師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

世界はいろいろでー私の時もそうでした。

2007年01月23日 | 天意の実践

どもっ、臣です。

師匠がお父さんのことを書いていたので、私も父の時のことを

思い出しました。

父が悪くなって、入院した時、私は、時間を作っては面会に

行っていました。

その頃は、きもののお店を師匠としていたので、店と病院を

行ったり来たりしてました。(当時、既に半分は占いの店でした。)

古神道のS先生が昔、自分の先生である、N先生にお願いして、

S先生のお父さんの寿命を延ばしてもらったことを思い出して、

店に設置していた神棚の前で、

「神さま、父の寿命を延ばしてください。」と、祈りました。

すると、それまで、なにやらしていた師匠が近づいてきて、

「わかった。」と、一言だけいうと、また私の側から

離れて、もとの片付け作業を始めました。

その時の師匠の声は、八幡大神さまを、降ろされているときの

声でした。

その後、父の面会に行っては、付き添い疲れしていた母の

マッサージをしていました。母は、少しずつ元気になりました。

ある日、いつものように母のマッサージをしていると、父が

「俺にもしてくれ。」と、珍しく声をかけてきました。

父は、私のマッサージをとても喜んでくれました。

そうこうしていると、父もめきめき快復して、退院することが、

できました。

その後、数年間は元気に過ごしていたのですが、父は

再び入院しました。また、家族が集められ、私はまた、

八幡大神さまにお願いをしようか、迷っていました。

たまたま、病室で、父と二人になった時に、突然、父が

「もう、いいから。」と、私に言いました。

最初は何のことかわかりませんでしたが、父が、もういい、

と、言うのは、お願いしなくてももう、充分だ、ということ

だったのでしょう。

父が亡くなって、しばらく休むことを電話で師匠に連絡した時、

師匠は既に、父が亡くなったことを知っていました。

葬式が済み、親族を空港へ送った後、その間のことを師匠に

まかせっきりだったので、店にも顔を出しました。

師匠は開口一番、

「お父さんを連れてきたんね。」と、言いました。

実は、父が亡くなった時、

「父さん、しばらくは、俺の側にいてくれんか?」

と、私は父に語りかけていたのです。

師匠に聞くと、私の後ろで、父は四人の人たちに囲まれて、

立っているのが見える、と、言いました。

私の思いは、叶えられ、師匠に教えられて、父の魂の存在を

知ることができました。

自分が願えば、誰かを介して願いは叶えられる

神さまは何度も何度も、それを私たちに教えてくれます。

初七日を過ぎて、私は父と訣別をしました。父は旅立ちましたが、

思えば、いつも、側にいてくれることを私はもう、知っていました。

生きること。それは、世界を創造することにほかありません。

そして、いつも、誰かが常に、自分を助けてくれるのです。

これを教えてくれた、神さまに感謝しています。

今日は、臣がお送りしました。

コメント (1)
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