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衆院選 どうなる電気の行方 原発でもいい…北海道、酷寒で停電の危機

2012-12-07 00:17:23 | 日記

理想国家日本の条件 さんより転載です。

衆院選 どうなる電気の行方 

原発でもいい…北海道、酷寒で停電の危機

産経新聞 12月4日(火)12時48分配信

北海道電力泊原発 =北海道岩内町

http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1204/san_121204_0215358384.html

昭和58年の中曽根内閣解散以来、29年ぶりに12月に実施される
衆院選は4日、公示される。候補者は何を訴え、有権者はどう
受け止め、判断するか。師走の選挙区を歩いた。


 ■酷寒で停電 危機現実味

 「この村にあれがなかったら経済は大変だ。生活が成り立たなくなる」

 日本海に突き出た北海道の積丹(しゃこたん)半島の付け根、
泊(とまり)村のカブト岬。凍(い)てつく風が吹きすさぶ中、防寒着
に身を包み、ホッケを釣っていた工藤昭さん(77)が海岸線の
先に目をやった。

 荒波が打ち寄せる海岸線の先に見えた丸いドーム形の建物。

周りはうっすらと雪化粧している。5月から稼働が止まったまま
の北海道電力泊原発だ。

 平成元年に泊原発1号機が稼働し、過疎の村は一変した。

村の財政も潤った。牧野浩臣(ひろおみ)村長(66)は
「原発の固定資産税や交付金収入で公共施設も整備でき、村の借金
も半分以下に圧縮できた」と振り返る。

 原発が地元にもたらす経済効果も大きかった。原発関連の雇用は
村内で約80人、周辺3町村で500人を超える。原発関係者が
利用する民宿や商店、飲食店など関連産業も繁盛した。

 だが今年5月、3号機が定期検査に入り、原発の稼働が全て止まる
と、村は活気を失った。民宿兼食堂を営む渋田真澄さん(53)
は「原発を再稼働してもらわないと困る。今は生殺しの状態だ」
と嘆く。


 ◆原発でもいい…

 北海道唯一の泊原発に全体の4割の電力を頼ってきた道内の電力不足
は深刻だ。先月末には登別市や室蘭市などで一時5万戸以上に及ぶ
大規模停電が襲った。暴風雪による鉄塔の倒壊が原因だったが、電力
不足の先にある「危機」の姿が現実味を帯びた。

 「車のヘッドライトを店内に向けて、懐中電灯と携帯電話のライトを
頼りに営業を続けた」。最大約3万戸が停電した室蘭市のコンビニエンス
ストアの店長、武田真紀さん(41)は電気のない生活がいかに不便か
痛感したという。店には長蛇の列ができ、おにぎりや弁当、電池は
すぐに売り切れた。

 タクシー運転手、小泉純一さん(64)は「電気のありがたさ、
東日本大震災の被災者のつらさが分かった。

原発でもいいから動かしてくれと思った」と話す。


 停電が4日間も続いた登別市内はもっと深刻だ。

 温泉街の公民館に避難していた田口幸子(さちこ)さん(75)は
「これほどつらいとは…」。登別厚生年金病院の高田弘樹庶務課長
(46)は「発電機がいつオーバーヒートするか不安でならなかった」
と話した。

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