7/17(火)の夜、池袋の東京芸術劇場で行なわれた、読売日本交響楽団の定期演奏会に行ってきました。
上野にある会社を定時の6時に出て、地下鉄を乗り継いで行けばJRで行くよりも時間的に早いかな~と、安易に考えていたら案の定…(^^;)
丸の内線に乗り継ぐため、最初に大江戸線に乗るのですが、わかっていながらあの地下奥深い場所まで降りていくだけで時間喰うったらありゃしない!
しかも、たったの1駅で乗り換えです。
効率悪っ!!
池袋に到着してからも、人ごみを掻い潜りながら会場まで走った!…つもりが、地下からの出口を間違えていて、またもや引き返すはめに(泣)
幸い何箇所かの角を曲がったら、大きな劇場が現れてくれたのでほっとしましたが。
まぁ、いつもの私だったら完璧に見知らぬ場所に迷い込んでるところなので、この日は順調に近い方だったかも。
(池袋は昔から頻繁に行っているほうなのにコレかよ~!っていうのが本音だけどね)
汗だくになりながら、兎にも角にも開演時間前になんとか会場内に入ることができました。
チケットを取ったのが結構遅かった関係上、席は3階です。
中に入ろうとした時、上の方から「●●さん!」(←私の名前)の声が。
サッカー友だちで、本当に偶然この演奏会のチケットを購入していたTちゃんとばったり遭遇したのです!
実は彼女も私と同じ曲が好きで、これもひょんなことから私のブログを見てくれたらしく、演奏会の話になった時に、この同じ公演を別々に押さえていたというわけ。
その“曲”とは、「ラフマニノフピアノ協奏曲第2番」です。
生演奏をフルサイズで聴くのは初めて。
(のだめ関係のコンサートでは第1楽章しか演奏されないのでつまらない!)
しかも、ピアノ奏者は全盲のピアニスト・辻井伸行さん。
まだ小さい時に「ニュースステーション」に出演し、ピアノ演奏をしているのでご存知の方も多いはずです。
まだ19歳とのことですが、今年音大に進学し順調に音楽活動を行なっているそうですよ。
彼の舞台への登場は、指揮者の方の腕に導かれながらでした。
生まれながらにして全盲、曲は点字音符ではなく耳で覚えるのだとか…。
我々凡人には理解し得ない音楽の才能に溢れた、まさに天才なのでしょう。
本当にすごいです。
さて、肝心の演奏は…。
私は音楽に関してはずぶの素人なので、多くを語る資格もないのですが…
ただ、昔から聴いている、アシュケナージによる演奏が耳にこびり付いているので、何を聞いてもそこが基準になってしまうことをご理解いただいた上で発言させてもらえれば…
第2楽章のスローパートと第3楽章がちょっと気になりました。
テクニックが素晴らしいのはもちろんわかっているんですけどね。
音楽って、必ずしも“上手い=感動できる”っていうわけではないのが奥深いところだと思います。
第2楽章は、静かな中にも情感豊かに歌い上げて欲しかったところが、期待したほどではなかった、という感じでしょうか…。
若いというか、シャイな性格が演奏に映し出されているのかもしれませんが、淡々としすぎていたのが物足りなかったかも。
第3楽章は、とにかく悪い言い方をすればテクニックに走りすぎているためか、演奏自体も突っ走ってしまって、速いのなんの…!
オケがピアノに引きづられているような印象が強く残ってしまいました。
協奏曲ってバランスが難しいですね。
昔FMラジオで聴いた、とあるラフマニノフではトランペットが自己主張しすぎていてものすごく耳障りだったのが印象に残っているのですが、そんな特殊な例でなくとも、ピアニストのオケへの同調性の有無は、素人である私にも結構はっきりとわかってしまうところがあります。
今回は「上手いのはわかるし認めるんだけどね…」というところ。
本当に、目が見えなくて音だけで音符を覚えてアレを弾くというのは神業としか言いようがありません。
ソロコンサートなら話は全然違うのに、と感じました。
今回の演奏会では、ラフマニノフの他にストラヴィンスキーの「春の祭典」が演奏されました。
これもお馴染みの曲ですね。
昔よく聴かされました…兄に。
クラシックのレコードは山のようにあるのですが、自分から聴く事はあまりありませんでした。
なので、演奏会の曲目を見ても肝心な曲がぴんと来ないことが多い…(^^;)
今さらだけど、もう少し色々と生で聴いてみたい気もしますね。
上野にある会社を定時の6時に出て、地下鉄を乗り継いで行けばJRで行くよりも時間的に早いかな~と、安易に考えていたら案の定…(^^;)
丸の内線に乗り継ぐため、最初に大江戸線に乗るのですが、わかっていながらあの地下奥深い場所まで降りていくだけで時間喰うったらありゃしない!
しかも、たったの1駅で乗り換えです。
効率悪っ!!
池袋に到着してからも、人ごみを掻い潜りながら会場まで走った!…つもりが、地下からの出口を間違えていて、またもや引き返すはめに(泣)
幸い何箇所かの角を曲がったら、大きな劇場が現れてくれたのでほっとしましたが。
まぁ、いつもの私だったら完璧に見知らぬ場所に迷い込んでるところなので、この日は順調に近い方だったかも。
(池袋は昔から頻繁に行っているほうなのにコレかよ~!っていうのが本音だけどね)
汗だくになりながら、兎にも角にも開演時間前になんとか会場内に入ることができました。
チケットを取ったのが結構遅かった関係上、席は3階です。
中に入ろうとした時、上の方から「●●さん!」(←私の名前)の声が。
サッカー友だちで、本当に偶然この演奏会のチケットを購入していたTちゃんとばったり遭遇したのです!
実は彼女も私と同じ曲が好きで、これもひょんなことから私のブログを見てくれたらしく、演奏会の話になった時に、この同じ公演を別々に押さえていたというわけ。
その“曲”とは、「ラフマニノフピアノ協奏曲第2番」です。
生演奏をフルサイズで聴くのは初めて。
(のだめ関係のコンサートでは第1楽章しか演奏されないのでつまらない!)
しかも、ピアノ奏者は全盲のピアニスト・辻井伸行さん。
まだ小さい時に「ニュースステーション」に出演し、ピアノ演奏をしているのでご存知の方も多いはずです。
まだ19歳とのことですが、今年音大に進学し順調に音楽活動を行なっているそうですよ。
彼の舞台への登場は、指揮者の方の腕に導かれながらでした。
生まれながらにして全盲、曲は点字音符ではなく耳で覚えるのだとか…。
我々凡人には理解し得ない音楽の才能に溢れた、まさに天才なのでしょう。
本当にすごいです。
さて、肝心の演奏は…。
私は音楽に関してはずぶの素人なので、多くを語る資格もないのですが…
ただ、昔から聴いている、アシュケナージによる演奏が耳にこびり付いているので、何を聞いてもそこが基準になってしまうことをご理解いただいた上で発言させてもらえれば…
第2楽章のスローパートと第3楽章がちょっと気になりました。
テクニックが素晴らしいのはもちろんわかっているんですけどね。
音楽って、必ずしも“上手い=感動できる”っていうわけではないのが奥深いところだと思います。
第2楽章は、静かな中にも情感豊かに歌い上げて欲しかったところが、期待したほどではなかった、という感じでしょうか…。
若いというか、シャイな性格が演奏に映し出されているのかもしれませんが、淡々としすぎていたのが物足りなかったかも。
第3楽章は、とにかく悪い言い方をすればテクニックに走りすぎているためか、演奏自体も突っ走ってしまって、速いのなんの…!
オケがピアノに引きづられているような印象が強く残ってしまいました。
協奏曲ってバランスが難しいですね。
昔FMラジオで聴いた、とあるラフマニノフではトランペットが自己主張しすぎていてものすごく耳障りだったのが印象に残っているのですが、そんな特殊な例でなくとも、ピアニストのオケへの同調性の有無は、素人である私にも結構はっきりとわかってしまうところがあります。
今回は「上手いのはわかるし認めるんだけどね…」というところ。
本当に、目が見えなくて音だけで音符を覚えてアレを弾くというのは神業としか言いようがありません。
ソロコンサートなら話は全然違うのに、と感じました。
今回の演奏会では、ラフマニノフの他にストラヴィンスキーの「春の祭典」が演奏されました。
これもお馴染みの曲ですね。
昔よく聴かされました…兄に。
クラシックのレコードは山のようにあるのですが、自分から聴く事はあまりありませんでした。
なので、演奏会の曲目を見ても肝心な曲がぴんと来ないことが多い…(^^;)
今さらだけど、もう少し色々と生で聴いてみたい気もしますね。