百田尚樹さんの本は自分で買っていたけど、前回買った「幻庵」は2度も挑戦したのに読めなかったので、それから買うのを止めた。
今回はTKさんが回してくれた。
「夏の騎士」⇒(百田尚樹作)
主人公は、小学6年生の意気地なしで臆病な遠藤宏志。
宏志は、家が貧しくて太っている木島陽介と吃音症で孤独な高頭健太の二人と仲良くなる。(クラスでは落ちこぼれ3バカと呼ばれてる)
3人は山の中で見つけた穴を工夫して自分たちの秘密基地を作る。
その中で、彼らは勇気を手に入れる為に「騎士団」を結成する。
彼らは勝手に、学校中で一番の美少女で憧れの少女・有村由布子をレディに任命し騎士団の憲章に盛り込んでしまう。
騎士団の仕事として、レディが隣町で起きた女子小学生殺害事件を怖がっているのではないかと勝手に想像し、犯人捜し始める。
また、レディからは「模擬試験の受けて一人でも100位以内に入れば騎士団の誓いは本物だと認める」というミッションを課せられる。
騎士団は犯人を見つけられるのか? 彼らはミッションをクリアできるのか?
少年小説。
感想:ひと夏の冒険が描かれたほんわかした小説だった。
子供ならではの発想や勇気を出しながら成長する姿が何とも可愛い。
日本版「スタンド・バイ・ミー」やね。
一気読みだったわ。