オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

電源ケーブル試聴(^^)v

2009-08-31 17:35:09 | Weblog
今日はエレクトリさんが来られ、ノードストの電源ケーブルの試聴です。

以前は中間機種2種類を試聴しましたが、今回は上位機種2機種と一番リーズナブルな1機種です。
上位2機種は、20万位のものとバルハラという40万円位のものですが、最高クラスのオーディンは価格が140万円もするのでまだ未輸入だそうです。

早速、当店お奨めのヨルマデザインとの比較試聴です。

まず感じたのは、聴かせ方がかなり違うこと。
それと、ヨルマの低域の位相特性がやはり断然優れていること。
ノードストは結構聴かせ上手だとは思うのですが、どちらかというと中域を中心にエネルギー分布が広がって周りに行くにつれ薄れていく感じ。
ヨルマは位相がしっかりとしているので特に低域の形が手に取るように表現される。
その分、中域のボーカルやギターなどのメイン楽器が中心となって聞かせる感じではなくて、楽器全体がセッションしていく様を聴かせてくれる。
ノードストは中域のメイン楽器がリアルに聴こえる分、楽器同士がかけ合いをしてる感じではなくてバックバンド的ななり方になる。
それはバルハラでも基本的な聞かせ方は同じ。

好みの違いとして片付けるわけではないですが、40万円もすればそうもいかない。
やはりヨルマの精度の高さに軍配が上がるのはしょうがないですね。

電源ケーブルは機器を生かすものであって、好みで片付けてはいけない。

そう今回もヨルマに思い知らされました。(^^ゞ


最高級ジャンパー線入荷!

2009-08-30 14:42:15 | Weblog
先日ヨルマデザインのNO.1というジャンパー線を納品してきました。
ANAT-REFERENCEⅡPROのウーハー部分を接続しているケーブルです。

日本で3台中のもう一方のYGアコースティックANAT-REFERENCEⅡPROに同じヨルマの最高峰、PRIMEのジャンパーを注文頂き、入荷しました。
価格はなんと30万円です!(@_@)

このお客様はPRIMEのジャンパーを選ばれた理由ですが、それは全てPRIMEをご使用されているからです。
本当は先日納品した実績で確実に音質の良かったNO.1でも十分じゃなか!というお話しでしたが、せっかくSPケーブルが全てPRIMEなのと、NO.1でもあれだけ良くなったんだから、PRIMEはSPケーブル同然、もっと良くなるはず!とのことでPRIMEにしました。

たった10cmのジャンパーワイヤーですが、NO.1とPRIMEの音質差はどうでるのか、楽しみです♪

画期的、衝撃的アクセサリー入荷!

2009-08-28 11:52:43 | Weblog
クライオオーディオテクノロジーからケーブルエンハンサというノイズを吸収するアクセサリーが登場しました。
これは、これは…
正直凄いです!

いつもはヨルマのNO.3(20万円ほど)のスピーカーケーブルをリファレンスに使っていて、たまにお奨めのCAT社SCSP20ASR(1m3000円)に繋ぎ換えて試聴してますが、この3000円のSPケーブルにこのケーブルエンハンサーをつないだ瞬間、ヨルマを超える部分が沢山あるんです!
ヨルマにこのケーブルエンハンサを繋ぐと凄い音が出るんでしょうね♪
容易に想像が出来ます。
電磁波と高周波ノイズを誘導除去するんですが、音にコレだけ貢献度があるとは凄いです。それと、フェライトコアは変化量が少なく、しかもデメリットも多く感じましたが、このエンハンサーはデメリット無!エネルギーも解像度も増えて、単純にノイズだけが低くなって音楽信号が浮き上がってくる感じです。(^.^)

カベコン内のVAケーブルにつけるタイプもあるので、早速試聴ルームで試してみます!

これから凄く期待できるアクセサリーです。(*^_^*)

ティールのユニット交換完了(^_^;)

2009-08-25 19:26:50 | Weblog
先日お客様から「CS2.3のウーハーから音が出ない!」ということでユニット交換をしてきました。

ハンダもティール専用で、オリジナルに忠実に交換します。

↓まずは、パッシヴラジエーターを底板から外します。


↓吸音材を抜いて、ネットワークもついでにチェック!
やっぱり振動で、Lが外れてました。ボンドで簡単に止めてあるから外れるんです。
ウーハーユニットは、このパッシヴラジエーターの穴から挿入して、裏から収めるので、バッフル板に傷が付かないよう、マスキングテープで養生します。(^^)v


↓で、完成です!
ついでに、パンチングメタルを仮止めしました。
私のアイディア&お客様製作の共同作業♪
サランネットを被せれば、見た目もスッキリ。
音はともかく暫し我慢。
もう子供さんにツブされる心配はないですね。(^^)v


でも、他のユニット、全部ツブされてるので順次交換予定ですが、子供さんが大きくなってからでしょうね。
しばらくはコレで我慢してもらいましょう~(^^ゞ

発売直前のプリメイン試聴

2009-08-23 15:14:34 | Weblog
昨日はAKアソシエイツの堀内社長が新製品のプリメインアンプを持ってきました。
実はアメリカラスヴェガスCESに堀内社長と一緒に行った時に聴いて決めてきた商品です。

価格は18万程。
前段に真空管、終段にトランジスターというハイブリッドですが、リモコンのボタン一つでソリッドステートにもなって、音色を楽しめる。
しかも、USBオーディオをはじめデジタル入力も装備。
見た目は、どこか懐かしい好感の持てるデザイン。
本物のウッドが綺麗な曲線のキャビネットは雰囲気がいいです。

駆動力はほどほどですが、オーディオ的ではなく、音楽的で何も考えず親しめるプリメインアンプです。

もちろん展示導入しますよ♪

話題の?電源ケーブル試聴

2009-08-22 18:20:11 | Weblog
お客さんがヤフオクで話題の沢山の電源ケーブル買われたのですが、当方でも音質の確認をしたいということで持ってこられました。

私達もこういった商品を試聴できるのは貴重な情報です。

結果は…

色々問題がありそうなのでノーコメントでお願いします。(^^ゞ

YGアコースティックをスペシャルアンプに交換(^^)v

2009-08-14 23:56:23 | Weblog
YGアコースティック社のANAT REFERENCEⅡ PROというスピーカーの超低域部分を担当しているユニットはアクティブなのでアンプが付いてます。
800Wのアンプでオランダのハイペックス社のアンプをYG用に特注してるもの。
この800WはPROシリーズ(1250万円)の専用アンプですが、アメリカ仕様の117Vだと、ハムノイズが出るので、通常はステップアップトランスで100Vを117Vにするか、200Vを直接つないでやる方法。
今回は、お客様と自分の拘りをもって、全機器を同相の100Vで揃えるという考え方で、特別に100Vトランスに改良。
更に、低域のレスポンスが若干遅れて聞こえることもあって、ゲインも6dBアップしたスペシャルアンプに改良!
YGアコースティック社は今回の指摘によって、全製品このスペシャルアンプで発売するとのこと。
さすが柔軟で確かな耳と技術をもったYG社のヨアブ社長に感謝です。
もちろん、的確に対応していただいた輸入元アッカのK氏にも感謝です。

音は…

素晴らしい!!
同じスピーカーとは思えぬ、低域のレスポンスとちょうど良いテンションのあるサウンド。(*^_^*)

もう一人のお客様もコレに改良したものに交換する予定です!


箱の中には…


ネコちゃんが!(*^_^*)


箱が大好きなネコちゃん監督の下、無事交換作業とヒヤリングが終了しました♪

ティールのユニット交換(@_@)

2009-08-14 23:53:44 | 修理
お客さんから電話を頂いて、「片方のウーハーから音が出ないんです…」。
早速お客様宅をお伺いしました。

そこで見たものは…(@_@)

子供さんにキックされたそうで、痛々しい無残な状態のウーハー…(-_-;)

音が出ない原因は、ほとんどがユニットの不良ですが、まれに断線もあるし、外し方とハンダもティール専用ハンダが必要、ネジもヘックスのインチサイズなので、お客さんには無理なので現地で交換です。


ユニットをチェックしたらやはりボイスコイルの断線でした。
早速輸入元に手配をして、後日取り付けに行きたいと思います。(^^)

次世代オーディオに思うこと…その2

2009-08-14 23:25:48 | Weblog
皆様、お盆でおやすみの方、お盆なのに仕事の方、いかがお過ごしでしょうか?
私は、店は休んでるのに頭は仕事だらけの日々を送っております。(^_^;)

先日「次世代オーディオに思うこと…」を書きましたが、お客様から貴重なご感想のメールをいただきました。

誤解があってはいけないと思い、もう一度ここで書かせていただきます。
また、内容も再確認し、訂正いたします。

お客様のお話はごもっとものご意見で、次世代オーディオは理想的だとのお話でした。
もちろん私もそう思います。

先日書いたのは、次世代オーディオを批判したものではなく、むしろ逆で、もっと頑張って高音質化をさらに図ってほしいという思いで書きました。

先日使用した機材は、HDDのPCではなく、SSDのPCでした。
また、クロックもPCのものではなく、DAC内の高精度クロックに同期させたジッターの極限に低いもの。
PCもACに繋がれていてもバッテリーを優先とした電源事情も有利だとのこと。
もちろん、先日のデモンストレーションは、これら全て理想といわれるハイスペックにて試聴したわけです。

理論的には理想なので非常に期待をして聴いたのですが、正直CDを全て超えるものではなく、むしろフォーマットの差以前の問題の基礎的なものに問題があるような、平坦でノイジーなサウンドでした。
好みなどの範疇では明らかに違う音質です。
これは、当方の最高級CDシステムでの比較なので、価格帯比で考えたらもちろんUSB-DACのほうがCPが高いとは思うのですが、絶対的な音質に疑問を残しているのです。

発展途上なのでこれからの部分にはかなり期待をしているのですが、雑誌や評論家の方、インターネットでのBBSなどで、どうも誤解されるような言葉もあるので、ここを明確にしたいと思っただけです。

「CDの時代は終わった」
「CDプレーヤーを新規で買うヤツは馬鹿だ!」
「CDはいずれなくなって、固定メモリーオーディオになる」
…etc、消費者を煽るような言葉が多く、他のお客様からもこのような質問が多いのです。
なんでもかんでも混在した考え方ではなく、お客様のニーズにあった考えでものを判断して欲しいのです。

多くの方はせっかく多くのCDソフトを所有しているんだから、CDをいかに素晴らしく鳴らすかを考えながら、次世代オーディオに期待したいものです。
そして、スピーカーやアンプのことも考えて欲しいからです。
それから、優秀な伝送技術のケーブルやアクセサリーも。

偏った、煽りはオーディオ業界をダメにします。
そこを言いたかっただけです。

以上です!!(^^)v



次世代オーディオに思うこと…

2009-08-08 11:49:01 | Weblog
最近はメモリーオーディオが主流で理想的なメディアとしてどんどん製品が登場してきます。
i-PODやUSBオーディオは今やパソコンとは切ってもきれない存在で、インターネット配信で曲を購入するなど、非常に音楽を楽しむ環境が変化しました。

その影響で、近所のCDショップが次々と閉鎖。(^_^;)
確かに曲選びや曲探しなど、インターネット上で簡単に検索でき、しかも欲しい曲だけ買えるとなれば、わざわざCDショップに出掛けて行って、探してるCDがなかった!などの嫌な思いもしなくていいですよね~。

でも…

そんなんでいいのでしょうか??
曲を得るだけの行為としてだけでなく、そこへ行くまでのプロセスとかショップの店員と会話を楽しむとか、色々楽しむことってありますよね。
なんだかインターネットで凄く便利になった反面、そういったプロセスがなくなっていて寂しい世の中になってきたような気がします。

先日、USBオーディオの中でもハイエンドと言われるものを試聴してみました。
(写真参照)
USB-DACはエアー社のもので、PCからUSBでDATAを送信してDA変換するんですが、PCも大容量HDDなので非圧縮にて記録してあるので、理論的には高音質で回転メカが無い分、CDよりもDATA的に有利。

で、肝心の音は…

残念ながらハイエンドではないですね。

何故なら、マスタークロックもオーディオ的なチューニングも電源も全く配慮してないPCからDATAを送り出してきても、ハイエンドなCDシステムには到底及ばない。
要するに、PCにもせめてワードシンクさせてやらないと無理です。
現段階では、出たばっかりのCDプレーヤーみたいなもの。
ハイエンドな領域まで来るのにはまだまだ時間がかかるでしょう。

ハイエンドオーディオではまだまだCDの可能性が秘めてます。
今ライブラリーされている沢山のCDをいかに良いサウンドで鳴らすかが一番手っ取り早いですね。(^^)v

ハイエンドオーディオはCDにあり!ですね♪