中学校の先生の講演会で聞いた話というのが、あるサイトに載っていました。
先生が「今日は38ページからはじめるから38ページを開けなさい」と言っても誰も開けない。一人の生徒が「先生何ページですか?」と聞くので「38ページだ、ちゃんと聞いておきなさい」と答えても、別の生徒が次々に「何ページですか」「何ページですか」と聞くので、なかなか授業が始められなかったということでした。
自分だけに向かって言ってもらわないと話を聞けない、あるいは聞かない、そういうことなのでしょう。
トップクラスの生徒にも先生の話が聞けない子が増え続けているそうです。
日本語の音が聞き分けられない子供が増えているという見方もあるようです。
聞き分ける力が落ちている現象は、ほかの国にもあって、赤ちゃんや幼児に、誰でも何処でもできる「ことばのシャワー」をすすめているとも報じられています。
聞き分けが下手なのは、能力がつきそこなったか、低下してきたかどちらかでしょう。
しかし、聴取できても耳に入れない聞き分けの悪さは、性格によるので、「ことばのシャワー」もほどほどにしないと逆効果になるかもしれません。
子供には、ゆっくり静かに話しかけるのがよさそうです。
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