深い悲しみ

　12月になるとやはり寒暖の差が激しくなるせいか訃報が相次ぎます。先日身内の葬儀をすませたばかりなのに今度はお客さんです。昨年も常連のお客さんが突然交通事故で亡くなってしまいました。その方よりも20歳若く私とほとんど変わらないのに先だてれてしまいました。つい3日前まで元気にしていたのにどうしたんだろうと思ってしまいます。元気のよい挨拶、感謝の気持ちを素直に表す、とても素敵なMさんでした。
　これからまだまだ楽しめることがいっぱいあったはずなのに残念でなりません。いつもにぎやかでいて花の咲いた雰囲気を持っていただけに本当に悲しい。

フルーツがおいしい

今年は台風が本州に上陸しなかったため、太陽の恵みを十分に受けたフルーツは甘味が増し、値段もお手頃というわけで、非常にフルーツファンにとっては良い年であったようです。スイカ、メロン、梨、柿、ぶどうなどどれもおいしかったと思います。その上今年はバナナダイエットが大流行にあるために、スーパーからいつも山ほどあるのに全くないときが多かったようです。最近は元に戻ったようでたすかりました。フルーツはやはり完熟がおいしいわけで、勝手から少し時間をおいたほうがいいフルーツもあります。熟成後のフルーツの食感と甘さも楽しみです。コーヒーも基本はフルーツです。その甘味が種に移ると香ばしさと甘味が感じられます。

調理

料理を作るに当たって、食材や道具は全く同じであるにも関わらず、なかなか同じ味、同じ盛り付けにできない。
これをなんとか同じようにできないものかと考えています。
使用材料の揃え方や時間的な手順、火加減や道具の使い方などを十分に頭や体に染み込ませなくてはなりません。
そんためには何回も何十回も練習する必要があります。
１つ１つ基本の積み重ねが多ければ多いほど、多彩な料理が作れるようになります。
又、技術と平行して常にストーブの前に立った時点で物作りのスイッチがスムーズに入ればいいですね。

コミュニケーション

　カフェや喫茶店におけるコミュニケーションが居酒屋に取って代わられて、お酒が入らないとコミュニケーションがとれないのか？と不思議に思っていました。時代と共に変化し、コーヒーを通してのコミュニケーションが復活しつつあるように思います。時代の変革期は各自が自分の意見や主張をはっきりと意思表示すべき時と考えます。これから先行きは誰にも予想が付かないものですが何とか政治主導の下でよりよい社会を作っていく意味でもコミュニケーションを十分に行うべきでしょう。
　電話やメールに頼らず、これからの地域社会や家族との絆を深める意味でもカフェや喫茶店を利用して欲しい

生豆に味をつける？

コーヒーの生豆はそのままでは何の味わいもないものですが、火を使って煎るとそこから香ばしさと味わいが出てきます。自家焙煎が全国的に広がってきて、もうこれ以上できると大変な事態になってしまいますが、焙煎をやりたい人は後とたたないようです。コーヒーに自分好みの味をつけるのが焙煎ですから、自分の気に入ったコーヒーを提供しようと思ったら、自家焙煎をするしかありません。焙煎のむずかしさは世界各国から輸入されたコーヒー生豆の形状、水分、乾燥状態、がまず違ってきますので、初めて焙煎する人には結構難しいものとなってしまいます。
又、焙煎機そのものの形式や煙突の問題、焙煎室の空調の問題等、やはりいろいろと問題をかかえており、常に一定のレベルで焙煎ができないとあの味、あの香りをよみがえさせるのは難しい

変な火曜日

今日はいつもの火曜日とは全く違ったお客さんの流れとなりました。
お昼のランチタイムにまるで土日の混雑したときのような状況となってしまいました。
いつものような火曜日の仕込みと準備をしておりましたが、さすがに予想以上のお客さんに同じようなオーダーが続いてしまうと、とうとう売り切れとなってしまいました。
どうして今日だけこんなにと思うほどでした。
さすがにすぐに仕込ができるわけではないので、他の商品をオススメするのですが、それも品切れとなってしまいました。
ラストオーダー近くの夜なら解かるのですが、ランチタイム最中ということで本当に今日は変？
コーヒー豆の計り売りも同じような状況となってしまいました。願わくば、毎日こういう日が続いてくれるといいんですがネ。

ほっと一息

　例年のようなあわただしい12月とはいきませんが、年末に向けて天気のよい日は人出が多くなってきました。能見台も例外ではありません。中には能見台に来たらアステカに寄らねば、という人もいるようで有難いことです。
　当店がこの能見台で営業を始めてはや24年、なじみのお客さんもそれなりに多く、“モーニングコーヒーはアステカで”、“帰りはアステカで一息付いていこう”というように様々に利用してもらっています。皆さん生活のリズムの中の一つにアステカを組み込んでくれており、嬉しい限りです。たとえ店内が満卓でもBGMがしっかり聴けてふんわりくつろげる、そんな店にしたい、という思いで24年間歩んでまいりました。皆さんが遠慮なくふんわりしてくだされば幸いです

砂糖とミルク

嗜好感覚も時代と共に変化しつつあります。
昔は砂糖やミルクを入れるのは当たり前で、ブラックで味わう人は少なかった。
砂糖やミルクを入れないと飲めたものではないといったところが正直な感想でしょう。
今のように欠点豆の少ないスペシャルティコーヒーが主流を占めるアステカとしては当然少なくなって当たり前でしょう。
種類の違ったコーヒーを飲み比べているシーンは凄く多くなり、気に入った豆は少しですが購入してくれております。
年配のお客さんは自分流のスタイルを貫き通し、まずはミルクを少々、それから砂糖を入れる程度でしょうか。若い人はイタリアンエスプレッソを飲むときはそのまますごく苦いコーヒーを我慢することはなく、各自の時の好きな砂糖やミルクを入れる様です。

金沢区のホテル

常連のお客さんがカギを失くしてしまったということで、“どこか近くのホテルを探してほしい”といわれました。横浜は中区や西区には多くのホテルがありますが、金沢区のホテルは本当に少なく困ってしまいました。まずは予約が出来るかどうかの確認作業にはいり、なんとか泊まれそうなところを見つけました。土曜日ということもあり、空いている部屋は少なく、結構な値段がするものです。２人なら結構割安なのですが、1人者には高い値段がついています。
現在いきなり予約するよりもネットからの予約が便利で割安です。ネットからなんとかうまく入り込み予約を取り付け、お客さんに予約内容をプリントアウトするのに慣れていないせいか結構時間がかかってしまいました。
こういう時どういうわけか、閉店前にもかかわらず店は大混雑となるのは不思議なものです。

気持ちのいいパーティー

アステカで馴染みのお客さんが多い職場の忘年会が貸切で行われました。
いつもご利用いただいているお客さんということもあり、低料金、高サービスとなりました。
普通忘年会というとアルコールドリンクがフリーとなると、もう食べることを忘れて飲んでしまい、酔っ払ってしまうお客さんが多いのが当たり前です。
ところが今日ははじめはアルコールドリンクでしたが、次第にソフトドリンクとなり、コーヒーや紅茶の飲み比べとなりました。
ま～とにかくよく食べてよく飲んだというグループで最後は折にして持ち帰りました。
又、今日のパーティでは、一人の喫煙者もいなかったのに、驚いてしまいました。