昨日はご本部の月次祭だった。
月次祭終了後、教庁へ用事で出かけて用事を済ませて駐車場へもどると、知り合いの会長さんの車が隣にあった。
助手席で奥さんが待っておられて、会長さんが戻られるまで立ち話をした。
その時に、青年会がYouTubeに投稿している『千遍』の話になった。
その奥さんによると、
「あの話を聞いていて、かしもの・かりものの話が段々と得心が行くようになって来た。」との事だった。そして
「頭では、かしもの・かりものを理解していても、心に納まっていなかったと思った。やはり、お道のお話は何度も聞かないとダメですね。」
と、
「さらに、あれは用事をしながらでも聞けるので、とてもいいです。」とも、
そして、「会長さんに、今日こんな話を聞いて、『こう思った。あなたは。』などと夫婦で練りあっている。」と聞かせてもらった。
そうするうちに、会長さんが戻って来て、
YouTubeでのお道の話についての話題になり、その会長さんは
「『千遍』のすべての話が良いわけではないけど、心のはまる話もある。また、他の色々と悩んだり思案をしている中に、YouTubeのお道の話でも、『あ。そうだったのか。』などと気づかせてもらえることがある。」
と話をしてくれた。
40代前半の夫婦であるが、色々な事情やおたすけに奔走する二人を見て、とても嬉しく思った。
自ら求める中に、教えの理が入ってくる。また、それを気づかせてくれる話を与えて下さる。
これも親神様のお導きだと思っている。
そして、その二人に、「私は何時で直してもいいと思っている。また、辛くなると早く出直したいと思ってしまうよ。」と話すと、
「人間は死んでも、生まれ変わり出変わりするから、自然と命が亡くなるまで、常に勉強です。出直したらそこからスタートですから、少しでも成人して出直した方が良いです。」と言ってくれた。
これまた、良い話をするようになった。と嬉しく思った。
世界の情勢は、刻々と変化している。しかし、日本の中ではその情報は広がっていない。突然びっくりするようなニュースが入る可能性がある。
右往左往する人々の、心が鎮まるような対応を取らせて頂きたいと願う。
すべては親神様の思し召しの中にあり、我々人間の心の成人を導かれている。
「見るもいんねん、聞くもいんねん。世話どりするのはなおの事。」である。
そして、「いんねんは心の道」である。
先の会長夫妻との話の中で、「それぞれの教会にも、それぞれの教会に応じたいんねんがある」との話になり、彼らから
『自らのいんねんを自覚する中に、陽気ぐらしを味わえる心へと切り替われる。』
との言葉が出て来た。人のためにと苦労する中に、こうした悟りが出来るように成ってくれたとこれまた嬉しかった。
話は変わるが、いんねんということから、
家系という事は、日本独特の事と思っていたが、闇の勢力などの話から、西洋でも「家」というつながりを重視しているように思った。
けれども、仏教的な「因があって縁がある」という考えをしないと、自分を振り返る事は出来ないだろうと思った。
すべての宗教などの教えを総合的に考えて、人間の生き方について教える場所が必要になる気がする。
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