オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

ATOLL社CD400にデンテック製DTU-CLOCKチューニング♪

2018-09-25 19:09:16 | チューンナップ
このCDプレーヤーはとても音が良かったのですが、現在はCD400SEとなりメカが変わってしまいました。

更なる音質アップの為に、デンテック製のDTUクロックとBYBEE素子(高周波ノイズや接点ノイズなどの量子ノイズ90%以上除去)チューニングを行いました!!

ただ、このCD400はとってもスタイリッシュな為に、クロックと電源の入れる場所と影響しないレイアウトが至難の業。。
でも、何とか良い場所が見つかりました!!

オラクルでもおなじみのCD-PROメカのクロックを外します。




熱と静電気対策しないとメカ壊れますので注意が必要です。

そして、DTUクロックからの超高精度クロックの同軸を挿入!!


レイアウトはこんな感じ。

搭載前


搭載後


音質改善接点クリーニングも行います。

ヒューズもCRYOヒューズに交換しました。



そしてテストランニングですが、別次元の解像度とデジタルということを忘れるくらいの音質です!




これで凄いCDプレーヤーが完成しました!

コア試聴ルームコーナーアンク追加しました♪

2018-09-23 12:18:45 | お店の話
やっとコーナアンクが4角揃いました。

以前までは前方のスピーカー両サイドのコーナー2箇所だけでしたが、今回はリスニングポジション側の2箇所にも同じコーナーアンクを導入♪

以前までのリア側はQRDのBADコーナーにリプラスのSFWという倍音拡散を組み合わせてそれはそれでバッチリでした!!

左側リア


右側リア


お店なのでごちゃごちゃしていて醜いですが…(^_^;)

右側のフロントとリアはこんな感じでした。


それを、

綺麗に空けて


こちらも

こんな感じ


今回は全て4箇所揃ったのでバッチリ良くなったと思いきや…
ダメですね。。
デメリットがあります。汗
高域がスムーズに伸びません。
その関係で低域のエネルギー量や音階の階調や形が曖昧に…

前回もそうでしたが、リプラスの倍音拡散が非常に重要ということで、フロント側同様SFWを挿入しました。




これが見た目は見えなくなるので同じですが音は凄い良いんです♪

でも、デメリットまで補えないようです。
現在の位置をメーキングして、YG専用セッティング治具を使って再セッティングです!
やはり絶妙なチューニングの上に、スピーカーのセッティングをしているので、またまた若干の位置を見直さないといけません。


ただ今ボイシング中です


本領発揮まで暫くお待ちくださいませ。(^_^;)

YG Acoustics アップグレード作業♪

2018-09-09 12:51:42 | お客さま宅
今回こちらのお客様はANATのエンクロージャーですがユニットやネットワーク内部はSonja仕様でしたが、最新XV仕様の2.3にアップグレードです。



変更点はSonja1.3から2.3のアップレードと同じで、ツィターユニット交換とそれに適合したMID-HIネットワーク交換、LOWネットワークはヴァイスコイル搭載のネットワークに変更です。

これが最新ビレットドームツィター。


手前が最新LOWネットワークヴァイスコイル搭載。


これがMID-HIネットワーク。


要するにエンクロージャーとウ-ハーユニット、ミッドユニット以外、最新に全て交換です。






ANATなのでWBTターミナルでしたがこれもYGオリジナルターミナルに全て変更。


私とACCAのK社長と同時に作業しましたが、もちろんですがネジのトルク管理は左右合わせるために私が全てチェック作業しました。

出てきた音は…

YG恐るべしです。

全ての音域に、電気的機械的ロスが全く感じずストレスが全く無い感じで、全ての音が自然に出てきます。
たくさんのユニットから鳴ってる感じが全く無く、あたかもフルレンジユニットがなっているかのようなのに、超低域の見えるような階層のある低音から超高域の立体的な空間の倍音まで限りなく幅の広いキャンバスの中にびっちりと音楽が存在しています。

音的にどんどんスピーカーが鳴ってる感じがなくなってきていますね。
音楽がそこにある!って感じは、当店が扱っているあらゆるメーカーの音と同じです。

YG AcousticsスピーカーHailey1.2(Type2)再調整♪

2018-09-08 09:58:13 | お店の話
型式も価格も同じですが最近のHailey1.2はウーハーのネットワークインダクターがバイスコイルになっていてリニアリティーが60%アップ、残響損失率24%アップと、大幅に改善しています。

コアの展示も前回まではType1でしたが、今はType2で、同じ位置でセッティングしてましたが違和感が取りきれなく再調整しました!

Type2はいきなり良かったのですが、低域のトランジェントが良くなってる半面、中高域のトランジェントがイマイチでエージングで解決されるはずとのことでしたがやっぱり駄目…

そこでarteのカラムという新製品のルームチューニングで背面の壁の距離を擬似的に変化させ定在波を低減したら、中高域のトランジェントがすこぶる向上しました!!

ただ、ステージ奥行き方向の定位がおかしくなってしまったので再セッティングをしました。

元の位置をテープでマーキング












3~5cmセッティング位置を変更。

もちろん水平や左右の位置関係がズレるので仰角など再調整








低域のインダクターがヴァイスコイルに変更されただけで(もちろん定数は同じ)こんなにセッティングを変更しないといけないんですね。

Hailey1.2-Type2の圧倒的なパフォーマンスの高さに驚きます。
YG恐るべしです!!