本日は、祇園に新しくできた小さな美術館を観覧しに来ました。
でも、その前にランチランチ
久し振りに花見小路にある中国料理のお店、桃庭へ行ってみることにしました。
中国料理 ぎおん 桃庭
谷崎潤一郎が贔屓にしていたお茶屋の建物を、
当時の雰囲気そのままに伝えているそうです。
中庭
昔はこちらの向かいがお手洗いだったので、この手水鉢があるそうです。
2階の個室を用意して下さいました。
ひ、広いお部屋
一番広いお部屋だそうです。
簡単なランチをいただくだけなのにスミマセ~ン
サラダ
海鮮ラーメン
プリプリの海老もイカも豪華にたっぷり入っています。
シンプルな味付で素材の美味しさを味わいます。
ごはんとお漬物も付きます。
杏仁豆腐
アーモンドパウダーを使うことが多いのですが、
こちらは、本物の杏仁を使って作られたものだそうです。
しっかり味わいましょう
ほわ~っと広がる上品な甘みが、身体に優しい…気がする
中庭を挟んでお向かいのお部屋は、谷崎の間
へ~~~と驚いて感激していると、
「今日は空いていますので、よろしければご覧になりませんか?」
はい~、喜んで
谷崎の間
谷崎潤一郎が執筆されていた部屋だそうです。
源氏物語の翻訳の初版本
寄って、寄って…
さらに寄って…
昨年、ちょうど「あさきゆめみし」をお借りして、何十年振りに読み返していました。
少し前の当ブログでも橋本治の翻訳本を読みかじった、と紹介しました。
そんなに素晴らしい物語なら、どうにかして読破したいと、
あれやこれやと試しては粉砕していた若かりし頃。
谷崎本は、読んでなかったのではないでしょうか?
今、こちらで手に取って見ているなんて、しかも初版本を。
驚きです。
源氏物語って、ほんと宇治十帖まで到達するのなんて、「あさきゆめみし」以外ではゆめのまたゆめです。
それでも、浮舟を助けた横川の僧都の、比叡山横川には昨年行くことができました。
言った感想は?
まるで読了したみたいでした。
この日、美味しいお料理をいただいただけではなく、
付加価値がいくつもあり、とても満足したお昼時となりました。
それではまた~
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