昨日の本部月次祭で思ったことの一つを書きたいと思う。
それは、どうして日本では、新型コロナがひどくならずにすんだだろうかという事である。
まずは、少し前の記事だが、感染者が確認されていない岩手県で、
感染者が全国で唯一確認されていない状況を踏まえ「第1号になっても県はその人を責めない。特に丁寧に優しくし、命と健康を守る」と語り、体調の異変を感じたらすぐ相談するよう訴えた。
というニュースが流れた。風評を怖がって名乗れない人に対するメッセージであり、そういう雰囲気を県内に感じるから発信したものと思えた。(実際に岩手県では出ておらず、素晴らしいと思う)
けれども他県では、店で感染者を出しては、営業に支障が出るとして、感染を隠して営業をしていたようなニュースも、はじめのころに見た。
こうした意識があると、どれだけ罰則をつけたとしても、感染者は表に出ずに隠れてしまい、感染経路不明の感染者が減る事はないはずである。(重篤にならない人も多いのだから)
実は、こうした意識は、マスクをする意識に顕著に関係すると思えるのである。
つまり、自分が感染したくないためにマスクをするのか、人に感染させないためにマスクをするのかという意識の違いである。
報道によれば、ウィルスは小さいので、マスクで吸入することを防げない。けれども、飛まつとして飛ばさないようにすることには有効との事である。
この人にうつさないようにという意識が多ければ多いほど、少しの症状の変化でも、すぐに病院に行って検査をすることになるだろう。そして感染経路についても包み隠すことはないと思う。
人は、いくら罰則でしばったところで、自分の主張と違えば、隠れて物事をするのである。罰則が無くとも、納得したりすれば、隠れてすることはない。
発症する前に人に感染するのだから、どれだけ医療従事者が頑張っても、隠れている感染者が一人でもあれば、なくならないのは当然であろう。
へたをすれば、家畜と同じように感染する前に感染していない人までも殺すという事にもなりかねない。とも思う。
そうした時に、「人のためにという意識の人が多ければ多いほど、治まりは早くなるはず」と思ったのである。
「人たすけて我が身助かる」というお言葉通り、人の事を思ってマスクをして、自重することで、ウィルスはいなくなり早く経済活動が再開されて、我が身が助かる事につながるのである。
これから先、一つの国が治まっても、他の国が治まらなければ、国と国との交流は出来なくなる。ましてやうそをつくようなところがあれば、安心して交流などできるはずもない。
安心して交流できるようになるためには、その国の国民が、うそをつかずに、人のためにという意識に代わる事。そういう意識の人が増える事が何よりも大切だと思うし、そういう人が多い国ほど、簡単にマスクと手洗いをするだけで、早く良くなるのではと思ったのだった。
以下に思案に至った記事を記録として、コピペしておく。
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「県内第1号の感染者には優しく」 知事、中傷する風潮に警鐘
<figure class="photo"> 県内第1号の感染者には優しく対応を-。達増知事は15日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染に関し「誰もが感染する可能性がある。感染は悪ではないと心に刻んでほしい」と述べた。感染者を中傷する風潮が一部にあることに警鐘を鳴らした形だ。</figure>感染者が全国で唯一確認されていない状況を踏まえ「第1号になっても県はその人を責めない。特に丁寧に優しくし、命と健康を守る」と語り、体調の異変を感じたらすぐ相談するよう訴えた。
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「不可解な謎」 欧米メディアが驚く、日本のコロナ対策
</header>朝日新聞社
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<header>安倍首相の「コロナは中国発」発言に…中国「両国の努力に反する」反発
</header>中国が新型コロナウイルスは中国から世界へ広がったという日本の安倍晋三首相の発言に反論した。 中国外交部の趙立堅報道官は26日の定例会見で、安倍首相の発言に対し「新型コロナウイルスの起源問題は科学の問題であり、事実と科学的根拠が必要だ」と述べた。その上で「この問題は科学者と医学専門家の研究が必要だ。われわれはこの問題の政治化と汚名化に反対する」と付け加えた。 これに先立ち安倍首相は25日の記者会見で、新型コロナウイルスと関連した米国と中国の対立に関する質問に「発生源をめぐって相当激しく議論が行われている。新型コロナは中国から世界に広がったのは事実だと考える」と話していた。 これに対し趙報道官は「こうした行為は世界保健機関(WHO)と医学専門家の意見にも反する。国際社会をはじめとして中日両国の共同防疫努力と期待からも外れる」と指摘した。続けて「互いに協力し団結することだけが感染症と戦争で勝利する最後の武器だ」と述べた。
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親神様、どうぞ世界をお納めくださいませ。
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