交番で拳銃を奪って逃げていた男がすぐに逮捕、さすが日本の警察です。
この早わざには、二つの公開行動が効いています。
交番の防犯カメラに写っていた不審者の画像をいち早く公開したことと、親が「息子に似ている」とすぐに届け出たことです。
大阪で起きた事件の容疑者が東京在住なのにどうしてわかったのか、画像認定システムがそんなに進んでいるのかと、不気味にさえ思っていたところでした。
自分の息子が怪しいと名乗り出るのも、その家族にとっては重大な個人情報公開です。
公衆電話からウソの通報で警官をおびき出す計画を実行しながら、防犯カメラに写りこむことに気づかずにいたり、拳銃を手元に置きながら、自分がやったのではないとうそぶいたりしているのは、知恵の回りかたがどこか普通ではないのでしょう。
重要施設の防犯カメラ設置方法も考え直さなければなりません。
交番の看板の下に、むき出し配線でこれ見よがしにつけてあるカメラがあれば、狙われると役立たずになるおそれもありそうです。
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