オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

試聴ルームにて♪N-modeアンプ&スピーカー♪

2011-01-30 11:09:55 | ハイエンド試聴
さて、あのデジタルアンプをリンデマンで鳴らすとどうなるのか、試聴ルームに持ちこみました♪

価格的には全く不釣合いですが(笑)最初の印象が良かったので、本当の実力を知るためにはココまでしないといけませんね。

センターのFM411MK2を外して、dcsのD/AコンバーターからPADのTANTUS-RCAで接続します!

リンデマンSWINGとN-modeアンプの組み合わせはいかに!

ここまでくるとレンジの狭さが浮き彫りになっちゃいますね。
ローエンドの音階が少しあいまいになり、質感が低いです。
でも、なぜかテンションの幅は結構あってベースのゆるい音からハイテンションなサウンドまで意外と他にない音かも知れません。
だからといって駆動力の限界は感じちゃいますね。

次は、SPの試聴です♪

単純にリンデマンとN-modeとの聞き比べです!
アンプはFM411MK2ですが、こちらはなかなかいい感じでなってくれますね♪
設計は違うものの、ユニット、ネットワークパーツが酷似してますので共通したクォリティーの高さを感じます。
低域もそれなりに出ますが、音階は以前としてハッキリしません。
ベースやピアノの低音弦が音階によって位相がずれてエネルギーますね~(^_^;)
単純にエネルギー量が一定じゃないんですよね。

可能性に満ちた両者SPには、ティール&パートナーのセラミックユニットが共通して写ってます♪

いかに可能性を引き出せるかが、このハイエンドな価格帯になると軽視できません。
ちなみに、リンデマンは250万円。N-modeは168万円。

やっぱり、ツィターの組み合わせがどうも気になって仕方ありません。(^_^;)
これは以前聞いた色んな他社のSPでも共通した印象があります。

N-modeにイートンセラミックを搭載して、エンクロージャーも共振モードをズラすためにYGアコースティックのように厚みの違うアルミ合金材を組み合わせ、容積設計、ダクトチューニングを突き詰めれば凄いSPになりそうです。
そうなれば168万円というプライスは非常にお奨めプライスになると思います!

もう少し聴き込んでみようと思います♪

N-mode試聴アンプ&スピーカー♪感想その1(^.^)

2011-01-29 11:30:08 | ハイエンド試聴
N-modeの試聴機が入ってきました♪

1bitデジタルアンプで有名ですね(^.^)
こちらはその中でも一番上級機になるアンプです。
価格は33万円と結構リーズナブルです。


とりあえず、いつも聴いてるシステムのDynaudio ConfidenceC1につなぎました!

う~ん、なかなかいいじゃないの!
低域の音階もハッキリしてるし応答性もいい。
レンジはそんなに広くないけど、テンションの幅も意外にあります。(*^_^*)
33万円、デジタルアンプの中では結構いい部類になると思います!
上手にチューニングされていますね♪

それから、スピーカーをセッティング♪
仰角が変化すると位相がずれるので、きっちり水平をとり左右の仰角とハイトを揃えます♪


YGアコースティックにも通じる歪みの少ない中域。
リンデマンにも共通する軽くて音色豊かなサウンド。
でも…???
あの低域はどこへいったのか?(^_^;)
位相ポイントがSPによって違うので再セッティング。
それでも低域の音階があまりハッキリしないので、FFTでチェック。
あまり詳細DATAはココでは書きませんが、私なりの解釈で思うに、
YGアコースティックやリンデマンに共通する位相特性の良さから感じるんですが、
これだけ強固なエンクロージャーにティール&パートナーのセラミックユニットの位相の正確さが生かされてない気がします。
エンクロージャーやダクトチューニング、ネットワーク等を位相面から見直し設計すればこれは理想のSPになりそうです。


あとこれも共通することなんですが、ツィーターのこと。
ティール&パートナーのウーハーとツィーターって同社で同素材の組み合わせでバッチリと思っている傾向にありますが、リンデマンのSWINGを聴いてしまうと、決してこの組み合わせがベストだとは思えないんです。
ティール&パートナーのウーハーにイートン社のセラミックツィーターの組み合わせは、あえてリンデマンさんが拘った部分だと思います。音を聴けば「なるほど~」と思うはずです。(^.^)

さて次はいつもこちらのリファレンスで使っているHEGELのパワーアンプで再チェック♪

むしろこっちのほうが組み合わせがいい感じです。(^_^;)
でも低域の位相特性は変化に乏しいのでSPの特性でしょうね。

さらに、アンプとSPの試聴検証は試聴ルームにて今後に続きます!!


TADを試聴♪

2011-01-25 16:03:10 | ハイエンド試聴
さて今回はTAD社のアンプの試聴です♪
社長をはじめ4人の方が来られました。(^.^)

まずは朝一番に7個口の荷物!(゜o゜)
重い荷物を何とか出して試聴ルームへ。(^_^;)


まずはセッティングをして試聴♪

社長から技術的なことを一通り聞きましたが、非常に正確無比でソースの全てをそのまま伝えようという設計思想。


筐体はアルミ合金の削り出しで完全バランスに必要なゼロポイントをこのシャーシに委ねるなど、拘り様はかなりのものです。


CDプレーヤーは先日も試聴しましたが、TADフルラインナップで試聴することでTADの思惑を聞くことが出来ました。

正直な感想ですが、
正確無比、確かにその通りの音を感じます。
それと立ち上がりの速い音でレスポンスも申し分ない感じです。
スペックや理論もしっかりしていて非の打ち所のない設計だと思います。

しかし、何かが足りないんです。
緊張感というか、テンションの幅というか、最近のハイエンド機器に共通したことなんですが、90%くらいは申し分ないんです。
でも、ドキドキしないんです。

セッティング次第でどうにでもなる部分はあるんですが、本当にドキッ!ってする音はある程度のセッティングでも、そういったニオイがするんですよ。

理論的に理想であっても、システムとなるとSPも違うしケーブルも違う。
機器だけでバランスが取れていても、あらゆる装置とのマッチングがイマイチ取れなく、同調し切れてない。
基板やワイヤリングや特性がいくら完全バランスでも、それはそのアンプ自身でのお話であって、システムでバランスが取れてるかどうかは別問題なんです。

プラス回路とマイナス回路が完全にバランスしているそうですが、SPはプラスで動くときはダンパーの力を抵抗にして動いているし、マイナスで戻るときは逆にダンパーの戻る力がアシストしてるので、アンプが完全バランスだと、SPから音が出てくるときはアンバランスになっちゃいます。
なので、逆起電力などの要素も考慮してプラス回路とマイナス回路は違う特性であるべきなんでしょうね。
要するにそういった絶妙なバランスの違いで位相が狂ってしまったり同調したりするんです。

余談ですが、
以前あるメーカーのアンプの入力端子の配線を見たとき、なぜか左右均等に基板がプリントしてある入力部分よりも、あえて片chのワイヤリングが長めの入力端子の方が、左右がピッタリと揃って位相もピッタリくるんです。
しかもメーカーもその不均等なワイヤリングの入力につなぐよう推奨しているんです。

要するに、どこかでバランスを崩している部分と帳尻が合うポイントをヒヤリングで見つけ出しているんですね。

偶然か分かってやっているのかはわかりませんが、「ドキッ!」とするほど緊張感がある機器もあるんですよね。
そういった同調してハーモニクスが出る音を一度でも聴いてしまうと厳しくなっちゃうんですよ。

でも、もう少し聴いてみようと思っています♪







リプラス新製品SFEを試す♪

2011-01-21 12:12:39 | チューンナップ
ルームチューニング材で最近凄くお客様に評判の良いリプラスのSFP450やSFCコーナーですが、SFEエコーとSFWウェーブが発売になりました♪

これでラインナップがかなり揃って自由度が増します!

とりあえず、試聴ルームはSFCコーナー4個とSFP4個で相当良くなったのでこの程度で十分ですが、別の試聴コーナーでは全く使ってません。(^_^;)
しかもオープンスペースなのであまり効果がないだろうと思ってましたが、たまたまSFP450が1枚あったのでここでも実験してみました!

普段の状態↓


SFP450をつけた状態↓

非常に解像度は上がって天井の高いステージになったんですが、真ん中のエネルギーが少し高くて違和感が。。(^_^;)
効果が予想以上に大きいだけにポイントを外すとイマイチみたいです。。
しかも照明用のレールがあるので前後には制約があるんです。(^^ゞ

そこで、新製品のSFEエコーですが、これは単純に少し小さい、安いのでどこかで使えるだろうと早速2枚入荷!
テストしてみた結果、やっぱりこの位置がいいようです♪
左右の位置はSPとSPの間を1/3にして、前後はSPとちょうど同じ位置です!

天井高く奥行きもあって定位も良く、エネルギーが球状になってバッチリです♪
骨格や芯がしっかりするのに、倍音が綺麗に伸びていて、空気感たっぷりのサウンドです♪

小さいスペースにはこのSFEエコーが使いやすいですね♪



WADIA21修理♪

2011-01-20 17:10:49 | 修理
コアのお客様からの修理依頼ですが、音飛びとトレー開閉しないとの症状。

しかし!!

WADIA21は修理完了モデルで修理不能~(゜o゜)
とりあえず何とかなるものか、原因を調べます。
ギアーの劣化が原因の要因でした。
輸入元ではパーツも入手不能なのですが、メカは幸い日本製のTEACのVRDSメカ。
パーツは何とか他のルートで入手できました♪(^^ゞ



真ん中のギア、ボロボロですね。(^_^;)

ギアの破片も飛び散ってますね~


この黄色みかかったギアは経年変化でもろいみたいなのでトレー開閉用ギアーも交換!

こちらは問題なかったようですがいずれ欠けるので交換します。

トレイ開閉しない原因はギアーではなく、ピックアップ用ギアが欠けてるため、ピックアップが移動するのに時間がかかりトレー開閉SWまでいかずにタイムアウトしていたようです。

ピックアップを外し、トレーを外してギア交換完了!


ギアカバーをしてピックアップを慎重につけます。


トレーとVRDSターンテーブルブリッジモーターを戻して完成!


グリスが均等に付くようになじませないと音飛びするのでサウンドチェック♪


以前WADIA6や21は好きで沢山販売していたので、久々に聴きましたがなかなかいいですね~♪(*^_^*)
このWADIA21は1ppmのクロックを搭載しているので特に音がいいんですけどね。。。(^^ゞ

これで、お気に入りが長くご愛用いただけます♪

音楽活動!?

2011-01-18 11:44:16 | 生演奏
この歌手はコアではもちろんですがオーディオファンに大変よく売れているCDソフト「BestAudioPhileVoice2」の6曲目に収録されている「FlyAway」を歌う、コリンメイ「Corrinnemay」さんです♪

ボクも個人的にクルマの中やお風呂の中でもよく聴いています(*^_^*)

是非ライブハウスで生ライブを見たいと思い、ずいぶん昔にご本人にメールをしました(^^ゞ

あれから3年たちましたが、まだ来てくれません。(^_^;)苦笑

是非日本に来て欲しいミュージシャンの一人です♪

これは正しい音楽活動かどうかわかりませんが(笑)、非力ながらも頑張っておりますよ!(^.^)

年末年始キャンペーン、明日火曜日で終了します♪

2011-01-17 20:10:30 | セール!
お正月にご案内しましたキャンペーンですがいよいよ18日火曜日で終了します♪
おかげさまでこの期間に沢山のお客様からお買い求めいただきました。
ありがとうございます!

まだ悩んでいらっしゃる方、忘れちゃってる方、いらっしゃいましたらお電話でご注文、ご相談お受けいたしますので宜しくお願いいたします!!

クレルKSA80Bチューンナップ&メンテ♪

2011-01-16 17:33:22 | チューンナップ
お客様から修理の依頼を受けたんですが、特に問題ないことが分かり、相談したら、是非チューンナップとメンテをして欲しいとのこと。
お客様は他の機器で量子ノイズを除去するBYBEEの効果はご確認済みで、BYBEEチューンナップと接点クリーニングエクスコンタクトに決まりました♪
各コネクターを外してエクスコンタクトでクリーニング。
KSA80はコネクターが沢山あるので効果は絶大でしょう!
BYBEEはアメリカのメーカーですが、ヨルマデザインが最上級ケーブルに採用して一躍有名になりましたね♪
電源から入ってくる高周波ノイズや接点や電子が擦れる量子ノイズだけを除去するので増幅回路では音楽信号だけがピュアに増幅されるんです!

あくまでもクレルの良さや味はそのままにしたいので、内部配線や仕様は触らずそのままです。

これがエクスコンタクトとBYBEE素子。

電源の回路をみて、タイプと容量と数量を確認。

フロントパネルを外してBYBEEを搭載しました!

ついでに内部のホコリや汚れも綺麗にクリーニングしました(^.^)

バランス接続なら問題ないのですが、RCAを使用する場合はジャンパーピンを装着しないといけないのですが、このKSA80もジャンパーピンが付いてなく、RCAで使用しているとのことでした。
ジャンパーピンがないと、若干ですがハムノイズが出ちゃいます。
意外と知られてないのか、中古を見てもジャンパーピンが付属してないのが多いみたいです(^_^;)

早速ジャンパーピンを製作して装着、ノイズチェックしましたが、RCA入力もバッチリノイズのないサウンドです!
製作した仮のジャンパーピンは銅製で酸化して接触悪くなるので、クレル純正の金メッキのものを手配しました(^.^)

最後にボンネットを閉めて、サウンドチェックしましたが、凄く鮮度が上がっていい音になりました♪
クレルの音はそのままで、クォリティーだけが上がってお客様に満足していただけること間違いないでしょう!(^.^)v



コアメインシステム少し変更♪

2011-01-15 13:13:16 | ハイエンド試聴
コアの試聴ルームにあるメインシステムですが、
今回少し変更しました♪

目的は、CDトランスポートにオラクルCD2000MK2を迎え、
CD専用機の究極を目出していこうと、システムに追加しました(^.^)


従来通り、dcsスカルラッティトランスポートは最高品質ですが、価格が440万円ととっても高価なので、現実味がなく、SACDの将来性も考えて、CD専用機が最近よく売れています。
その中で、このオラクルCD2000MK2が140万円とぐっと現実味があってご愛用されている方が多くなってきました♪

要するに、トランスポートが聴き比べられるようにしたんです♪(^^)v

それに伴い、ラックスペースに問題が出てきたので、コプラーレ社のAURALアンプベースを導入♪
FM411MK2に使っていた同社のベースをマスタークロックに乗せて、FM411MK2のパワーアンプを新たにAURALにしたんです。

音は良くなったのですが、セッティングをいじると音は一気に落ち着かない感じで、少し落ち着くまでに時間がかかりそうです。(^^ゞ

でもCD2000MK2の実力は流石ですよ♪

是非、試聴に来てくださいね(^^)

CD2000MK2の特価も18日にて終了です!
お早めに♪