Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

12月11日(月) 保育園2園存続署名 1,700筆超える。

2023-12-11 21:48:25 | 日記

昨日書いた池田町議会での町長答弁に対して、今日、前行財政改革推進委員会の委員4名の連名で、訂正を求める書面を町長および議長あてに送付しました。

昨日の町長の問題発言は、服部議員の「保育園がなくなる池田町南部では、保護から存続を求める声があがっている。生の声を是非聞いてほしい」という質問への答弁の中で飛び出したものです。昨日は、私の記憶を頼りに書いていましたが、今日その部分を文字起こししたので、正確に記録しておきましょう。

その(=保育園の統合か現地建て替えかの)結論を出すに当たっては、アンケート等で何回も調査をして、さらに行財政改革推進委員会でも、1億円かけて(改修をした後)10年後まで引き延ばしをして、その後は子どもが減るから池田保育園に統合できるんだという結論を第3案として諮ってほしい(との答申を受け)、いわゆる延命の案を提示されたところであります。そういうことを考えますと現地建て替えか統合か、結論的には2案に絞るということになるわけです。

ご覧の通りで、「行革委員会は、10年後まで引き延ばし、子どもが減るから統合できるという結論を出した」と述べています。これを「延命の案」とまで言っているのです。
結論を先送りし、子どもが減るまでわざと引き延ばしを図っていると言わんばかりの、行革委員会の答申とはある意味で真逆の描き方をしているのですから、私から言わせれば行革委員会を貶めるもので悪質極まりない。謝罪だけでは済まない問題です。

なぜ行革委員会とは「真逆」なのか。行革委員会では、保育園児を増やすことが重要なのであり、そうした対策を十分にやって、その上で保育園をどうするのかを決めたらどうかと提言したのですから。「子どもが減るから統合できる」と言ったのは、町長の方ではありませんか。事実、ついこの前「出生者数が20人だから1園で十分収容できる」と述べたのをお忘れでしょうか。

町長のこれまでの言動を見れば、意図的にそのように描いたというよりは、おそらくは自分の都合の良いように切り取りを図って自分の考えを取り繕いたかったということでしょう。しかし、実際に答申を受けた側の当の本人ですから、どのような理由があるにせよ、公的な言動ですから、事実をゆがめることは許されない。

町長は、勝手に「今改修してもあとで統合するとなれば結局無駄になる。どうせ統合なのだから統合か建て替えかで判断すればいい」と考えたのであろうことは容易に想像がつく。そこに地域作りの観点も、子育て支援の観点も、教育的知見も見られず、ただ現状を追認しているだけに過ぎません。

財政危機をもたらした責任についても全く同様で、基金総額も20億円に達し、以前の水準になっているから、何も問題がないかのように振る舞う。これも悪質です。何のための2年間の行革委員会だったのか。そこから何を汲み取ったのかを問えば、何も出てこないのではないか。

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今日の議会振興文教委員会で保育園の1園統合の条例改正案が賛成多数で通ったといいます。
果たして、本質的な議論を何処までやったのか、全く疑問です。
町長選挙を前に、急いで決めるべきではなく、町長選挙後に先送りすべきだという要請文も全く無視。誰が賛成したか、反対したか、しっかりと記憶に留めておくことにしましょう。

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今日は、皆さんが集めた署名を回収し集計。明日は、そのチェックと明後日の町長への提出の準備を予定しています。
今日現在の署名数は1,729筆(目標は1,000筆)。有権者のおよそ2割に相当します。東京都に当てはめると、200万人をはるかに超える署名を集めたというのに匹敵。すごい数なのです。

短期間でこれだけの署名を集めたというのは、以前の町なか再生の署名の時でもなかったでしょう。当初の12月一杯という期間であれば、おそらく3,000筆近くの署名を集めることができたはず。
これだけの町民の皆さんの声を集約している保育園存続の願いを、そう簡単に押しつぶされてはならない。

仮にいま条例改正案が通ったとしても、町長選挙の結果次第で、直接請求により再改正を求めることも可能ですし、その前に町議補選もあるのですから、声を挙げ続けることが重要ですね。