子ども塾(反貧困ネット)の代表者からの要請で支援米を届ける話を先日書きました。
集まったお米約50キロ(籾などもあったために、精米したら少なくなった)を、その日のうちに松本に届けました。
その後、声を掛けていた1人から、「用意できたから取りに来ていいよ」と連絡が入り、籾で30キロほどを受け取ってきました。有り難いことです。これは後日また届けることにしました。
政府の農政無策によって米の価格が暴落した上に、油代は高騰し肥料代も倍近くになっているため、農家の皆さんは自分の家で食べる分を確保するのが精一杯だと、何人もの方が訴えていました。それでも、数人が無償で快く提供してくれて、本当に有り難く頭が下がります。過去10年ほど、被災地支援や子ども塾などを継続的に行ってきた実績を皆さんは知っているので、ほとんどツーカーで協力してくれていることを実感します。
代表者は、支援を依頼した方にすぐに届てくれて、その方から私の方にも夜にお礼の電話がありました(子ども塾関係だったので連絡先が分かっていた)。私はお米を提供した訳ではなのですが、畑の野菜(タマネギやスナップエンドウなど)も届けていたこともあり、涙ながらにお礼を言われて、逆に恐縮してしまいました。
今度、お子さんを連れて、畑の収穫に来てほしいと伝えたら、本当に喜んでいらっしゃいました。
代表者の方から、お米を提供してくれた方々へのお礼状がとどきました。
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ご多用の中急遽のお願いにもかかわらずお米を届けていただき感謝申し上げます。
あるひとり親家庭から、日々のお米をなんとか安く購入できないかとの相談がありました。
事情をお聞きすると、コロナの影響で働き手のおばあちゃんは失職、お母さんのお仕事が不安定のため困っているとのお話でした。こどもが学校に持っていく毎日のおにぎりも準備できないという様子。早速お米をお届けしました。
お母さんから「久しぶりにふっくらもちもちの白米をいただきました。この頃は炊くと茶色の安いお米だったので、本当に有り難かったです」との感謝のメールが届きました。
子ども達が日々の食に窮していることは少しわかっていたつもりでしたが具体的にお話を聞きその深刻さに胸を痛めています。
貴重なお米を提供いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
お母さんの仕事の相談にものりながら、早めの相談をするように伝えているところです。
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この後、継続的に支援している子だくさんの1人親家庭などにも届けると語っていました。
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米を作っているわけではない私でも、毎日食卓に米がある有り難みは身に染みています。その立場からいうと、現在の自民党農政はまさしく亡国の農政。この国の最も重要な米作りを破壊して、一体どんな国づくりか。怒りしかありません。
MNEMOさんが、私のブログを引用して、自民党政治への怒りとともに連帯の言葉を書いてくれていました。うれしかったです。
真面目に生きている私たち庶民にやることができて、高給をとって上から見ている方々に絶対にできないこと、それは、お互いに信頼で結びつき助け合うということです。
繰り返しいうように、お互い様なのです。その結びつきを切ってしまおうというのが、現在の自民党政治。分断しておけば支配し管理しやすいですからね。
そうならないためにも、庶民としてやれるだけのことをやる。庶民の心意気ですね。