オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

シアターセッティング準備♪

2010-02-27 16:06:29 | シアター関連

今度シアター完成予定のお客さまの準備をしてます。

KEFのこのSPは壁掛けタイプで天吊ができません。(^_^;)
「それを何とか天吊に!」というご要望にお答えすべく、
事前に金具作製してます。(^^)v


はい!天吊バッチリです♪
ネットも逆さまにすればOKですね!(^^)v


それから今回もエプソンにボーゲルズの金具を付けるための事前作業です。
エプソンにボーゲルズが未だに付かないのは困りますが、コレで問題ないですね♪


こうやって事前に準備しておけばスムーズにセッテイングできます(^^)v
それとヤッツケ工事は絶対したくない!
これ結構プロとして重要だと思っています。(^.^)

自分の能力の限り、最善最良のセッティングを心がけています。(^^)v

これってオーディオの仕事??

2010-02-26 16:48:02 | お客さま宅

「NC旋盤のモニターが映らなくなったから直して欲しい」
と、取引先の社長から修理依頼…(^_^;)
この機械は昔のタイプなのでブラウン管式。
コレを修理すると30万円!!だそうです。
多分モニター交換だと思うのですが…高すぎです。(@_@)

そこで中身を見てみると…
これはアナログRGBなのでPC用の液晶モニターで映るはずとのことで、
兄貴の経営する会社がモニターとコネクターを手配。
ところが…、
電源は200V!(@_@)

配電盤をチェックし100Vの電源を探しましたが、
配電盤から配線するのも大変なので、
ダウントランスで100Vを作りました。(^^)

液晶TVの固定金具はアルミ製の自家製。(*^_^*)
さすが取引先の社長、お手の物です!

ところが…
画面が不安定で点いたり消えたり安定しません(^_^;)

原因をテスターでチェック。
アースポイントに問題があってノイズが混入してました。(^^ゞ
アースを取り直して取り付け作業完了!

↓バッチリ!きれいに映りました~(^^)v

費用は10分の1で済みました♪

オーディオ店の仕事?って思いましたが、
電気関係なのはどれも同じなので、
たまに何でも屋に変身です。(^_^;)笑



B&O設置打ち合わせ♪

2010-02-22 17:25:50 | お客さま宅

リビングシアターの横の壁に、B&O社のコンポを設置します。
その為に、バング&オルフセン表参道さんから図面を頂き、
正確に位置決めをしていきます。
位置決めをしたら、こちらでも図面を書き直します。

コレで正確なイメージが出来るので、
お客さんに納得してもらうために手間をかけます。

B&Oの資料とホウキのコラボがなんとも良い感じに違和感が。。。笑

この壁面にB&Oが設置されます。
補強を入れる位置と、配線と電源の位置関係を正確に把握します。

右側にはルートロンの調光器をつけるためのボックスがあります。

さて、スクリーン面ですが…
ここで大きな問題に直面!!(@_@)

床にスクリーンBOXの墨打ちをして上を見上げたら、
補強の為の大きなハリがあって、BOXが当たっちゃうんです。(^_^;)

よって、このスクリーン周りだけデザインし天井を7cm下げることにしました。
何でも困ったときはデザインするんですよ♪

こんな感じで、シアターを完成させていくんですが、
なかなか手間暇がかかるので大変ですが、
かかった分だけ良いお部屋が出来るので楽しみです♪

お気に入りをチューニング♪ウエスギ編

2010-02-20 16:33:25 | チューンナップ

今回はウエスギのU-BROS-1プリアンプのRCAジャック交換♪
きっかけは接点不良で、入出力のRCAを触ると音が途切れます。
お客さんは「良いプリアンプがあれば買い換えたい」、とのことでしたので
ご自宅のシステムで色々試聴してもらいましたが、このウエスギが一番相性がよく、
コレを直して大切に使っていこう!と。(^.^)

入力1と出力1を新品に交換。入力2は、使ってないフォノ入力2の純正ジャックと入替。
なので、3セット外して交換作業です。

今回RCAジャックはWBTのnextgenを使用します。
コレは今までのRCAジャックの中で一番素直で位相特性が良く、
キャラクターが少ないので、機器の本質を発揮してくれるので
こちらから提案させてもらいました。(^^)v

しかしここで問題が…
このnextgen、1mm位半径が大きくて、LとRが干渉しちゃいます。(^_^;)
シャーシは出来るだけ加工したくないのがコアの拘り。


で、コアお得意の小技。(^^)v
カラーを少しカット♪


ハイ!バッチリです♪


ハンダ作業をしてて気がついたのですが…
これって出力2優先!??
出力1は渡し配線になってます。。。(@_@)

これ、知らずに出力1を優先して使ってる人が多いと思いますが、
出力2の方が音が良いはずです。(^_^;)
出力1のほうが音が良い!というのなら、接点多い方が音が良い!ってことになっちゃいますよ~(@_@)

ここは素直に出力2を使うべきです!(^^)v

ここでは、配線をチョイ!と出力1に移動しました。(^^)v
コレで出力1はnextgenで優先配線になりました♪


交換&移設なので沢山同時に外しておく必要があります。(^_^;)


配線はあえてオリジナルそのままを使います。
コレを違うものに変えちゃうと、ウエスギの音じゃなくなってしまうかも知れないからです。


ハイ!すべて交換&移設完了!!(^^)v


配線もオリジナルに忠実に復元。これ結構大事ですよ~(^^)


音だしチェック♪
ノイズっぽさがなくなり、真空管独特の透明感とウエスギらしいサウンドが素直に聴こえます。(*^_^*)


これで、また気に入って使っていただけます。

お気に入りを大切に使っていくのって、ピュアオーディオの基本ですね♪

シアター&オーディオルームの打ち合わせ♪

2010-02-15 16:26:00 | お客さま宅

今日はリビングシアターと、オーディオルームの現場打ち合わせです。

まず、シアターは照明はルートロンで調光、カーテンやエアコンまでオートメーションリモコンで制御します。
そのために配管とLANケーブル、専用電源回路等、打ち合わせは満載です。(^^ゞ

プロジェクターとリアスピーカーはこちらに埋め込みです。
筋交いを少し避けないといけないので、現場で実寸での打ち合わせです。


こちらはスクリーン側。
プラズマTVも置くので、スクリーンBOXの位置関係を確認。
スクリーンにもLANケーブルと電源を配線します。


こちらは、キッチンとダイニング側の窓ですが、遮光の電動ロールカーテンをつけるので、電源とLANケーブルを配線。


その他に、書斎にはオーディオシステム専用の打ち合わせ。
SPケーブルは配管でするため、長さや条件を左右均等にするための入念な打ち合わせです。
音楽三昧の素晴らしいお宅が完成します♪

シアターもそうですが、オーディオ機材もすべて新規でコアお任せメニュー(^^ゞ
ハイエンドオーディオなので、機器選定は吟味して素晴らしいシステムをチョイスしました。
完成まで、非常に楽しみです♪

素晴らしい製品たちが姿を消す日…

2010-02-13 10:19:38 | お店の話


前にも何度か書きましたが、最近良い製品が少なくなってきています。
言い方を変えると、良い製品は非常にコストがかかる時代。

デフレ時代だから良い製品が高くて売れない。だから生産中止…
なんてことが、結構頻繁に起きています。

また、コスト高を嫌って生産国を中国等に移行し
品質を落としているケースも多々あります。

コアでも、数年前に比べて特異な現象が起きています。

中古品が目立って売れていて、レギュラー品が売れない。
それから、現品処分品の商談が凄く多いんです。
むしろ「展示品の方がいい!」とか言われます。

例えば先日もディナウディオ社の「Consequence」というスピーカーが
発売20年以上経って、モデルチェンジしました。
「ConsequenceⅡ」で見た目や大きさ等はほとんど同じ。
これは完成度が高いからなのでマイナーチェンジになるのは当然のことですが、
価格は360万円から660万円に。
経済成長率から考えても妥当な金額ですが、
360万円から価格を上げなかったのが幸か不幸か、
マイナーで660万円だと、やっぱり良い物は高いんだ!と納得せざるをえません。
納得しても買えないものは買えませんが…

また、CHORD社のDAC64MK2というDAC。
当時発売価格36万円から新化を遂げて53万円まで成長してきましたが、
音も良くなってきていて今から売れると思った矢先に、モデルチャンジ。
QBD76へ。
BluetoothやUSB入力等の機能が付加され、単純にCDPのDACとして試聴しましたが、
大幅な新化をしたとは思えず…
68万円という価格になったことを考えると、
CDPだけのDACとしてDAC64MK2は発売し続けて欲しかったと思います。

またまた、ヘーゲルのH2AMK2のパワーアンプ。
あのDF1000以上を誇る駆動力と程よいテンションが絶妙なバランスだったのですが、
H20という上位機種を出して欲しいということを私自身が言った理由もあって、
H2AMK2は生産中止になっちゃいました。
H20が正常新化しているのならいいのですが、絶妙なバランスが崩れていて、
50万円から70万円への価格差は納得できないものになっちゃいました。
一応、改善するようベント社長に言ったのですが、H20の量産モデルがどこまでよくなってるのかはいまだ不明…。

それから、ディナウディオ社の30周年記念限定モデル「Sapphire」ですが、
ようやく1000set完売で、姿を消します。
嬉しいのか悲しいのか…
25周年記念モデルもそうでしたが、さすがディナ、記念モデルには社運をかけてるだけあって素晴らしいの一言!
そんな素晴らしい製品は限定という形で姿を消していくんです。

それと最近騒がなくなったフランス「YBA社」。
騒がなくなった理由は、YBAの良さが聴こえない普通のサウンドになっちゃったこと。
モデルチャンジしてないのに途中から音に魅力が無くなり、
内部の比較をしてみたんですがパーツの変更等をしていて、
あの魅惑のYBAサウンドが出ないんです。
よき時代のYBAは、今聴いても素晴らしい色気と音楽性を持っています。
なので、よき時代のYBA中古はあっという間に商談中に…

更に、あの驚愕のアンプメーカーFMアコースティック社!
何が驚愕というかというと、為替レートなんぞ関係ない!ってほどの値上げ!
FM155についてもそうですが、発売から15年近く、
発売時68万円だったが、今は139万円!
FM411はMK2になったけどマイナーでほとんど変わらず、価格は約2倍の600万円!
しかも内部では少しずつ値上げしてるので値引幅も無くなってきてます。
これも、良い製品を作り続けるにはコストがかかるということが一目瞭然で、
FMは、同じクォリティーのもの価格を上げてまで、発売してくれてるから尊敬に値します。
でもこんなデフレ時代に売れるのは…「中古」。
FMの中古はあっという間に商談が数件入っちゃいます。

そんなこんなで、良い製品はどんどん高くなってるならまだしも、売れないからコストダウンし、終いには売れないから生産中止。

シアターなどのビジュアルと違ってオーディオはローテクの塊なので、熟成された技術を継承できるかどうかが肝心。
世の中の新化とはある種正反対の技術なので企業も大変ですが、
なんとか、ローテクの熟成された技術にもう一度目を向けて欲しいものです。


男だらけのバレンタインデー(^_^;)

2010-02-12 18:37:32 | お店の話


この時期はバレンタイン(*^_^*)
普通男性は女性からチョコを貰うのですが、
コアでは男の店員から愛をこめて、お客さんにチョコを差し上げています。(^^ゞ笑
最近、友チョコや逆チョコも何でもありですからね。(^_^;)

土日先着20名様限定!

お祭りごとなので貰ったお客さまも貰えなかったお客様も
あまり真剣に捉えないでくださいね~。笑

是非ご来店お待ちしています♪

プチハイエンドD/Aコンバーター♪

2010-02-08 09:40:04 | コアお奨め!
それは今更ながらなんですが…、
多くのDACと比較試聴してきましたが、
コイツやっぱりなかなかやるんです♪

USBやらi-PODやらややこしいことは抜きにして、
シンプルにコンパクトにCDソフトだけをいい音で再生したい!って方にはお奨めですヨ♪

ボリウム付なので、パワーアンプ直結でも使えちゃう(*^_^*)
2時くらいがフラットなので、通常のDACとしてもバッチリです(^^)v

しかし、こういった素直なDACはデジタルケーブルでジッターの問題等、本来の性能を損ないやすいので、こういったセットを作ってみました♪

DAC本体+デジタルケーブル+RCA変換アダプター(バランス接続なら要りません)

今回お買い上げいただいたお客さまからも、素晴らしい評価を頂きました♪
↓↓
「以前の音場空間より音圧が前に感じられて臨場感抜群です。
なによりも以前の雰囲気は損なわないで、密度の高い音色になり楽器の音色、
歌声がより生々しく、より芸術的な音になりました。
これはお奨めの一品だと思います、納得のいく16万です。」


ご感想ありがとうございます!!

セットでなんと!!

162,435円(税込)
但し数量限定です。
こんな価格でハイエンドって言っちゃっていいの??

ハイ!(^^)v
ご注文、お待ちしております!(^^)v



SYSTEM6のディフラクションパッド交換作業完了♪

2010-02-07 08:15:23 | 修理
さて今日はお客さん宅でPUPPYのパッド交換です。
これは大きいし、セッティングし直しが大変なので、現地で修理です。(^_^;)

スクレパーでウレタンを剥がしていきます。
面積は大きいPUPPYですが、剥がすのはあっという間。(^^)v


抜け殻…(^_^;)
このまま上から貼っちゃえば楽なんですが、性格上許せないんです。(^^ゞ


エタノールで表面がヌルヌルするまで擦っておくとはがしやすいです。
でも面積大きいから大変~(>_<)


ここまでくるのに約1時間。(^_^;)
あともう少し!


ハイ!綺麗にピッカピカです!
綺麗なのに何故か自作スピーカーみたいですね。笑


養生シートやマスキングもすべて剥がして、いよいよ新品パッドを貼る作業です。
なんだかこのままの方が綺麗だから、貼るのが勿体無いような気がしますね。(^^ゞ


面積が大きいので位置決めが大変です。
少しでもズレてひっついちゃったら大変です。
一部の剥離紙を剥がして位置決めします。(^^)


はい!綺麗に仕上がり、完成です!
何故かウレタン&マジックテープを貼るだけでウィルソンのスピーカーになるんですね~笑
やっぱりこの姿が「WilsonAudio」ですよね♪


新品みたいになりました。(*^_^*)
やっぱり綺麗になると気持ちがいいですね♪



SYSTEM6のディフラクションパッド交換作業その1♪

2010-02-06 09:42:41 | 修理
ウィルソンのSPといえば、クルマ用の高級塗装で綺麗に仕上げた上に、
ウレタンパッドを貼り付けてマジックテープモロだしの、
なんともチグハグな見た目ですが、音は素晴らしい!
ってことで、このパッドの役割は大きいとのこと。

しかし加水効果でボロボロになったお客さまがいらっしゃるので交換することになりました。

ニチャニチャでボロボロとウレタンのクズが出て、手は汚れるし、サランネットはつけても剥れちゃうし、最悪の状況です。(^_^;)


輸入商社に送って作業してもらえば楽なのですが、送るのが大変。
なので、コアでやることにしました。(^_^;)
樹脂のヘラでウレタンをはぎます。
その時に他にキズをつけないように、マスキングやラッピング等で養生しておきます。


ハイ!抜け殻のようにウレタンが取れました。
が、これ触ると真っ黒になるので、そ~っとゴミ箱へ…(^_^;)


これが新しいディフラクションパッドです。(^^)v
新品なので綺麗です。(*^_^*)
ちなみにPUPPYは重いのでお客さまのお宅で作業します。


ボロボロニチャニチャがSPユニットに付かないように急遽ダンボールで養生。
即席手製コンパスでバッチリ円く切れました(^^)v


コイツがニチャニチャ取れないんです~(^_^;)
ウレタンはスクレパーである程度削いでからエタノールを浸み込ませ、あとはガムテでペタペタ……
性格的に綺麗にしないと納得いかないタイプなのでコツコツ頑張りました♪(^_^;)


ディフラクションパッドを貼るのにも係わらず、ピッカピカにしちゃいました♪
このほうが綺麗ですね~笑


剥離紙を一部だけ剥がし、位置決めをします。
コレ失敗すると再生不能ですので要注意!(^^ゞ


ハイ!この通り綺麗に仕上がりました♪
マジックテープは最初からひっついて来ましたので作業的にはパッドを貼るだけでした(^^)v


簡単そうですが結構めんどくさいし大変です。
根気も技術もアイディアも要る作業でした(^.^)

これで綺麗に新品みたいになりましたのでまた心新たにSYSTEM6をご愛用していただけますね♪

さて、次はお客さま宅にてPUPPYのディフラクションパッド交換です(^_^;)

続く…