おさしづ検索「研究」
No. 6 :(2巻1307頁8行)
明治25年1月14日
『御話研究の事に付伺』
さあ/\尋ね返やす処/\、どういう事を尋ね返やす。まあ一日の日、これだけの事と思うから尋ね返やす。こうという心あれば、尋ね返やす事は要らん。何でもなき処は何でもないやろ。軽い事のように思うて居たらどんならん。どんな事でも小さいものなれど、さあと言うようになればどうもなろまい。皆心一つの理に寄せるなら、どんな事あっても、引き受けたという治まりの理が無い。思やんしてみよ。他の事は小さい事、一人の事情ぐらいは、小さい事なれど、心得までの理に諭し置こう。あちらこちらと言うようになれば、席が出来ようまい。元さえしっかり踏ん張れば、世界明らかという。軽い事何でもない事と思えばそれまで。一つ/\よう思やんすれば皆分かる。
『引き続いておさしづ』
さあ/\まあ一つの事残して置こうという。さあ/\年々年分、何箇年事情幾箇年事情は、世界それ/\諭したる。これ出るまでは、算盤に譬えて置く。割り外しのようなもの。それかえ、それ何それ、そこえ/\の理を計りて、大きければ大き理でなけねば大き理が寄らん。これ難しい。一日の日に改めてくれ。道から出せば、道の理が無けねばどうもならん。俺は借金は無い、明らかなものと言うたて、身に借りがあればどうもなろまい。明らかな道、聞いて置こうか、心得のため、事情知らし置こう。
No. 7 :(7巻5728頁13行)
明治25年7月11日
『杉本栄三郎身上に付願(撫養分教会部内に於て杉本栄三郎発狂に付、理事岩朝脇次郎再びおたすけに行くに付心得の御願)』
さあ/\尋ねる事情/\、さあいかなるも尋ねるであろう。先ず出越す処一つ事情諭すには、一度の理、又一度二度いうたすけ一条の事、これはいつにても構わん。たすけには、めん/\心持って居れば、許し置こう。めん/\一度の処一度二度研究。行けば余儀無く事情諭さにゃなろまい。諭すにはたゞ一つ諭そ。遠く事情は幾重事情あるによって、万事心定めて行けば、いつなりと心勇んで勇んで行くなら、いつなりと行てやれ。
No. 8 :(3巻1826頁3行)
明治26年5月17日夜 陰暦4月2日
『前のおさしづによって役員一同集合めん/\生命を縮めても本席身上長らえて頂き度く、その上飯降政甚の治まり方に付願』
さあ/\/\もうどうでもこうでも急き込み掛けたら急いて掛かる/\。どういう事を急き込むなら、一寸諭したる、あら/\諭したる、身の上諭したる。これどうも急いでならんから、一寸話し掛けるである。事情からどうでもこうでも及ばして来たる。今の処ではもう明日はと言う。だん/\事情重なる。善き理が重なれば喜ぶ。重なるうちにだん/\ある。一日送り連れて通りた。いつ/\まで連れて通りたる道である。遅い早いの理はあろうまい。なれど事情急いて来る。そこで一寸話し掛けたる。俄かに出来る事と出来ん事とある。一時こうせいと水を汲んで水を飲むように行かん。一年と言えば一年、三年と言えば三年、急ぐ道ありて急ぐ。又一つには前々存命確か見て安心さしたいと、それより急き込む。一人は十分の理を以て過ぎたる。あと一人事情急いて取り扱い届かん事である。年限の中に留まる理留まる心、それより皆んな事情出したる。何箇年の間には何千人何万人幾何万人と言う。そこで身上不足なれば、三名より運ぶ事出来ん。一名の事情を諭し掛け知らすと言う。何名何人あって礼と言うてある。難しい事言い掛ける。言い掛けば案じる。案じる事要らん。話し掛けたら、どうでもこうでも話し掛ける。理に当たわん心得んと言う。これまで一言も言うてない。身上どうであろうと言えば尋ねる。尋ねて、明日からと言えば、明日から皆通りたる。今の一時だん/\重なりたる。善きと言えば善き、もうさっぱりではどうもならん。続き/\どんな事も知らしに出てある。これまで話皆同じ事、どうでもこうでも包んで居るにも居られず、そんな事ではない。この今の話聞き掛けたらの事やと思う。だん/\説き尽し/\、道のため一人残し置いたる夫婦伏せ込んだる事情、振り替わればこそ理も見える、理も聞こえる、そこえ/\通れる。振り替わればどうであろうと言う。取り決まり日々の処分からんようになる。暫くの処振り違えてある。長いような話、なれど留まりたら一つの話、これから先いつ/\までも同じ事やあろうまい。台定まれば留まる。一先ずいかなる事であろう。どれだけしたとて楽しみ無くば聞く事出来ん。運ぶ事出来ん。遠く所だん/\理を伝え、多くの弛みと言う。国の中堅き/\の繋ぎ、後々こういう次第とだん/\話すれば、後々繋ぐなれど、一時言葉使い仕切りて出来んから、世界一つの事情と言う。この話伝えて置かにゃならん。これまでだん/\深き/\の理、繋ぎ一つの理、これまで治まり、それより国々の所にてはだん/\の事情事情、又先々の所追々理を回して日々と言う。これからだん/\心の運び、心の映し頼み置く。誰言う無くして世界いつの間に一つ繋ぎ、これからは言うたら言うたように成る。思うたら思うように成る。よう聞き取って置け。これまで何人の中運び方、尽し方心に持って日々と言う。幾重の心空にある。空々の中分かろまい。分からんからさしづ。一時見たら何でも彼でも重々の理、この通りさあ/\、一名一人の心と言う。運ぶ理によりてその理が分かり来る。心を鎮めて芯を改めて道を通りてくれるなら案じは無い。あちらもこちらも一つ二つの心を寄せてくれ。思わくこれから、楽しみはこれからであろう。苦しみばかり通してはなろうまい。明日より分かり来る。事情話す処未だ/\ある。一時始め掛けたる処話し、治め方運び方、一時言うたら今日からと言う。話し掛けたら事情運ぶであろう。暫くという、心得のため、寄せ掛けたら寄せるやろう。どんな事情でも寄せる。神が引き出して、誰と人を指せばその人主とも言うであろう。席だん/\話をして居れば、どういう心でして居ると思う者もあろう。席あいだ常々の心でして居ると思う者もあろう。一人になりて淋しい心とも言う。楽々に暮らせば一年は一年、一年経てば一年、席も何程急いでも心という理、一日の日もなあと言う。嬉しいもあれば、ほんになあという心ある。若き者ばかりでなあと言う。忽せ心をも出して心急かせず、遠く所招待もある。一度は許そうと許したる。順序運ぶ。国々残り/\た招待もある。一度外れて通らにゃならん。年が明けたら早々とも言う。急いて急かず、急かずして急く。声上げたらその日から急ぎ掛ける。そこで抑えてある。方角と言えば方角。所やない。誰々何人目まで話し掛ける。一時そのまゝ。これ一つ聞いて皆それ/\伝えてくれるがよい。
『押して、姉弟の内政甚の方先か、まさゑの方先か伺』
さあ/\事情話し掛けると事情分かり来る/\。余儀無くの道、無理な道通れとは言わん。順席もあれば世界とも言う。成る可くは道から道と言う。世上の道ある。これ台として、事情治め掛けてくれねばなろまい。
『本席付御守の人は男でありますか、女でありますか伺』
さあ/\尋ねる処/\/\、日々に就いて一つ付き添いと言う。あちらへ行けば随いて来る、こちらへ行けば随いて来る処、それ/\内々事情、それ/\やれ/\、もう一日の処にては不自由と思わず、又、不自由さしても居ようまい。十分取り扱いたんのうして居る。若き処これも十分届いてたんのう。どうも寄り来る中に愛想、これ一つ運び方、八分まで届いて、もう一二分の処にてあゝもうと言う。運ぶ処見難くうてならん。そこで事情と言う。何名何人揃うて居る処に居る者、今と言うて今に行こうまい。若き事情腰掛け業では安心あろまい。そこで難しい事情を持って集まる処、愛想という影隔ての理は無いなれど、さあ/\と言わねばならん。日々の処これ一つ心配、これだけ事情いとしいなあと思うから身に障る。これだけ半端という。そんなら夫婦揃うて居りゃよいと中に思う。なか/\そうやない。余儀無くの道を通し一人残したる事情拵え過ぎてはならん。大いに要らん心を身に飽かすからだん/\事情重うなる。そこで身がうっとしうなる。難してならん。門口へ一度二度出て居らりゃこそなれど、今日で三日徹夜というようになればどうもならん。これ台として運び掛け。心の尽し方、親孝行の理も同じ事、皆随いて来る。どうせにゃならんとも言うた処が成るものやない。半端という、半端振り替われば一層半端という。これだけ楽しんでくれねばならん。
『押して、御守は女でありますか願』
さあ/\まあ/\話まで/\。こうしてもやらにゃならんか、運ぶ事情に委せ置くから、こゝまでこうして手足で行かん。皆それ/\談じ合い、役割内々何役や、何方や、一寸道は付いてある。なれどその内分かる楽しみも付かにゃならん。後々遅れる。相当の年限も経てば、いつまでも何じゃろうと遅らすばかりやない。皆々どうで出て来る。間に合う者は合うように早く運んでやらにゃならん。日々毎日同じ事日を送り、年限経てどいつ/\まで、こんな事かと言う。相当な者、尽して/\した者、一時かと言えばそれ/\とも言う。何名何人持ち切りのように思うて居てはどうもならん。日々運んで居るなれど、人少のうては隅から隅まで届こうまい。何名繰り上げねばなろうまい。何でも無い者は何でも無い。持ち上げた分にはならん。取次々々拵えて置かにゃならん。これだけ諭し置く。この事情を見てこれはこれと言う。一人から何ぼ理が吹くやら知れん。皆々だん/\研究運んでくれねばならん。
『押して、昼のおさしづよりめん/\生命を差し上げても本席御身上長らえて頂き度く願』
さあ/\まあ/\長らえての中である。彼是の話やない。何名の中十人あれば十年、もうこれ何でも彼でも出してすればその心の理は受け取る。どんな事出来るやら知れん。今日という今日、明日と言うて明日、これ聞き分け。昼と言えば世上騒がしい、大変騒がしい。夜々事情なら心も治まりて居るであろう。そこで尋ねる一つの諭、夜々と言う。一人一年と言えば十年と言う。今日に今日、明日に明日、よう聞き取って置かにゃならん。又々だん/\知らし置かにゃならん。
No. 9 :(3巻1939頁2行)
明治26年10月17日
『医薬の件に付、必ず医師の診察を経て御道上の御話する事情の願』
さあ/\尋ねる処/\、尋ねるであろう。ようこれまで話したる処、一時以て尋ねにゃなろうまい。一時難しいと諭したる。何にも難しいやない。一時も早く事情改め。何も今一時改めるやない。薬を以て治してやろうと言うやない。脈を取りて救けるやない。医者の手余りを救けるが台と言う。なれど一口に話する、聞く。又一つには邪魔になる。放って置けんと言う。よう聞き分け。何でも無ければ何でも無い。身上心得んと言えば、そらと言えばそりゃという理を諭したる。皆諭したる。人を腹立てさすやない。前々古き話、人の義理を立てゝ神の理を欠いては、神の道とは言えようまい。詳しい話をして置こう。所々分かろうまい。一時改めて医者に掛からねばならんと言えば、又どうと思う。派出する。よう聞いて置かねばならん。今の一時泥海世上諭す理、病人を放って置いてはならん。こゝらにはそういう者はあろうまいなれど、もし千に一つでもありては道の疵、教の理に無き理である。医者の手余りと言えば、捨てもの同様である。それを救けるが教の台と言う。よう聞き分けるよう。
『奈良県下は、派出して最寄り教導職を集めて御話を伝える事』
さあ/\所々皆それ/\に運ぶ処、前々より諭したる。話一時にこうと言えば後々と言う。今の処どうかこうかが難しい。所々理を治めたる処にては、よもや無かろうなれど、ようちょい/\噂を聞く。それでは道の理とは言わん。あんじょう一つの理を以て諭すと言う。
『前川菊太郎、宮森与三郎、喜多治郎吉、永尾楢次郎の四人南北に手分けして二人宛奈良県下巡廻する事』
さあ/\あちらこちら出越して話と言う。許し置くによって、話が難しいで。一時理を改めると言えば、これまでの理がどうもならん。こういう事はあろまいなれど、万に一つでもありてはなろうまい。なれど彼是の風説を聞く。万人の内に一人ありてもなろまいという事情を以て、諭すよう。
『他国分支教会長或は重立ちたる者を本部へ招集して右話を伝える事』
さあ/\一寸研究のため先々と言う。遠い所は詳しい者は無い。教の台、手余り捨てものほかしもの、一つの理を救けるなら何処から怨みられる事要らん。なれど、めん/\手柄しよう/\ではどうもならん。早く勇んで運ぶ事情は受け取る。よう聞き分けてくれるよう。
さあ/\所々一日も早くしっかりと話してくれ。くどう/\の理に諭し置く。もしやありてはどうもならん、という理を諭してくれ。何でも無いような事が大変難しいで。
No. 10 :(4巻2652頁4行)
明治29年3月27日夜
『刻限の次に平野楢蔵胸迫りし時の願』
案ぜる事は要らんで/\。理から皆迫りたると言うやによって、早く/\道を/\。ほんの一言一寸説いたるから、この理に基づいてくれ。なか/\の道であったやろ。今までは思うて居ただけで、心に分からなんだやろ。そうやから何も思う事は要らん。よう思案してみよ。種を下ろして置いて、今年はよう出来た/\。これよう聞き分けて楽しめ/\。不足思い掛けたら、何ぼうでも不足思わんならん。三十日試してくれ。そうしたら速やか理が分かる。速やか分かりたら不足も要ろうまい。喜ぶ理を早く/\。今までこうでありました、これからはこうなります、先はこうなります、と、一つ/\括りの理を供えにゃならん。
『押して、梶本の事情まさゑの事情伺』
どうもならん/\、何をしてるのやら分からん。よう思案せ。何も知らん者ばかり寄って、これまで遠い所、古い所、何も知らん者ばかり、誰がどう、彼がこう、知らん者が難しい道を通りて成り来たる道、精神だけは受け取る。どうなるもこうなるも、こうという精神は受け取る。
『又押して縁談順序』
そらどうなりとしたらよいやないか。成らん事せえとは言わん/\。言うたとて成らん事はどうもしようあろうまい。よう聞き分け。どういう理で出てる/\。理から研究してみよ。どうしてもこうしても成らんと言うから開いて了うたもの。なれど、小さい時から寄り合うて来たから、皆それ/\親子という理は治めてある。兄弟の理も治めてある。皆々たんのうさしてある。
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