オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

オールPADドミナスで統一♪

2011-10-31 16:48:10 | お客さま宅
今回はドミナスバランスケーブルの中古が出たので、オールドミナスになるシステムのお客様宅への納品です♪

やはりケーブルは統一したときに発揮できる音というものがあります。
それは味付けではなくてインピーダンスや静電容量からなる位相特性の一致だと思います。
揃えた時にそんな統一感のある音楽に変貌します!

今回のお客様のシステムはSPがYGアコースティックのANAT-REFERENCE3PROで、フルレンジ(上部)部分にはPAD社のドミナスSPケーブルを使用、FM266とFM811のプリパワー間にもドミナスバランスケーブルを使用していますが、YGのウーハー部がアクティブなのでバランスケーブルを使用するんです。
今まではJORMAのNO.1を使用してましたが、今回ドミナスバランスケーブルの長尺の中古を導入して、一応ラインでドミナスが揃いました!

もちろん、dcsのスカルラッティDACからFM266間もドミナスバランスケーブルです!

YGのSPは、ドミナスで統一することで低域も量感と音色たっぷりで統一感のあるダイナミックかつ高精細サウンド♪

NO.1バランスケーブルの長尺があまることになるので、サブシステムのFM255とFM711間に使用しました♪



SPはウィルソンのSYSTEM8なので、少しスリム系で心地よく、高解像度なサブシステムに仕上がりました♪

と、一挙両得システムとなりました!(^_^)


dcs社のアップデート&クライオヒューズ交換♪

2011-10-30 15:10:27 | お客さま宅
dcs社のスカルラッティDACのソフトウェアバージョンが1.20になったので、CD-ROMが送られてきました。
お客様宅に直接ですが、コアのお客さまは全てIEEE1394のみで接続されていて、全てワードクロックで同期させているので、接続をし直さないとアップデートできません。(^_^;)
案の定、一人のお客様から電話をいただき早速お伺いしてきました!

ついでに忘れ去られてる感のあるクライオヒューズに交換しているかどうかチェックして欲しいとのことで、ヒューズ一式を持ってお伺い。(^^ゞ

見事に、全ての機器のヒューズがノーマルでした。笑
全部で9台交換して完了!!
9台とは…
①FM115パワーアンプRch
②FM115パワーアンプLch
③YG-ANATⅢPROアクティブウーハーアンプRch
④YG-ANATⅢPROアクティブウーハーアンプLch
⑤FM255プリアンプ
⑥スカルラッティDAC
⑦スカルラッティトランスポート
⑧スカルラッティクロック
⑨クロノスルビジウムクロック
以上!!

そこで久々にクライオヒューズ交換の音を聴きましたが、凄いですね!!
こんなに小さなヒューズでこんなに音の鮮度が上がるなんて、昔は勧めていたのに改めて重要だと思いました。(^_^;)

それにしてもアップデートの件ですが、お客様にさせるのは結構大変だと思います。
操作はたいしたこと無いにせよ、それなりの操作や接続が必要ですし、36分もかかるアップデートの途中で万が一電源を落としてしまったりしたら大変です。
案の定、途中でバクがあってやり直し。。(・・?
結局1時間以上かかっちゃいました!

それなりのスキルのあるお客様ならいいですが…(^_^;)


KEF新シリーズR300試聴♪

2011-10-29 11:03:06 | ハイエンド試聴


KEFが新シリーズを出しました!
Rシリーズです。

価格はこのR300で¥156000(税別)なので、Qシリーズの上位機種になります。

かなりの重量がありますね。

音はさすがKEFのまとまりの良さと音作りの上手さがあります。
価格的にも程よいのですが、ディナウディオEXITEシリーズと完全にニアです(^^ゞ

位相管理としてはディナには勝りませんが、鳴らしやすさと肩肘張らない感じはKEFも好みとして存在感ありますね♪

特にワンランク上のシアターにRシリーズはお勧めですよ!!


もう少し鳴らしこんで検証していきたいと思います!

カスタマイズリモコン奮闘記!(^_^;)

2011-10-28 18:40:11 | シアター関連
コアがお勧めするブルーレイプレーヤー、イギリスケンブリッジオーディオ社AZUR751BDですが、画質、音質ともに、BDプレーヤーの中で大変ハイエンドとして薦めております!
また動作速度が非常に速く、ブルーレイ再生もCDプレーヤー並みの速度です!!

が…

コアでお勧めしている全自動カスタマイズリモコンRC9001の学習機能で不具合が。(^_^;)
何度学習しても学習しないんです。
100回に1回くらいは成功しますが、ぜんぜん駄目なキーがほとんどで使い物になりませんでした。(~_~;)



そこでマランツさんとの3ヶ月以上に渡りやり取りの末、ようやく解読に成功!!(^_^)
IR-CORDを解読するソフトとAZUR751BDのIR-DATAを元に、全キーを入力しました♪
正直大変ですわ~苦笑

これはマランツさんとコアとの共同作業によって解読解決した結果です!

これでRC9001でAZUR751BDを快適に操作できました(^_^)v


FMアコースティックFM411修理&チューンナップ♪

2011-10-25 16:25:56 | チューンナップ
今回はFM411パワーアンプですが、熊本県のM様からのご依頼です。
ノイズが出るとのことでしたのでチェックしてましたら入力部分のグランド浮きとお決まりのモジュール不良でしたので、正規アクシスにてモジュール修理等を行いました!

モジュール修理はオリジナルそのままで直しますので音質や性能が向上します。
修理とは言え音質アップも望めますので大変お勧めです!

修理完了後、BYBEE素子による量子ノイズ除去チューニングと電源ケーブル交換のチューンナップです!
コアでは、まずお客様の個体の音質チェックをします。

コア試聴用のFM411MK2とはかなりの差があります。
コアのFM411MK2もこのチューンナップメニューを施してあるので解像度やレンジ、音色の幅や音の立ち上がりはかなり向上しています。

電源部のチューニングなので底板を外しますが非常にシンプルですね!

まずは電源ケーブルの交換です!
交換前の純正です。

純正は直付けなのでオリジナルに近い状態で交換をします。

ヨルマのAC-LANDAです!このケーブルはまず位相特性がずば抜けていいですね。
それと着色が少なく機器の音色を最大限に引き出してくれるACケーブルです。
これによってFMらしさがさらに向上します!

音色の着色要素を極力少なくするためにFM指定ハンダを使用します。

ハイ!完成です!

純正に非常に近いフィッティングで長さも無駄なく施しました。

次はBYBEEの取り付けです。
FM411は取り付けスペースが十分あるのでレイアウトを吟味しやすいです。


BYBEEを搭載しましたが、ノウハウがたくさんあるので詳しい説明は控えます。(^^ゞ
接点が増えないようにと、ワイヤリングにストレスを与えないように工夫してあります。


管理するために必ずBYBEEチューニングをした際にこういったシールを貼っています♪


チューニングが終わったのでサウンドチェックです♪

エージングもありますが、コアのFM411MK2の性能にグンと近づきました!(^^)
ただ、セッティングがじゅうたんにべた置きなのでこの状態では音に鈍さと濁りがありますが、今回リプラスのSSインシュレーターもチューニングメニューの一つとしてお買い上げいただいたので、コアのFM411MK2とほぼ同じサウンドクォリティーになりました!

昔、コアの試聴ルームでFM711の純正を比較したことがあるんですが圧倒的にチューニングしたコアのFM411MK2の方が上だったことを思い出しました。
あくまでもコアのチューニングはすべて、「機器の本来の性能を発揮させる」ためですので、チューニングによって固有の音色に着色されたり、それによって音楽性がなくなったり微小な信号を失ったりすることはありません。
基本は量子ノイズを減らすだけです。

また素晴らしい性能を発揮したFM411が完成しました!

お客様宅でFMの真価を発揮できることを願ってます♪



CDソフト入荷♪

2011-10-21 15:18:56 | ソフト


今回は、追加分、新規分のCDが入荷しましたのでご案内します!


左上から、
ダイレクトディスクで有名なシェフィールドラボから、
MICHAEL ALLEN HARRISON / MATTER OF TIME
ですが、端正な音質でメロディアスなフュージョンで先日入荷しましたが即売り切れで今回追加分です。

中上は、
レコーディングやマスタリングにB&Wやナグラの機器を使ってるドイツのストックフィッシュから、
closer to the music Vol.4
ですが、SACD/CDハイブリッド盤です。ドキッとするようなリアルなアコギ&ボーカルサウンドを中心に集めたベスト盤。
vol.4の最新盤で新規入荷です!

右上は、
言わずと知れた女性ボーカルベスト盤の最新作、
BEST AUDIOPHILE VOICES VII
第7弾の発売です!選りすぐりのボーカルをリマスタリングして高音質化!

左下は、
K2HD盤で追加分ですが、
BILLY JOEL PIANO MAN
リマスタリングですので、あの時代のビリーの曲がリアルに表現されています。ビリージョエルファンはもちろんですが古い音源の高音質マスタリングはドキドキしますね!
こちらも人気に付き品切れで追加入荷しました!

右下は、
なかなか入荷しなくて困っておりましたが、
THE CARPENTERS GOLD GREATEST HITS
です。カーペンターズの昔の音源をリマスタリングし高音質化!昔懐かしい曲がリアルに目の前に現れます!

と、適当に急ぎ足で書きましたが参考になれば幸いです。(^^)
入荷数が少ないのでお早めに♪




ボード下にインシュレーターの奨め♪

2011-10-16 11:40:26 | オーディオ雑談
ボードとインシュレーターのお話です。

SPの下にボード敷く意味は、
①床が弱い
②床が平坦じゃない
③カーペットや畳でふわふわする
が主な目的です。

もちろん振動抑制の目的もありますので、ボード自体が制振構造になっているものが多いですね。

だた、ひとつだけ盲点があります!

それは、「ボードと床との接点」です。

そして接点面圧の違いで不要振動が発生するかどうかが音質に非常に大きく影響していることに気が付いていない方が多いようです。

具体的にお話しますと…

写真を例にしてみます。

スピーカー:80kg
ボード:15kg
重量計:95kg
ボード面積:65cm×60cm=3900cm2

・そのまま敷いた場合の面圧:24グラム/1cm2
・インシュレーターを敷いた場合の面圧:3400グラム/1cm2
 ※φ30mm×10t(OPT-30HG HR/4P)を使用

なんと面圧差は140倍です!
不要振動発生率も140倍になります!

95kgものSPにもかかわらず、直接ボードを敷くと1cm2あたり24グラムしか面圧がかかりません。
24グラムだなんて、風が吹いたら簡単に飛んでってしまいそうです。苦笑
床とボードの面精度が非常に高い場合でこれですよ!
床が少しでもうねっていたら、SPは簡単に動いちゃいます。(^_^;)

振動エネルギーが床に伝わる際に面圧が軽すぎて床との接点は簡単に振動してしまいますね。
それが不要共振です!

そこで、ボード下にインシュレーターを敷くことで1cm2あたり3.4kgの面圧がかかれば
どんな周波数、エネルギーであっても、その接点に対して不要共振ははるかに起こりにくいんです。

想像しただけでもどっちが音質に有利か、どなたでも分かってもらえると思います。

一度、ご愛用のSPで計算してみてください。
大体20グラム前後だと思います。

材質やダンピングなどの係数は全く関係ない、どなたにでも当てはまるお話ですので、セッティングの参考になれば幸いです(^・^)

ボードを直接床に敷いている方に、インシュレーターを使用することを強く奨めます!(^・^)

とりあえずは10円玉を6個か8個用意して面圧をかけて試してみてくださいネ♪

MORDAUNT-SHORT Performance 6 スピーカー&Playback Designs MPS3 CD専用機試聴♪

2011-10-14 15:47:58 | ハイエンド試聴
今日はモダンショートのパフォーマンス6の試聴と、プレイバックデザインズ社のMPS-3というCD専用プレーヤーの試聴です!

まずはMPS-3。
これはすぐにもって帰っちゃったので写真撮るのを忘れてました。(^_^;)

価格は130万円しますが、CD専用プレーヤーです。
メカはフィリップスのCDM-PROを使用しているせいか、なかなかいい感じの音色です。
こうやっていろんなCDPを聞いていると、メカの音がかなり支配しているのが分かります。
上位機種MPS-5はSACD兼用というのもあってティアックメカです。
CDの音はMPS-3の方が印象的でした。

次は、パフォーマンス6です。

ペアで60万円という価格と大きさのバランスが魅力的なので聴いてみました。

比較的ビビットで音楽性重視のサウンドです。
聴かせどころが上手ですね。
ただ、位相管理まではしてなさそうです。

やはり接続で随分雰囲気が変わりますが、Tri-Wireは同条件が一番まとまるみたいですね。(^_^;)




パフォーマンス6は、この土日コアで聴けますので是非ご来店ください。

オーディオアドバイザーのするべき仕事♪

2011-10-08 12:40:13 | お店の話
最近インターネットが盛んになりすぎて、ポチッとすれば翌日には希望の商品が格安にて手元に届く時代です。
でも、便利になりすぎて何でもかんでもポチッしちゃって人間対人間のコミニュケーションが少なくなってるのも事実です。

オーディオはそのコミニュケーションが非常に重要と考えます。
なぜなら、お客さんそれぞれの好みの音を出すためにお手伝いするには、お客様のことをまず知るべき。
そして、こっちのことも知ってもらわないと接点が見つかりませんよね。
性格や表現の違い、価値観などさまざまな違いによって誤解を少しでも解消しないと、いい音へは辿り着けません。

最初買うときは同じ製品であっても、携わる人によって大きくその後が変わってきます。
要するに同じ製品じゃなくなってくるのです。
それはセッティングやアクセサリーによるもので、機器を生かすも殺すもその携わった人で随分運命が変わってきます。

毎日のようにお客様からいろんな相談を受けます。
それは修理の相談もありますし、チューニングの相談もあります。
今現状の音をいかに良くするか!の相談は毎日のように受けます。
なんだか、問診をしているお医者さんのようですね。(^^ゞ

欧州ではオーディオアドバイザーをドクターと呼んでいる国もあるそうですよ!

ノイズが出て具合が悪いなら往診に行くこともあります。
ある帯域にピークやディップがあれば実際の部屋との兼ね合いを診るためにあらゆる手段を尽くして精密検査をしてデーター化していくんです。
人間ドックならぬ、オーディオドックですね(^^ゞ

「なんだか知らないけど良くなった」
「結果的に良くなった」
そんなんじゃ、医師免許取り消しですよね。笑
そんな頼りないオーディオ店員は失格です!!(^_^;)

理論的になぜそうなるのか説明ができないとアクセサリーを処方できません。
手当たり次第に薬を処方するわけにいかないのと同じです。
また治るか治らないか分からないのにメスを入れるわけにいきませんよね~(^_^;)

ちゃんと検査して的確に症状を診断し、薬を処方したり手術したり、生活習慣を変えるようアドバイスしなきゃいけません。(^^ゞ
オーディオも一緒です!

自分でクスリ買ってきて治ればいいですが、誤診がかなり多いんです。(^^ゞ
ヤブ医者が多いのも事実でしょう。(^_^;)
的確に納得いくアドバイスと治療をしてくれる信頼できる医者にかかりましょう!(^・^)


と、医者とオーディオアドバイザーをかけてみましたが、いかがでしょう?
似てるでしょ?
なんだか分かりやすく説明してるつもりですが分かりにくいですかね?苦笑
誤解を恐れずに書かせてもらいました!(^^ゞ

何かを感じてもらえれば幸いです♪











今回はYBAのCDPにチューニング♪

2011-10-07 18:01:56 | チューンナップ
フランスYBA社のCD INTEGREというCDプレーヤーにBYBEEのチューニングです!
今回は電源にチューニングしました!

他にはアナログ出力にも大変有効ですが予算の関係もあって今回は電源のみです。


YBAは一見チャチですが非常に拘ったCDPです。
アナログ回路はスペシャルパーツで完全に自社製で主要ワイヤリングも自社製。
メインデジタル基盤にも細かいチューニングがなされています。
ピックアップにもブルーレーザーダイオードによってノイズキャンセル効果を得て、非常に高いトレース能力とシンプルな構成なので高い解像度と音楽性を両立しています。

そんなCDPなのでBYBEEチューニングが凄く有効になってきます。

オーナーさんは、引き取りに来られた際にコアでサウンドチェックをされていきましたが、どんどん音が良くなっていく様を聴いて非常に喜んでおられました♪(^・^)