大阪高槻市で発見された女子中学生の死体遺棄事件は、その後の調べで老輩にはショックなことばかりだ。事件前、少女と同行していた少年の行方は依然として不明だが、あまりにも幼すぎる子供たちの”禁じられ遊び”が事件の背後にあるようだ。
ショックの第一は、中学生といってもまだ一年生である。それがいくら夏休みだからといっても、家出し深夜二人で町をうろついていたことだ。少年少女と同年配の頃、僕は戦闘帽をかぶった中学生だったが、当時は大人の男女さえ昼間手をつないで歩くことさえなかった。中学生が女学生をナンパして喫茶店に入ろうものなら警察に捕まり補導されたものだ。
第二のショックは家庭での子供のしつけである。まだあどけない少女なのに夜間勝手に外出を許していたことだ。学校でもこれを知っていたようだが、特に注意をしていなかった。驚いたのは、防犯カメラに映っていた二人の深夜の行動である。人出の途絶えた街の中を二人でうろついていても、だれも不審に思わなかったのだろうか、かっては駅前の繁華街には警察官がパトロールしていたものだったが。
最大のショックは、少女の遺体の残酷さだ。後ろ手に縛られ、口は粘着テープでふさがれ、手足には無数の刺し傷があったという。まだ、あどけない少女である。何があったのか判らないが、こんな殺し方をするの犯人は人間ではない。それにしても、最近残虐な殺人事件が多すぎる感じだ。今年4月には千葉の芝山町で18歳の女性が、生きたまま埋められ殺さた事件もあった。何か日本の社会全体が殺伐としてきたのだろうか。
ショックの第一は、中学生といってもまだ一年生である。それがいくら夏休みだからといっても、家出し深夜二人で町をうろついていたことだ。少年少女と同年配の頃、僕は戦闘帽をかぶった中学生だったが、当時は大人の男女さえ昼間手をつないで歩くことさえなかった。中学生が女学生をナンパして喫茶店に入ろうものなら警察に捕まり補導されたものだ。
第二のショックは家庭での子供のしつけである。まだあどけない少女なのに夜間勝手に外出を許していたことだ。学校でもこれを知っていたようだが、特に注意をしていなかった。驚いたのは、防犯カメラに映っていた二人の深夜の行動である。人出の途絶えた街の中を二人でうろついていても、だれも不審に思わなかったのだろうか、かっては駅前の繁華街には警察官がパトロールしていたものだったが。
最大のショックは、少女の遺体の残酷さだ。後ろ手に縛られ、口は粘着テープでふさがれ、手足には無数の刺し傷があったという。まだ、あどけない少女である。何があったのか判らないが、こんな殺し方をするの犯人は人間ではない。それにしても、最近残虐な殺人事件が多すぎる感じだ。今年4月には千葉の芝山町で18歳の女性が、生きたまま埋められ殺さた事件もあった。何か日本の社会全体が殺伐としてきたのだろうか。
ご指摘のように思春期は親への反抗期であり、家にいたくない気持ちはよく解かります。姉が死んで事実上一人っ子だった僕もそうでした。
新聞によると、普通の家庭の子で、とくに問題児でもなかったようです。やはり、親のしつけのようですね。昭和63年暮れから64年にかけて、東京でアルバイト先から帰宅途中の女子校生が、チンピラグル^プに誘拐監禁され、殺害された事件がありましたが、何かそれと似ている感じがします。嫌な事件です。
親が不在の家庭なのでしょうか?
思春期は、とにかく社会にも親にも、自分を取り巻く環境に、無意味に腹が立ったりするもので、冒険的な家出をしたくなる気持ちもわからないではないですが、それを実行させてしまった背景に何があるのでしょう?
また、少年は生きているようですが、少年の犯行なのか?それとも大人が関わっているのか?
殺され方があまりにもショッキングです。
大阪の一部の地域は、かなりの貧困が問題になったりしますが、最近は事件の裏に貧困があったりして、社会全体が貧富の差により気持ちも荒廃してきています。
地獄の沙汰も金次第ではないですが、普通に暮らせる程度の余裕のない社会は、どんどんスラム化してくるように思います。