はじめは、どちらがよいかと、選択させるように見せかけておいて、たくさんの人を巧みに引き寄せる方法は、購買力を集めるため、よくとられる戦略です。
入口の呼び込み言葉にも仕掛けがあって、参加できるのはあなただけと、限定を匂わせるような言い方をします。
数と時、数字になりやすいことも、擬似限定に便利です。
「500個用意しました」「今から10分間」と、「またあとで」に逃がさない言葉も、よく用いられます。
いったん引っかかった参加者は、定期購入という囲い込みの網に閉じ込められます。
すべてその売価でも十分利益の得られる金額が、割引価額という特別を思わせる表示のもとに、恩着せがましく、かつ厚かましく請求されます。
一度試しに買ってみて二度目には要らないと言えば、三度まで買わなければ抜けさせないというあこぎさが、囲い網の目をまた細かくしています。
何やかやと囲みの中に入れられても、囲われていると気付かせないのは、○民という名の分類様式にもどこか似たところがあるような気がします。
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