事業拡大に成功するカギはバランスだろう。
拡大のつもりでも拡散になってしまうと、バランスを保ちにくいから失敗の度合いが増す。
情報産業が不動産にまで手を伸ばすのは拡大ではなく拡散だから、危険が大きい。
日本の企業の先端を行くような会社も拡散でしくじっている。
イナゴにひどい目にあわされたコカ・コーラの製品は、コカ・コーラと名のついたものだけで3品目、ファンタなどフィズ系の飲みものだけでほかに9品目、ジョージアなどコーヒー飲料が28品目、紅茶花伝など茶系飲料が9品目、スポーツ飲料のアクエリアスが7品目、ミニッツメイドなど果汁飲料が11品目、リアルなどエネルギー飲料が6品目、森の水だよりなど水が9品目、グラソーと名づけたアクティブライフスタイル飲料が6品目、その他オロオロなどが10品目、合計98品目にわたるが、飲みもの以外には手を拡げてない。
イナゴの刺激とは関係なさそうだが、多品目で他を凌駕しようという戦略は、生産から出荷まで自動化の進んだいま、見事に成功していると言えよう。
それにしても、オロオロとはどういう意味なのかなあ。
コカ・コーラ OLO OLO(オロオロ) まろやかカフェラテ 200mL 12本入 チルド飲料 | |
日本コカ・コーラ株式会社 | |
オロオロしなくていいんだね!―ADHDサバイバル・ダイアリー | |
白井 由佳 | |
花風社 |
おろおろ草紙 (講談社文芸文庫) | |
三浦 哲郎 | |
講談社 |
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