・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
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蛇蛇例遊:9 ようけん

2020年01月03日 | つぶやきの壺焼

通常ようけんと言えば、後に「は」というかなの助詞がついて、「用件は」または「要件は」と、用事の内容やだいじなことがらを指し示すことばになります。

ようけんを名詞で使う場合、「洋犬」と犬の種類になりますが、洋楽という類別ほどには、この言葉を聞く機会は多くありません。

洋犬と言えば、「洋犬のいる家」という短編があったのを思い出しましたが、これは洋犬ではなく「西班牙犬の家」、記憶違いでした。

犬のことでは、養犬令というお達しを出したところがあるそうです。
日本での文字解釈では、養犬と書かれていれば犬を養うと読み、犬はだいじにお飼いなさい、むやみに捨ててはいけませんということなのかと思うでしょう。
ところがこれが、大きな犬を連れ歩いてはいけない、体高が35cmより大きな犬はそれぞれ処理しなさい、そうしなければ捕まえてしまう、捕まえれば生かしてはおけないという、ひどい話のようなのです。

文字は言語によって意味が変わり、「養」は「やしなう」ではなく、グーグルの翻訳によると「上げる」という意味らしいのです。

文字の意味が違う国どうしが、何か約束や取り決めをしたところで、全く逆のことを考えての握手もあるのだと思えば、甘い顔の儲け話などにうかうかしてはいられないのです。

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