先日ご報告した友人の息子さんを偲ぶ会が長柄のエアロビクスセンターでありました
この施設は広い敷地内にホテルやレストラン、プールや陸上のトラックなどがあり
外国のオリンピック選手もここで練習をしたとか
レストランではランチバイキングもあり、随分前に来たことがありました
とても良い施設ですが、こんな事で来るとは思いもよりませんよね
友人の息子さんの地元、専門学校、メッセンジャーの友人たちが100名くらい集まりました
まずはバイキングで昼食
カレー、ピラフ、パスタ、ステーキなど
またスィーツが充実していて若い人には嬉しいメニューです
食事が終わって会場が変わります
息子さんの仕事はメッセンジャーという自転車を使うもの
服飾の専門学校を出たのに彼が選んだ仕事でした
このオブジェは部屋をシェアしていた同僚が作成し、プレゼントしましたが
部屋の片隅にホコリをかぶっていました
それを今日は受付に置きました
ペダルを踏んでるように足の部分が動きます
「風の会」
自転車で颯爽と走り、そして人生も全速力で走り抜けてしまった彼にぴったりのネーミング
この催しの企画は彼の友人たちです
スクリーンに生前の写真や映像が映し出され
幼なじみや専門学校の友人、先生、仕事仲間がそれぞれ思い出をマイクを使って語りました
話しをする人が変わる度に、体の向きをそちらに変え、きちんと静かに聞いています
彼の人柄で、素敵な若者が集まったのでしょう
その後会場ではまたまた飲み会?
ここは出席者が持ち寄った写真とお骨が置かれているコーナー
友人らの「見たい」という要望に骨壷を開けました
きれいなお骨です
彼の母親はおでこと顎の骨で生前の面影がわかると
最後は父親の挨拶
淡々と話してはいましたが辛そうです
「息子は大馬鹿野郎でした」と
そして会場に集った息子の友人らに
「どんな事があっても親より先に死んではならない。こんな辛い思いを親にさせてはならない」と
泣けました
彼のメモがあり、今後のしたいことが書かれてありました
やはり服飾の仕事で
お客の要望に応える服作り
そのためにたくさんの服を見る
と書きたかったはずなのに「服」が「股」になっていました
これは彼のお姉ちゃんが、こっそり教えてくれたのですが
不覚にも大笑い
泣いたり笑ったり激しい感情の起伏に疲れた1日でした