あつたかい ブログ 2

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愛知大教会史第1巻 1-2章- 2・3節 名古屋真明組の結成・橋本伊平の結婚とおさづけの理拝戴。

2020年06月19日 21時14分52秒 | 愛知大教会史

明治23年1月橋本伊平先生が、柴田久兵衛宅を根城にして布教を開始してから、5月はじめには48戸の講社が出来ることとなる。

これに伴い、5月18日に山名分教会へ講社事務所を設立する願を出し、5月19日付で橋本伊平先生が、「神道天理教会講社愛知県名古屋市講長」に、山名初代会長より任命され、5月22日には名古屋市の警察署へ集会の届け出を出している。

この時の書類、警察署への届け出について、初代会長諸井松太郎先生が、名古屋真明組講社取り締まりの用務を受けて、名古屋へ来ている。

そしてこの事務所の所在地・説教日・名称は、警察署への届け出によると、「名古屋市南伊勢町130番地の柴田久兵衛貸家を事務所」として、講社を取り締まり、「毎月1日、11日、21日」を神様の話を聞く日として、「名称は神道直轄天理教会講社名古屋事務所」しており、この担当任に橋本伊平。信徒総代に柴田久兵衛・柴田安次郎・木村茂助・田中銀次郎・竹内正常・小柴久七がなっている。

また、この住所を当時の地図で調べたところ、48頁にある、愛知県名古屋市南伊勢町2丁目130番戸が場所を特定しやすいと思われる。

詳しい日は分からないが、この後6月9日に諸井氏がおぢばに、出て居るのでその間に、講社事務所の開所式を行われたであろう。との事である。

この2節は、上記の裏付けとなる山名日記と願書、届け、そしてこの講社事務所の周旋人、講社取り締まり役が列記されて分かりずらいと思うが、入信したての人が、周旋人・講社取り締まり(今でいうところの役員)になっているところに注目をしたい。

そこで、周旋人を列記しておく。(任命日)

柴田久兵衛小柴久七竹内正常田中銀次郎・木村茂助・柴田安次郎(5月19日)

杉本誼・伊藤吉次郎・山田治七一色駒三郎(6月1日)

近藤初太郎(7月2日)・市村末彦(7月20日)・木村弥兵衛(8月14日)

石崎金太郎・柴田弥太郎・柴田勝助・白木嘉一(12月14日)

このうち、赤字の者が、9月16日に神道本局に教導職試補推挙願を提出して、12月1日付で教導職試補となっている。

橋本伊平先生は、明治23年4月9日推挙願提出、5月8日教導職試補となっている。(第3節 54頁に記載)

また、改祭届けに対する賞詞状の受書をみると、「神道直轄天理教会長少教正 中山新治郎」となっている。

次の第3節は、名古屋での布教生活とおさづけ拝戴について書かれており、その中に、橋本伊平先生のおさづけ拝戴日が明治23年11月6日とあり、伊平先生のおさづけによるおたすけで道が広がったのではない事が分かる。

また、夫婦そろっての布教の様子も分かると思う。

 

 


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