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あつたかい ブログ 2

日々思った事、感じた事そして、親神様の御守護を書いて行きたいと思います。

ふしぎな旅行。。金沢にて。。

2022年07月16日 11時59分38秒 | 思った事

7月14,15日と、金沢へ出かけた。

積み立てしていたお金が、コロナで何もできなかったからと、まとまった金額が先日返金された。

どうしようかなぁと思っていたところ、結婚30周年になる事を思い出した。

妻にこれだけあるけど、記念の旅行に行かないか。と話したところ、これだけでは足りない。との返事。

でも、足しにすれば行けるかもと、思い切って計画をする事になった。

結婚を決めた時には、サラリーマンで安いアパートからスタートするはずで、妻としては、年に一回はどこかへ旅行に行きたいと思っていた。

しかし、結婚が決まるとすぐに父親の言葉から大教会に戻り、今の熱田分教会へ入る事になった。

私は親孝行のつもりで事を進めたが、妻には全く関係のない話。

妻の思いとは全く違った生活が始まった。

それから30年。さまざまな事があって、今回思い切ってはじめて二人だけでの、何も予定をしない旅行を計画した。

結婚当初から高山という事を良く妻が言っていたので、高山でホテルを探した。

そして予約をしようとした日に、auの障害となった。

コンピュータでの申し込みは出来るが、携帯電話への返信がうまく行かない状態となった。

そこで妻に高山の様子を話したところ、妻のイメージしていたところと違っていたようで、兼六園が良いとの事となった。

そこで、夕食がおいしいホテルをと探すことにした。

高山より予算が高くなったが、妻の承諾を得て、兼六園のすぐそばのホテルを予約した。

予約をした7月の初めはとても暑い日が続き、このような中、庭の散策は大変だなぁと思いながら予約をした。

本部の神殿奉仕の時に、ふと金沢と言えば、鹿島大教会は近いのだろうかと思い浮かんだ。

鹿島大教会の亡くなった前会長さんは、高校の時のマーチング部の部長さんだった。

訃報を聞いた時には、まだまだ自由に出歩ける状態でもなく、一度参拝に行かせて頂きたいとずっと思っていたのだった。

調べたところ、兼六園のすぐそばである。

全く知らない教会である。同級生に連絡をして、案内してもらいたいと尋ねてみた。

15日ならば良いとの事。

妻に話すと、旅行に行ってまでも!とお怒り。

そりゃそうだ。しかし、この機会を逃したならば、二度とは参拝に行けないかもしれないと思い、1時間ほどだから、その間ホテルでゆっくりしていて、私だけで行ってくるから。とお願いをした。

そして同級生に15日の9時半から10時に、大教会へ行くとの約束をした。そして、大教会長さんにもその事を伝えてくれた。

御供の御酒を準備して、教会を出る時、そのお酒を私は忘れかけた。

それを見て妻が、忘れてはダメじゃんと車に持ってきてくれた。

 

14日、雨模様の中の出発。

東尋坊へ立ち寄って、午後3時ごろ金沢へ入ることにした。

道中雨が降ったりやんだり。昼に東尋坊につく。

小雨が止む。傘を持ちながら散策。

観光客はほとんどいない。

あまり暑くもなく、時折吹く風が気持ちよい。

食事を済ませて、車に乗った途端に雨が降り出した。

どこへ立ち寄りたいか?と妻に聞くと、金沢駅へ行きたいとの事。

テレビで見た大きな門を見たいとの事。

金沢駅に着くと雨だった。

多くの人が行きかう中、アーケード内を歩き、金沢の観光案内のパンフレットをもらう。

3時すぎにホテルに到着、部屋に荷物を置いて、兼六園へ出かける。

小雨が降り続いていた。部屋に傘が準備されており、それを持って出かける。

兼六園の入り口あたりから雨が上がり始める。

そして一時間余り、園内を散策する。

園内は苔がとても蒸している。

そして、こけの上の枯葉をきれいに掃除をしている人を見ながら、教祖のお墓地の事を思い出した。

地元の観覧者から、どちらからですか?と声を掛けられ、記念撮影をしてもらう。

その方から、この天気でよかったです。こけがとてもきれいになっています。快晴だとこのようなきれいな苔は見られない。と聞かせてもらう。

それを聞いて、雨も上がっている中で本当に良かったね。と夫婦で喜ぶ。

兼六園を出ると雨が降り始めた。金沢城址を通り抜けてホテルへ戻る。

ゆっくりとホテルのお風呂と夕食を楽しんだ。

明日はどこへ行く?と話をしたところ、市場へ行ってみたいとの事。

初めての場所で、駐車場がどこにあるかもわからないね。

歩くにしては、ちょっと距離があるし、などと話をしながら就寝する。

 

15日午前6時半から朝食が用意されている。

身支度を整えて朝食、そしてそのまま、金沢城址を見学にまた出かける。

創立130周年の記念撮影をするために買った自撮り棒を初めて使う。

使い方がとても難しいが、面白い、動画や写真を次々と取りながら散策をする。

雨がいつ降ってもおかしくない天気だが、1時間ほどの散策中、まったく降らずにホテルへ戻る。

同級生と9時半に大教会で落ち合う事にして、妻にどうするか尋ねる。

すると、一緒に行くとの返事をもらう。

グーグルのナビを頼りに出かける。

狭い路地を通って、大教会へ到着する。

正確にナビが案内してくれたので良かったが、同級生が心配した意味が分かった。

 

到着すると雨が段々と激しくなって来た。

教祖殿が別間になっている事に歴史を感じた。

神殿の参拝を終えたところへ、大教会長さんが帰って来られて、祖霊様のお写真の間へ案内をして下さり、歴代の会長様方の話を聞かせて頂いた。

あらためて、前会長様に御礼を申し上げた。

そして、大教会長さんと、同級生と私たち夫婦で、昔の話をしている間、どしゃ降りになった。

この様子では、外の見学は難しいとの話になり、アーケードのある市場を同級生に案内してもらう事となった。

その市場は前日の夜、妻が行きたいと言っていた市場だった。

大教会長さんや同級生から、鹿島大教会のこれまでの事を聞きながら、神様の御守護・お導きの素晴らしさを改めて感じた。

大教会を後にして、同級生に市場を案内してもらった。これは案内してもらって正解だと思った。

その後、同級生の奥さんと共に、4人で昼食を取りながら歓談をした。とても楽しい一日を過ごさせて頂いた。

同級生も私も、お道の事ばかりで世間も知らず、その中皆さんのお世話によってもらったお嫁さんであった。

奥さん同士は、これまでの苦労、夫への思いなどが共有されたようで、話はいつまでも尽きなかった。

とても時間の経つのが早く感じた。

気がつくと午後1時半を過ぎていた。

駐車場へ行く道中、前の会長さんは雨男だったという話を聞かせてもらった。

記念祭の時に予報では雨など降らないのに、不思議と雨になったとの事。

その事を思うと、

今回大教会で歓談中にどしゃ降りになったことは、前会長さんが喜んで下さった証だね。

そのお陰で、こうして楽しい時間をもらえたね。

と共々に喜んで分かれた。

 

自然やお寺などの古い建物が好きな妻と共に、思いもかけない導きで、お道の素晴らしさを実感できた旅だったと、私は思った。

 

親神様・教祖、誠にありがとうございました。