あやめな日々 in OSAKA

広島女学院同窓会大阪支部の活動をゆる~く報告&プライベートを気ままにひとりごと

中国料理「ぎおん桃庭」でランチ&谷崎の間

2021-02-28 00:11:22 | 京都へのお出かけ

本日は、祇園に新しくできた小さな美術館を観覧しに来ました。

でも、その前にランチランチ

久し振りに花見小路にある中国料理のお店、桃庭へ行ってみることにしました。

 

中国料理 ぎおん 桃庭

谷崎潤一郎が贔屓にしていたお茶屋の建物を、

当時の雰囲気そのままに伝えているそうです。

 

中庭

昔はこちらの向かいがお手洗いだったので、この手水鉢があるそうです。

 

2階の個室を用意して下さいました。

ひ、広いお部屋

一番広いお部屋だそうです。

簡単なランチをいただくだけなのにスミマセ~ン

 

 

 

サラダ

 

海鮮ラーメン

プリプリの海老もイカも豪華にたっぷり入っています。

シンプルな味付で素材の美味しさを味わいます。

 

ごはんとお漬物も付きます。

 

杏仁豆腐

アーモンドパウダーを使うことが多いのですが、

こちらは、本物の杏仁を使って作られたものだそうです。

しっかり味わいましょう

ほわ~っと広がる上品な甘みが、身体に優しい…気がする

 

 

中庭を挟んでお向かいのお部屋は、谷崎の間

へ~~~と驚いて感激していると、

「今日は空いていますので、よろしければご覧になりませんか?」

はい~、喜んで

 

谷崎の間

谷崎潤一郎が執筆されていた部屋だそうです。

 

 

源氏物語の翻訳の初版本

 

寄って、寄って…

さらに寄って…

 

 

 

昨年、ちょうど「あさきゆめみし」をお借りして、何十年振りに読み返していました。

少し前の当ブログでも橋本治の翻訳本を読みかじった、と紹介しました。

そんなに素晴らしい物語なら、どうにかして読破したいと、

あれやこれやと試しては粉砕していた若かりし頃。

谷崎本は、読んでなかったのではないでしょうか?

今、こちらで手に取って見ているなんて、しかも初版本を。

驚きです。

源氏物語って、ほんと宇治十帖まで到達するのなんて、「あさきゆめみし」以外ではゆめのまたゆめです。

それでも、浮舟を助けた横川の僧都の、比叡山横川には昨年行くことができました。

言った感想は? 

まるで読了したみたいでした。

 

この日、美味しいお料理をいただいただけではなく、

付加価値がいくつもあり、とても満足したお昼時となりました。

 

それではまた~


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