・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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別次元:29 力の違い

2019年01月15日 | つぶやきの壺焼

武力を持たなければというと、すぐ争いが起きるからよくないと言い出す人がいます。

争いを起こさないための武力、小さな争いを鎮めるために役立つ武力があることを、知ろうともしない、考えてもみない人たちです。
武力は知ってはならないこと、考えてはならないことどころか、そういう力があることさえ教えてはならないとされてくれば、武力を考えるのも悪いことという奇妙な観念が、義務教育のなかでしっかり植え付けられます。

人と人、あるいは人と他の生物との間に起きる争いに使われる"暴力"と、国と国、あるいは民族と民族の間の争いを強めたり鎮めたりする"武力"とは、行使する組織も意図や目的も違う次元のものです。

武力と暴力、武力を使う軍隊と暴力を使う団体の区別がついていない、いまどき珍しい国や民族もあります。
その国が今に至る長い歴史の中では、盗賊が王朝となり、また別の盗賊が王朝の座を奪い取るという戦いが繰り返されてきました。
そういう国が相手のときには、武力はよくない平和が何よりなどとゆったり構えていると、あるとき一斉暴力行使によって、生活の場も、人の命さえも奪い取られることを見定めておかなければなりません。

考えなければ悪いことは起こらないというのは、第X次元の妄信でしかないのです。

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