・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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大臣に発言の自由はない

2013年08月26日 | つぶやきの壺焼

大臣の記者会見でしばしば聞かれる「総理のご指示を踏まえ」という奇異な言葉がある。
「わたしの行動ではありません」というアリバイ作りにしか聞こえない。

「勧告書の内容を理解しているのか」というのもあった。
「書類の内容を理解さえすればよい」の言い換えに聞こえる。
「なぜ勧告書を出すのか、わかってくれてさえいればよいのに」とも聞こえる。
「勧告を真摯に受け止め、対処するつもりがあるのか」とは聞こえない。

いずれも、無力の中級管理職の言葉と酷似している。

要人の発言が問題になるのは、問題にしようと待ち構えていて記事にするから。
真意をまげてメディアが騒げば、些事が国辱的な問題発言に変質する。
無用の伝播は、メディアの存在自体が国辱ものになることは意に介されない。
購買者は国辱級の記事を好んで求め、メディアは購買者を逃がさないような報道をする。
それが低民度の証明となる。

言ったことを取り消すのは最低の愚行、言ったことの謝罪は中級の愚行、いずれにしても愚行である。
愚行に上級はない。

大臣ともなれば、愚行をあえてしてはならないのだ。

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