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オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

超重量級スピーカーのボード敷き(^_^;)

2009-06-12 18:26:15 | Weblog
今日はYGアコースティック社のANATリファレンスⅡPROのスピーカーの下の、特注ボードが出来てきたのでセッティングに来ました。
ボードはドイツのコプラーレ社の石英の粉入りのHDF素材にピアノフィニッシュです。
その他に、アクティブウーハー用の電源ケーブルも特注で作ったので交換に来ました。
このスピーカー、総重量250kgもあるのでボードを敷くといっても大変です。(^_^;)
とりあえずは、同じ大きさのコンパネ製ボードを敷いておいたのをスムーズに傷を付けずに差し替える作業です。
何度も何度もシュミレーションして、道具を準備した甲斐あって滞りなく的確に作業できました。

↓上のモジュールを外します。これだけで50kg。しかも肩くらいの高さなのでこれを下ろすだけでも結構大変。(^_^;)


↓下部200kgの2段ベースモジュールはボルトで連結されてるので、そのまま移動しますが、元のコンパネは傷ついてもOKなので、スパイクを外して家具スベール敷いて、手前にずらします。上手にすれば一人でも動きますよ。(^^)v


↓ピアノブラックの塗装は傷は絶対に付けられないので、表面にラッピングフィルムで保護しておきます。その上にタイルカーペットを敷き、家具スベールで正確な位置だしをします。
それから、雑誌を挟んでスパイクを取付ます。


↓リプラス社のHR石英スパイク受けを使用します。
1つずつそっと雑誌を抜いて、同時にフィルムを剥がせばバッチリです。(^^)v


↓で、こんな感じでボード交換完了!(^^)v

↓メインモジュールを乗せて完成です♪
ウィルソンSYSTEM8にも同じボードを使ってます。


↓実は今回特別にオランダのウーハーアンプメーカーにアンプモジュールを送ってもらい、100V専用トランスに巻きなおしてもらったので、ウーハーアンプも交換しました。
全然音質違います!やっぱりアメリカの117Vを100Vで使うのは音質的に不利ですね。


↓で、電源ケーブルはヨルマデザイン社のAC-LANDA3.0mを2本使いました。


↓それから、さらにリプラスの新製品の電源タップでBYBEE量子ノイズを低減。
左右をまとめて、整合性を取り、ステレオイメージは完璧です。


我ながらスムーズで的確な作業。笑
さすがプロは違いますね~笑

このお客様には1ヵ月後にちょっとした続編があります♪
乞うご期待。(^^)v


ルームチューニングしてきました。(^.^)

2009-06-08 12:55:50 | Weblog
今回はオーディオリプラスのSFP450という音響パネルを納品と同時に、セッティングしてきました。

このお客様は以前QRDをセッティングさせて頂きましたが、QRDでは処理しきれない倍音成分の拡散を行うために、試聴用のSFPパネルをテスト試聴した結果、非常に良い結果が出たので、今回納品に来たというわけです。

色んな場所に試せる大きさと軽さなんですが、このお部屋では一次反射ポイントが非常に効果がありました。
壁面にCDを鏡代わりにして一次反射ポイントを探し、マジックテープで貼ります。
左側の壁はCDラックがあるためにコーナーが出来ちゃってます。

一次反射ポイントとCDラックのコーナーが近いので、仮に長めのマジックテープを貼っておき、一次反射ポイントから前後させて、音場の出来方を試しました。
すると、やはり見事に良し悪しがでるので、試聴用のSFPパネルをCDラックの側面に貼ります。

本当に見事に音場が立体的に形成されて、しかもCDラックのコーナーの定在波が消えたので、リスナーまで音場がいい感じで届くのです。

このパネルは、吸音的な吸われる感じや引っ張られる感じが全くないので、非常にいい感じの空気感になります。
倍音に作用するので解像度も上がるし、低域も骨格が出て伸びる感じで申し分ない感じです。



ご注文いただきましたが、試聴用は一旦持って帰るので、外してもう一度試聴しましたが、やはり効果絶大です。
入荷までしばらくお待ち下さい。(^^ゞ


住宅展示場にシアター完成&取材(^^)v

2009-06-07 11:50:27 | Weblog
土曜日は昼から夜まで取材で外出してました。(^_^;)

今回は、ステレオサウンド社のホームシアターという全国誌に、当店のお客様のリビングシアターと、住宅展示場に導入したシアタールーム&リビングが掲載されます。
ホームシアター9月号です。(^.^)

詳しい内容は雑誌を買って(立ち読みじゃなくて。笑)見てください。(^^ゞ

さて、6/6に取材をしたのですが、ちょうど同じ日に展示場オープンということで、多くのお客様が来られていました。
やはりシアターは人気らしく、滞在時間が長いそうです。
ご主人や子供さんは特にベッタリで興味津々だそうです。
当店のお客さんも見学にいらしたみたいです。

こちらも詳しい内容は、住宅展示場のある「家の森」に実際見学に行ってみてくださいね♪

↓木造の家のリビングにも音楽があっていい空間が出来上がりました。(*^_^*)


↓取材は7時までかかり、リョーエンの担当の方にも登場してもらいます。(^^)v


とにかく、住宅展示場「家の森」にお出かけ下さい。
で、9月10日にはホームシアター9月号を買いに、書店にお出かけ下さい♪(^^)v

宜しくお願いします。(^.^)




ヨルマデザインの電源ケーブルを手術(^_^;)

2009-06-05 16:23:47 | Weblog
IECコネクターを交換!?じゃなくて、外側のケースの移植手術です。(^_^;)

かなり強引な手術をお客様から依頼されました。(^_^;)
お客様の機器はLINNで、最近のIECコネクターは丸くて大きいので使えません。
ヨルマのプラグも音質に非常に貢献していることで、音質的に落としたくない。
なら、中身のブレードはヨルマを使って外側のケースのみを交換して欲しいと…(@_@)

かなり要求が厳しいっすね~(^_^;)

で、物理的に不可能じゃないのでやってみました。(^^)v
0%じゃないことに、個人的にも「出来ません」なんて言いたくないですし。

早速、IECコネクターをばらしました。
銅無垢の分厚いブレードが音質に貢献している事は、見てすぐに感じます。

しかし、そのままこんなに立派なブレードが収まる訳もなく、シェルケースをこつこつ削っては、寸法あわせをしていきました。
かなり器用な作業です。失敗は許されません。
で、ようやくブレードを移植しました。

かなりの圧着で挿入するコネクターなので、ブレードが余計に動かないようにエポキシ樹脂でさらに固定。

線を固定するネジは使えないので、直接ハンダをしました。
元々ヨルマのケーブル自体にもハンダを流してあったので、同様のハンダを使ったので音質的にほぼ無視できると思います。

で、綺麗に蓋をして完成!!

蓋用のネジはブレードが大きすぎて使えないので、蓋をするだけでも一工夫が必要です。(^.^)

一応、絶縁抵抗試験と耐圧試験をしましたが、あくまでも、お客様からの手術依頼なのでこういう仕様のものは販売はいたしておりません。(^^ゞ

移植手術成功です!




3年越し待望の電源ケーブル入荷!!

2009-05-31 10:31:48 | Weblog
ようやくヨルマデザイン社の電源ケーブルが完成しました。(^^)v
その名も、AC-LANDA。
大地から湧き上がるマグマをイメージしてるそうで、電源はエネルギーの源ということなのでしょう。

ヨルマといえばもう既に世界一素晴らしいケーブルだということは、RCAケーブルやSPケーブルでご存知の方も多いはず。
設計精度と製造精度が限りなく近いんです。
ケーブルの精度がこんなにも音質に影響があるものなのか、銅なのにこんなにも音色が豊かなのか、と、そう強く感じる素晴らしいケーブルです。
そんな素晴らしいケーブルメーカーが同じ製法で作ったACケーブルは素晴らしいに決まってます。
とは言っても、もちろん私は試聴してケチつけるのが仕事でもあるので、試聴して認めたものしか売りません。
これホントです。笑

で、早速今まで15年間薦めてきたPADの電源ケーブルとの比較試聴しました。
同一条件の為、同じタップの口から常に2本出しておいて、インレット側で抜き差しして比較。
これだと、瞬時に比較できます。
手前がヨルマ、向こう側がタンタス。
比較する機器は、dcsのDAコンバーターです。

いや~、はっきり言って凄い!の一言です。(^^)v

同価格帯のPADタンタスは今までは他を寄せ付けないほどのクォリティーとエネルギーバランス、芸術性を誇っていたんですが、あっさり負けちゃいました。(^_^;)
PADドミナスは価格的に3倍近く。
う~ん…
半分以上はヨルマの勝ちですね~。(^_^;)
でも、ジャンルや聞き方によってはドミナスの方が好きだ!って方もいらっしゃるいでしょう。
でも価格的に考えると素晴らしい結果です。

さて、ヨルマの何が素晴らしいかといいますと…

位相特性です!

今まで聴いてた音は、位相が回ってる事での音色変化を色彩感豊かだと勘違いしていた、ということ。
音像や音場が捻れている感じです。
定位や位相の変化ある帯域にあわせてSPセッテイングをやり直さないといけないと思っていたのですが、ヨルマのACケーブルであっさり解決!(@_@)

素晴らしい位相特性です!

位相特性が正確だと、スピードに幅が出ます。
また、倍音成分が失われず音色に幅がでます。
いい事尽くめです♪

欠点は…

エージングに200時間かかるので最初は高域にテンションが若干少ないくらいでしょうか?
10分ほどでグイグイテンションがでてきました。(*^_^*)
この傾向はエージングで解決する内容です。(^^)v

価格は1mで13万と高いですが、音を聴いちゃうと費用対効果を感じざるを得ません。
興味ある方、比較試聴できますので是非ご来店下さい。(^.^)

展示場シアター工事進行中(^^)v

2009-05-30 11:55:28 | Weblog
先日からやってる展示場シアター工事が順調に?進んでます。(^^)v

だんだん形になってきましたね♪
↓限られたスペースでの埋め込み型オーディオラック。
天井に設けられたプロジェクターとリアSPのオープンボックス。
さすがインテリアコーディネーターとのコラボですね♪


↓スクリーン面。門の中にスクリーンと間接照明が入ります。
スピーカーは上部のオープンスペースに。限られたスペースを有効かつ音質に拘るために埋め込みSPは使いません!(^^)v


↓ここの窓から屋上テラスに出れます。もちろん窓には電動遮光カーテンを。
人工芝を敷き詰める予定らしく、なんとも贅沢なシチュエーション。(*^_^*)
気心知れた仲間とシアター上映&屋上バーべキューなんて…
あ~~、贅沢ですね♪


そんな夢のあるお家に住みたいですね。
家の森住宅展示場リョーエンの鉄骨の家、もうすぐ完成です♪


いよいよ発売です!(^^)v

2009-05-29 10:48:06 | Weblog
ずば抜けた位相特性とエネルギーバランス、多くの音色の幅をもつケーブルメーカー、ヨルマデザイン社からいよいよ電源ケーブルの発売です。(^^)v

あれから、3年近くの月日が経ってしまいましたが、さらに熟成された技術によってPSE認可を経て6/1に発売となりました。

以前15年間以上薦めてきましたPADのACドミナスやACタンタスは、他を寄せ付けない圧倒的な情報量と芸術性で、多くのお客様に使ってもらってますが、これをあっさり覆すほどのクォリティーのものが発売されちゃいます。(@_@)

何せ、このヨルマのケーブルは製造精度が素晴らしいんです。
普通の電線メーカーでは不可能な精度を追求してます。
音が出た瞬間、「この製造精度がこんなにも音質に影響しているのか!」とそう思わざるを得ません。

百聞は一見にしかず。

いよいよ当方の試聴室で常時試聴用で電源ケーブルが近日入荷します。
まずは是非、当方の試聴室でACタンタスとACドミナスとの対決をお聴き下さい♪


展示場シアター工事中(^^)v

2009-05-26 19:00:09 | Weblog
来月6月6日にオープンする、「家の森」のリョーエン住宅展示場の改築が始まってます。

↑こちらはスクリーン面。





↑プロジェクター面とオーディオラック面。
天井にプロジェクターとリアスピーカーが入ります。
左の横長のラックは壁に埋め込んであります。
さらに左の扉は、エレベーターです。

↓ラックの上には調光器、ルートロンのグラフィックアイが入ります。


↓階段を登るといきなり防音ドアが。
スクリーンの隠蔽にも一工夫。


出来上がりが楽しみです♪

オーディオラックの重要性(^^)v

2009-05-24 18:29:16 | Weblog
当方の試聴室のリファレンスシステムのオーディオラックにもなっている、ドイツ製コプラーレ社で、お客様が特注サイズ特注色にてオーダーされたものが出来上がってきました。

以下は、お客様からのメールです。
三重県T様宅(写真)
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5/7に到着したZonalオーディオラックですが、
ようやく自室を掃除、整理をしてラックを置く所ができたので、
早速、従来の機器のセッティングを行いました。

そして、早速試聴したのですが、
今までオーディオラックを導入したいなぁ、
っと、漠然と考えていて、いつも機器よりも後回しで
おざなりにしていたのですが、オーディオラックを甘くみていました。

まずは、とにかくCDの情報量が以前よりも圧倒的に増えて、
こんなにもCDって音が詰まっていたのかッ?!っと思うと同時に
これじゃぁ下手にSACDを導入するよりも断然CDの方が良いと思いました。

高解像度、S/N比、音場も良くなっていて、より音が生ゝしく、
リアルな感じになりました。

ヴォーカルものも今まで細々と薄い感じがありましたが、
より肉ゝしいというか、濃厚になりました。

弦楽器のCelloの深い低域もよりよくなりました。
ただヴァイオリンはCDが悪いのか、あまり変化はなかったです。

CDの良さも悪さも全て表現しますね。

変に単品オーディオ機器を買うよりもオーディオラックに
費用をつぎ込んだほうが甲斐があるな、っと思いました。
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正直、このラック、安くないんです。
100万円近くします。
でも、音楽にとってオーディオラックは無視できない存在になってます。
良いオーディオ機器は良いラックに乗せる事で本領発揮するんです。

たかがラック、されどラック。

オーディオって奥深いでしょ?(^.^)

凄いルームチューニングが登場(^^)v

2009-05-22 15:29:49 | Weblog
オーディオリプラス社から凄いルームチューニングが発売されました。

写真の黒い四角いヤツです。
サウンドフィールドコントラクションパネル(SFPパネル)といって、価格は1枚65000円もしますが、音はといいますと…
今までのルームチューニング材では体験したことのない、エネルギー感と解像度が得られます。(@_@)かなり驚きです。

コアも今まで多くのルームチューニング材を扱ってきました。
吸音系は沢山あるのですが、どれもある帯域を強烈に吸ってしまったり、倍音までなくなっちゃったり、変化は大きいもののデメリットの変化が多くて使えないものばかり。(-_-;)
そこで、今はRPG社のQRDとエイスナーブ社の2社を組み合わせてオススメしております。
しかし、この2社でも納得いかない部分がありました。

それは、倍音エネルギーの減衰です。

多分、素材の音でしょう。
QRDは木材で出来ていて、多めに導入すると倍音がどんどんなくなって味気ない音になってしまうんです。
それと、木材は表面の塗装で音が違うんです。
未塗装よりも塗装の方が音にハリが出るんです。(^.^)
実験で、塗装を厚塗りしたら、音が硬くなりすぎて…なんてこともありました。
また、エイスナーブは結構スイートスポットが狭くて難しいんです。
それと、若干音にテンションが出るのですが、ギターやバイオリンなどの弦を爪弾く感じがもう少し色彩感が欲しいと思うんです。
それと最大の欠点は…見っとも無いんです。(^_^;)

他社の欠点は、このSFPパネルを聴いてから「やっぱりそうだったんだ~」と確証を得たんです。

カタログには設置例が沢山書いてありますが、部屋の条件によって効果の大小は様々だと思い、まず、コアの試聴室ではリアのコーナーに設置。
QRDのバッドコーナーの上にチョコットのせてみました。

これが、凄いんです。

音が来るんです!リスナーまで、何のためらいもなく!(@_@)
音像が大きくなったり前に来すぎたりするんじゃなくて、エネルギーが沸き出てくるっていうか、音場が立体的になるというか、とにかく今までエネルギーがリスナーまで届いてなかったんです。(>_<)

それと、色彩幅が凄いんです。
今まではモノクロ写真って感じの音を聴いてたのか!って思うほどなんです。

色々な場所をやったんですが、どこに置いてもデメリットや違和感がないんです。
他のメーカーのは置き方を間違えると結構デメリットや違和感を感じました。
SFPパネルは置き方を間違ってもそれがないんですが、効果の大小はありました。


コアの試聴室では、リアのコーナー2箇所と、スピーカーの床面が凄い効果があるようです。
あと試してないのですが、天井の一次反射も効きそうです。(*^_^*)

お客様も聴きに来られ、何人か自宅試聴されて注文していかれました。
価格は結構するのですが、効果を体験すると安いって感覚に陥ります。いい意味で。笑

それと、どうも広い部屋でも狭い部屋でも2枚とか4枚で十分効果が得られるような気がします。
QRDだと凄い金額になるし、エイスナーブもQRDも効果が徐々に出る感じなので結局凄く沢山使う羽目になるんですが、SFPパネルはツボにはまると激変なので少なくて済みそうです。(^^ゞ


今日発売のアオーディオアクセサリーにも記事が載ってました。
井上千岳さんも同じようなことをおっしゃってますが、もっと色んなところで試すべきでしょうね。笑

百聞は一見にしかず。

一度聴いてみてほしいルームチューニングです。(^.^)