・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

俗人の楽しみ:24 詮索

2019年12月18日 | つぶやきの壺焼

何か詮索を始めると、時間はどんどん過ぎていきます。
時間の経つのが早いのは、我を忘れているからです。

ものごとの詮索は、それから何かが得られて好い結果をもたらすものと、時間つぶしに終わるものとのふたとおりに分かれます。

時間つぶしの詮索は、一種の病になることもあります。
詮索症は、歪曲した好奇心によって突然発生することもあり、伝染性の強いものもあります。
詮索症は脳の病で、思想を共にする集団、あるいは建前上思想があるかのように装っている集団に強い伝染性が現れ、集団詮索症になります。

集団詮索症は、罹病者を奇妙な行動に駆り立てます。
数人の小集団で、他人の事務所に押しかけ、事務用品を見せろと言ってみたり、その性能実験を行ってみたり、常識では考えられない奇行に走らせます。

病なら仕方がないとも言えますが、問題は、そんな奇行にも仕事という名目がつき、本業以外に所定の報酬が支払われるという制度です。
それを改めようとする気運が感じられないこともまた問題です。
奇行を繰り返し、肝心な本業には目もくれられない時間は、矢のように過ぎていきます。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



最新の画像もっと見る

コメントを投稿