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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

IE6の呪い

2008-09-12 01:59:24 | Weblog
ブラウザで依然 IE6(インターネットエクスプローラー6)を使っている人が多いという話をしましたが、早く市場から消えてほしいというウェブデザイナーや、製作者の方は多いと思います。CSS+XHTML(W3Cに準拠した標準的なサイトの構文の書き方)で作成すると、バグが多かったり、解釈がおかしくてデザインがずれるといったことが多いブラウザです。

CSSの解釈が最も正しいと評価されているのはMozilla系のFireFoxとされています。
サイトを作る際にはFireFoxで最初に表示確認し、ある程度出来上がったらInternet Explorerでも確認するのですが、IEで表示くずれが発生してどう頑張っても直せないパターンが結構多いです。そういう場合裏ワザがあるんですが、使うと文法上正しくない表現になってしまうケースがあり、やたら使えません。

サイト製作段階でクライアントにテストサーバーで見てもらうと、なんだか、はみ出ているとか、形がおかしいと言われることがあります。そういう時は大抵 IE6で見ている場合が多いです。(もちろん直します。)

比較的新しいブラウザには、「標準モード」と「互換モード」という2つの表示モードがあります。
標準モードとはW3Cの標準仕様に準拠した正しい表示をするモード、互換モードは古いブラウザと同様に独自解釈の表示をする モードです。

※XML宣言をすることでIE6では互換モードとなってしまい、枠や隙間の取り方により、多少なりの表示崩れは起きてしまうことはわかっていましたが、まったく表示されないケースがありました。

もちろんいろいろな条件が重なってのことだと思うのですが、どうしてもIE6だけ表示されない(ファイルはhtmlでなく aspというプログラムファイルです。)ので、思い切ってXML宣言を削除しましたら、正常に表示され動きました。

稀なケースかもしれませんが、まったくやっかいなブラウザです。はやく消えてほしいです。

余談ですが、役所、官庁ではほとんどと言っていいくらい、IE6が使われています。疑問に思ってなぜか聞いたら、ブラウザを変えるのに稟議書が必要で、変える必要性を書かなければならないとういことで、大変だから誰も変えないそうです。

最近省庁の建物、役所の建物が相次いでリニューアルし、近代化を図っています。行くと外資系の銀行が入っているような立派なビルです。それなのにパソコンは古いし、ブラウザも古いままとは、ちょっと首をかしげます。



※XML宣言とは、その文書がXML文書であることを明確に示す文字列です。 のような構文を一番頭に書き込みます。なんだかわからない人は、最近の標準的なサイトはそのように作られていると思ってください。



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