私たちが活動している神璽実践研究会のメニューには
載せていませんが、電話でのご相談もおこなっています。
よりよく生きるために、「迷った時は、聞いてもよろしいですか?」
と、お客さまに、これも要望されておこなっています。
本来的には、実際に会って、お話をさせていただいた方が、
私自身としては説明しやすい場合が多いのですが、遠方であったり、
話すことで自分にさしせまった判断の場合においては有効なために
電話相談をおこなっていました。
これは、その中で、お話させていただいた時のものです。
「ご自分の好きに生きてもよいのですよ。」と、お話をしても、
常に他者の評価を判断基準にして生きていると、本当に
自分のやりたいことが具体的にわからなかったり、
自分の喜び、楽しみすらも、わからず、意識せずに生きてきた
ので、自分自身のことがわからない、だから、このような場合に
迷い、自己の判断の基準がもてず、さらに、自分に自信が
もてないのですね。
私は思うのですが、「自分の好きに生きる。-自分に正直に生きる。」
とは、「自分が自由であること。」だと思っています。
私自身が感銘を受けたダイアー博士もまた、
「さらなる自由を欲して前進をし続けた。」
と、著作の中でおっしゃっています。
そして、その翻訳者の渡部昇一さんも、
「自由に学問ができる環境を求めて生きてきた。」
その結果、その自由、喜びを感じたが故に自分以外の
他者に寛容になれる、と、書かれていました。
自己の喜びを知ってこそ、他者に対して考え、共に
喜ぶことができます。
私たちも、その片鱗にふれて、この活動を始めました。
この世界が正しく機能しなくなったのは、案外、自由に見えて
実際には束縛されていることに慣れてしまったひとたちが
多くなったからなのかもしれません。
他者の価値基準に自分の人生をも乗せてきた結果が
相手を思いやれない世界を描き、それは続いているのです。
生きること、その目的を考え続けてきた結果、振り返って
気づかされたことは、自己の自由に喜ぶことが、更に他者を
自由に喜ばせ、自らの喜びとなることでした。
他者の喜びのお手伝いが喜びとなるその前に、まずは
自分の自由を手にしましょう。
あなたが、本来のあなたを取り戻すために。
あなたの 日々が豊かなものでありますように
感謝 天卜占