まっすぐで美しい良質な住まいづくりを設計信条としている建築家が栃木におられます。
まっすぐな線は確かに心地よいものです。
建物の外壁の角の線でも、屋上から見下ろしたとき、くねくね曲がって見えると、建築屋さんの腕を疑いたくなります。
材木の墨付けも、墨つぼでなくレーザー墨出し器が使われるようになったと、その栃木の建築家のブログで知りました。
国境にもまっすぐな線を地図で見かけますが、あの線だけはまっすぐなほうが曰くを含んでいそうで、あまり心地よくありません。
海には見える線を引けません。
XX水域という面が国際協議で決められても、線の見えない人たちがそれをよいことに、水域侵犯を常習化することもあります。
それを黙って許す日本人は、自分たちがお人好しと思っていても、あちらからはたぶん間抜けの弱腰と見ているに違いありません。
バカなことをしでかして、メディアに記事ダネを提供し要職から放り出される人も、線の見えない人なのでしょう。
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