Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

6月23日(木) 沖縄「慰霊の日」

2022-06-23 22:03:28 | 日記

77年前の沖縄で、旧日本軍の組織的戦闘が終わった日だとされている今日6月23日。牛島中将が自決した日だというだけで、実際には戦闘は戦闘は続いており、米軍が沖縄作戦の終結を宣言したのは7月2日。現地の米軍と日本軍との間で降伏調印式があったのは9月7日でした。

アメリカの統治下にあった琉球政府が、この日を「慰霊の日」と定めるに至るまでには紆余曲折があったと琉球新報は伝えています。
摩文仁の丘に立つ全国の慰霊碑の碑文を見れば分かるように、戦死者はすべて「英霊」なのであり、自衛隊の部隊長らが制服姿で牛島中将の碑に参拝を続けている姿を動画などで見るにつけても、「慰霊の日」は歴史の実相を巡るせめぎ合いを映し出している日であると思わずにはいられません。

沖縄の庶民の立場からいえば、沖縄戦は本土防衛の捨て石作戦であり、それゆえ、軍隊は住民を守らないことを骨身にしみて体感した戦争であり、決して同じことを再度許してはならない戦争でした。しかし、あの戦争が、すでに一世代、二世代前の、話に聞くだけの出来事であり、目の前にロシアの侵略戦争があり、中国、北朝鮮の動きがあれば、あの戦争がどんな教訓を残し、犠牲者たちがどんな思いで死んでいったのかには、もはや頓着しない。そして、再び歴史は繰り返すのです。

もちろん、いつも少数だが、死を賭して反戦を貫く人々がいる。戦前の日本共産党がそうでした。今また、同じことが起きようとしている。
自称「野党」の日本維新の会にしても、国民民主にしても、苛烈な弾圧があったというわけではないこのご時世に、易々と翼賛化しているのですから、ある意味では戦前よりも政治的な意識という意味では劣化が激しいのではないか。そして、この意味するところは、国民の中の政治的な意識の反映だと思わざるを得ない。

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蒸し暑い1日。午前中は久しぶりにバラの会に出かけ、バラの周りの草刈りを2時間ほど。もうバラはすっかり散ってしまい、草の方が元気でした。刈払機の威力は人力とは比べものにならず、わずかの時間でも結構きれいにすることができました。

午後からは、今度は畑に出かけて、遅まきながらサツマイモの畝を作り苗を植え付け。苗を買ってから時間がたっていたので、ちゃんと根が張ってくれるかどうか。
植え付け自体は妻がやりましたが、私は耕耘機と畝づくりの担当。休み休みやっていましたが、疲れ果ててしまいました。

ズッキーニが大量に実り、キュウリもそこそこ大きくなっていたので、大型タンクに一杯収穫。これは妻が明日会議に持って行って配るのだと言っていましたから、何とかなりそうです。収穫後は、またまた刈払機で畑の周りの草刈り。昨日は雨でしたから、雨の後は草の勢いが違います。

明日は、行財政委員会の調整部会があるので、畑仕事は一旦お休み。問題点を整理しつつ、会議に臨みます。