの販売員は種類についてしらないことが多い。
だから、専門家の先生の口から直接教えていただくことで
店頭にもし無くても「○○という種類の粘土が探せばどこかにあるはず」と
わかるものなのだけど。
厳しかったね!
先生の御専門は特殊映像と特殊メイク。
催しは明日が最終日。
いろいろな特殊映像の映画やXJAPANの舞台芸術、
ヨシキさんや聖飢魔Ⅱの宣伝写真など
手掛けておられて、そういうものも展示されています。
1枚目の写真のねんど造形は、こんなふうな型をとって
のちに完成した作品が作られるそうです。