絵画教室アトリエ伊丹ブログ

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模写

2024年04月27日 | 美大受験クラス

(関東美大志望者デッサン/模写)

4月末。早いもので新年度が始まって1ヶ月が経とうとしています。

今年度は例年以上に新入会者が多く、5月も体験や説明会の予約が殺到しているため、まだまだ落ち着かない日が続きそうです。

最近は対策レッスンに参加希望の生徒も急増中のため、準備したモチーフや材料が足りない事態が起こっており、内容が多少変更になることもしばしば。変更になった課題はまた後日通常レッスンで行いますのでご了承ください。

昨年度は人数が増えた夏頃から受験コースの対策レッスンを2グループに分けて講評を行っておりましたが、今年度は4月から基礎、受験コース共にすでに2グループに分けての講評が始まっています。有難いことに人数はどの学年も過去最高です。

(基礎コースの対策レッスンは今年度から講師になったN先生が実技指導)

さて本日は模写について。

現在、関東美大志望の生徒を中心に模写をしてもらっています。

模写とは、他者の作品を忠実に写し取ることで、作者の意図を理解したり、技術を盗むことです。 模写は美術を学ぶうえで必要な練習法です。

表現技法や技術を真似することで、自身の絵を描く技術を上達させることもできます。構図のバランス、配色、描き込みの仕方など優れた作品から学ぶことは沢山あります。

今回は勉強の一環として練習しましたが、入試本番では過去に高得点を取った作品や有名作家の作品をそのまま制作すると点数が伸びない傾向にあります。

出題者が求めているのは過去の高得点作品ではなく、『今までに見たことがないあなた自身が考えた優れた作品です。』

そのため模写➡︎オリジナルに移行して自分にしか描けない作品制作を目指しましょう。

(関東美大志望者色彩/模写)

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2024年5月度 美大受験クラス 対策レッスンのご案内

2024年04月27日 | 対策レッスン

4月末。5月の対策レッスンのスケジュールをアップします。

5月の対策レッスンはGW期間の5月6日(月/祝)に『石膏像デッサン会』を行います。受験で石膏像課題の無い方でも、対策レッスン経験者は基本全員参加すること。

時間帯は全て14~18時(18~19時まで合評)

※実技試験のある志望校を目指している高校1年生は月1回以上、高校2年生は月4回以上、高校3年生は全ての対策レッスンに参加してください。(総合選抜型/体験型入試予定の生徒は任意です。)

◆基礎コース(高校1、2年生/実技経験の少ない高校3年生・浪人生) 

5月4日(土)色彩 TA先生 テーマ「リンゴ、色紙、花をモチーフに不透明水彩絵の具を使って色彩で自由に表現しなさい。(2003年度京芸過去問」

5月5日(日)描写 TS先生 モチーフ「紙袋、組み立て式透明ケース、りんご、玉ねぎ(2021年度京芸過去問)」

5月6日(月)描写 O先生 モチーフ「石膏像(首像)」

5月11日(土)立体 TA先生 テーマ「包む・包まれる」(2014年度京芸過去問)

5月12日(日)描写 N先生 「ガスボンベ、レンガ、ビニール袋、カラーボール」

5月18日(土)描写 TA先生   モチーフ「モップ替糸、折りたたみパック2個(2003年度京芸過去問)」

5月19日(日)色彩 N先生 テーマ「直径25cmの円を指定された位置に描き、それぞれの中に「昼」と「夜」のイメージを色彩で自由に表現しなさい。」(1976年度京芸過去問)

5月25日(土)描写 TA先生 モチーフ「ポカリスエット缶、薪、布巾」

5月26日(日)立体 N先生 立体 TS先生 テーマ「「浮く」、「沈む」をイメージして、それぞれ指定された材料で表現しなさい。」 (1994年度京芸過去問)」

 

◆受験コース(高校3年生・浪人生)

5月4日(土)描写 I先生 モチーフ「ポリ袋、ポテトチップス」(2019年度京芸過去問)」

5月5日(日)①立体 N先生 テーマ「包む・包まれる」(2014年度京芸過去問)②描写 TS先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

5月6日(月)描写 O先生 モチーフ「石膏像(首像)」

5月11日(土)描写 I先生 モチーフ「ソランデカブラス、ハンガー、靴下、スポンジ」

5月12日(日)①色彩 TS先生 テーマ「リンゴ、色紙、花をモチーフに不透明水彩絵の具を使って色彩で自由に表現しなさい。(2003年度京芸過去問」②描写 I先生(受験で立体が不要で、描写が必要な方)

5月18日(土)①色彩 I先生 テーマ「直径25cmの円を指定された位置に描き、それぞれの中に「昼」と「夜」のイメージを色彩で自由に表現しなさい。」(1976年度京芸過去問)②描写 TR先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

5月19日(日)描写 TS先生 モチーフ「シャトル3個、紙ナプキン1枚」(2011年度京芸過去問)」

5月25日(土)立体 I先生 テーマ「「浮く」、「沈む」をイメージして、それぞれ指定された材料で表現しなさい。」 (1994年度京芸過去問)

5月26日(日)描写 TS先生 モチーフ「カレー、カレー皿、木材」

 

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行動力

2024年04月23日 | 美大受験クラス

(モダンテクニック講座作品①)

(モダンテクニック講座作品②)

先日教室ではモダンテクニック講座を実施しました。毎年春の時期に行っておりますが、今年度は例年以上に他校からの移籍組が多いため、初めて参加する生徒が多数を占めました。

講師の実技指導をしっかり見てメモを取ったり、わからないことを積極的に聞きに行く姿も見られました。今年度は行動力がある明るい子が多い印象です。

行動力のある人は自分が知らない知識や経験のないことに興味を持てるため成長意欲やコミュ力も高い傾向にあります。

人見知りする人や話すのが苦手な人は僕の方にメールやLINEなどで相談してください。上手になることと行動力はリンクしています。

(モダンテクニック講座参加者は過去最多でした。)

近年、京都市立芸術大学の入試でもモダンテクニックが活躍する場面が随所にあります。

アトリエ伊丹では20種類ほどの技法を教えていますが、どの技法を積極的に使用するか、組み合わせるかは自由です。

モダンテクニックの練習はこの日で終わりではなく、今後も自分らしい表現方法を模索し続けて欲しいと思います。

(京都市立芸術大学志望の受験生作品)

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初買取り

2024年04月19日 | 美大受験クラス

(今年度初買取り作品/受験生Tさん)

4月下旬。今年度もまだ始まったばかりですが、4月の時点で早速買取り作品が出ました。昨年度初めて買取りしたのが7月だったので、この時期でこの画力は凄いですね。Tさんはすでに周りからも一目置かれる存在になっています。

さてご存知の方も多いと思いますが、当校では優秀な作品を【2000円分の画材で買い取る】というとても素敵な制度があります。鉛筆、練り消し、絵の具、絵筆など色んな画材と交換出来ます。

買い取った作品は教室に掲示又は作品ファイルに保管させて頂き、後輩の参考作品となります。

昨年度1番買取り枚数が多かったMさんは推薦入試で第一志望の金沢美術工芸大学に合格しました。

2番目のSさん、3番目のNくん、4番目のSくんは京都市立芸術大学に合格し、現在3人は同じクラスメイトです。買取りをした人数は合計7名。全員が国公立美大に進学しました。

実は買取り枚数と合格率は比例しています。買取り枚数が多ければ多いほど合格率が上がると言っても過言ではありません。

まず自分の作品がブログに載ることが第一歩です。(ある程度優れた作品でないと載ることはありません。)そして買取りの声をかけてもらうのが二歩目です。(相当優れた作品でないと買取りはしません。)

新学期が始まってもうすぐ1ヶ月。まだブログに載ったことのない人はまず最初の目標にしてみてください。

 

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石膏像デッサン会のお知らせ

2024年04月17日 | 美大受験クラス

 

 

今年度もゴールデンウィーク特別企画として石膏デッサン会を実施します。

5月6日(月/祝)の14時〜18時制作、18時〜講評会

今回は頭像を4時間で制作して頂きます。

描写対策レッスンに参加経験のある受験生は都合が合わない方を除き、必ずこの石膏デッサン会に参加してください。

また高校1、2年生や最近入会したばかりの受験生及び総合選抜型入試予定の方は、石膏デッサン会か通常レッスンどちらかを選択出来ます。他の曜日からの振替で石膏デッサン会に参加も歓迎します。

『石膏像はデッサンを学ぶうえで必要な要素が凝縮されています。』

まずどのように画面に収めていくのか。(構図) そして形、光の方向、量感、構造、流れ(動き)、画面全体の雰囲気…といった様々なデッサンの要素を段階的に学ぶことができます。

初めて石膏像を描く生徒も多いと思いますが、きっと良い勉強になりますよ。

なお当日石膏像の選択とイーゼルの貸し出しは先着順です。イーゼルは先着20人までで、その他の方は折りたたみ椅子にカルトンを立てかけての制作になりますので、予めご了承ください。

(昨年度の石膏デッサン会の様子)

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モダンテクニック演習

2024年04月15日 | 美大受験クラス

(受験生/通常レッスン作品)

4月中旬。新学期が始まって2週間経過しましたが、教室では引き続き毎日のように新入会が続いており大盛況です。

さて今週土日の対策レッスンでは『モダンテクニック演習』を実施します。昨年度も京都市立芸術大学入試で「にじみ」を使用するという課題が出ましたが、毎年この演習が役立つ機会は多くあります。

最近入会した人や対策レッスン未経験の人など誰でも参加可能ですので、モダンテクニック(下記参照)を学びたい方は是非ご参加ください。

当校ではぼかし、かすれ、線描など約20種類のモダンテクニックを教えていますが、中にはアトリエ伊丹オリジナル技法もあります。当日は担当講師が実技指導のうえ皆さんにも制作してもらいますので、普段から技法が上手くいかないと悩んでいる人はこの機会にしっかり習得してください。なおこの動画が欲しい方は授業終了後に代表に声をかけてくださいね。

(受験生/対策レッスン作品、通常レッスン作品)

(受験生/通常レッスン作品)

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新入会と新講師

2024年04月11日 | 美大受験クラス

(基礎コース対策レッスン作品)

4月上旬。だいぶ暖かくなって過ごしやすい気候が続いていますね。

3月、4月は毎年新入会がとても多い月ですが、今年度は例年を遥かに上回る物凄い人数の方が入会してくれました。4月の時点で教室はすでに超満員です。

和歌山県から1名、奈良県から2名、京都府から3名など新入会者は遠方の方が顕著ですが、一番遠いのが淡路島で、片道何と約2時間半です。しかも南あわじなので、四国の徳島の方が近いという距離です。

アトリエ伊丹を選んでくれた皆さま本当にありがとうございます。

授業の流れや、周りの雰囲気にまだ慣れていない人もいるかもしれませんが、当校の講師陣はみんなとても優しいので、気になることがあればいつでも声をかけてくださいね。

さて今年度は新講師が4名増えました。(児童画クラス2名、美大受験クラス2名)

今年度は4月の時点で例年よりかなり生徒数が多いため、平日に勤務可能な講師を現在も募集しています。例えば大学3回生や4回生で平日が休みの方や大学卒業後も作家志望で制作をしている方など大募集中です。興味のある方は是非ご連絡ください。➡︎講師募集

(受験コース対策レッスン作品)

(受験コース対策レッスン作品)

また少し気が早いですが、来年度の2025年4月〜一緒に働いてくれる美大受験クラスの講師も募集しています。内部生の中で「今年度、京都市立芸術大学に合格して来年の4月からアトリエ伊丹の講師になりたいです。」っていう人いませんか?

ちょうど一年前にNくんが『京芸に受かったら講師やりたいです。』と言ってくれて、それを見事に実現して4月から早速働いてくれています。

というわけで立候補お待ちしています。

 

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大学が求める人物像

2024年04月03日 | 美大受験クラス

今年度も他校から京都市立芸術大学を目指す浪人生が沢山入会してくれました。

勿論皆さん現役で志望校に行きたかったのは当然ですが、浪人するか、第二志望校に進学するかでかなり葛藤があった人もいたと思います。

特に学科も頑張っていて、実技模試でも結果を出していた子のショックは計り知れないはずです。

実技本試験である程度手応えがあったのに、結果が伴わなかった人は成績開示するまで、モヤモヤが収まらないかもしれませんね。

さて昨年度合格したNくんの言葉を引用しますが、京都市立芸術大学を目指す子は今一度大学側が求める生徒像を確認して欲しいと思います。➡︎合格者の声

下記画像は3年ほど前にブログにアップした内容(題名「意識すること」)ですが、なぜか最近になって生徒から「この内容本当ですか?」という問い合わせが殺到しているのでお答えしますが、紛れもない事実です。

まずSくん。Sくんが毎日立体を制作し始めたのには理由があります。ask夏期京芸模試で立体が倒れて、最下位になってしまったことが切欠です。その悔しさをバネにその日以降、1日1体の立体を自宅で黙々と制作するようになりました。その結果ask直前京芸模試では、総合1位に。本試験でも立体220点を獲得しました。失敗したことを次に活かしたとても良い例だと言えます。

次にTさん。Tさんは現アトリエ伊丹の講師でもあります。朝の方が集中して実技制作ができる自分の性格を考え、毎日4時に起床し、『作品制作をしてから学校に通う』というのを高校3年生の1年間続けました。Tさんもask直前京芸模試で総合4位という上位成績を取っています。自分の性格に合った計画的な学習方法だと思います。

最後にYさん。Yさんは元々とても学力が優れていたため、学校の先生には京大や阪大を勧められていました。最終的に進路を京都市立芸術大学に決め、高校3年生の春に入会してくれました。共通テスト1ヵ月前から画塾を休み、勉強に全集中しました。その結果9割弱の共通テストの点数を取っています。この点数は歴代全生徒の中でも最高得点で、いまだに破られていません。

上記の内容を読んで「ものすごい人がいるなぁ」と思うかもしれませんが、ごくごく普通のことです。難関美大に合格したいなら、自分らしい努力の仕方を見つけることが必要です。

例えば僕がアトリエ伊丹を開校して4月で14年目になります。その間3588回授業がありましたが、丸13年間無遅刻無欠勤です。すごいことでしょうか?これも普通のことです。

「凡事徹底」という言葉をご存知でしょうか?

「誰にでもできることを、他の追随を許さないほど徹底して行う」 という意味です。当たり前のことを当たり前にできるからこそアトリエ伊丹は毎年成長し続けています。

大学の求める人物像は、自らの考えで行動を起こし具体的な努力を続ける人ではないかと思います。

 

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