赤く熟した実の房をサンゴにたとえてつけた『珊瑚樹』(サンゴジュ)です。
以前、実家にも裏のほうに風除けの生垣としてありましたが(今はないです)
害虫の被害に合いやすいのか、あまり綺麗ではなく、
この樹木の良さを気づかずにいました。
ところが、昨年の夏、上野の東京都美術館で開催中の
「フェルメール展」へ行った際、この木を見つけイメージが一変しました。
都会で育ち、それも美術館育ちとなると・・・
こんなにも品がよく、素敵に育つものかと???
なぜかといえば、生垣などとして刈り込まれたものを見る事が多く、
このような自然の樹形で見ることがまったくなかったんです。
東京都美術館で撮影
夏の陽射しの中、
つやつやした緑の葉と珊瑚のような赤い実が見事なコントラスト。
この木・・・こんな素敵だったんだあ~
誤解してました・・・
この葉には水分をたくさん含み、
防火機能のもっとも高い樹木のひとつでもあるんです。
小鳥もたくさん集まり、防風林・防火林、また自然な樹形でも、
たいへんエコな樹木として、もっと見直されてもいいかもしれません。
生垣ではこんな感じなんです(この写真は5月です)
千波の県民文化センター駐車場の東側は、この珊瑚樹の生垣なんです。
とても・・・同じ木とは思えません。
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