絵画教室アトリエ伊丹ブログ

川西市、西宮市、宝塚市、尼崎市、池田市、豊中市、箕面市近郊。兵庫県・大阪府内最大手の美術予備校/画塾です。

たがいてん

2019年08月31日 | 美大受験クラス

本日は当校の現アシスタント講師のMさんのグループ展のお知らせです。

ご興味のある方は是非ご高覧ください。

  

たがいてん

〒650-0003  神戸市中央区山本通1-7-17WALLAVENUE 2,3,4階

 

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夏期講習会 絶賛開催中!

2019年08月21日 | 美大受験クラス

新教室になってから初めての夏期講習会は多くの新入会や外部生の参加があり大盛況です。

一日の参加者が100人を超える日もしばしば。

さて今年度は兵庫県、大阪府以外にも京都府、奈良県、三重県から外部受講生の参加がありました。

当校では常に講師が付きっきりで細かく指導するスタイルですので、授業の様子に驚いている生徒もいましたね。

僕が特に外部生に伝えたかったことは、『現在通っている画塾の先生だけではなく、色んな人に作品を見せてアドバイスを聞くべき』ということ。

当校には美大受験クラスの講師が10名以上います。

毎年他校に在籍していた人を積極的に採用するようにしています。

元生徒だけで講師陣を組んでしまうと上下関係が出来上がってしまい個性が活きないことや、作風や考え方が似てくる危険があるためです

当校には関西だけでなく関東出身の講師もいます。異なった考え方は独創性が重視される色彩・立体を制作するうえで必要不可欠です。

さて当校の生徒も外部画塾が主催する『ASK京都芸大実技模試』に約10名が参加しました。

今回の夏期実技模試では総合的に結果が良く、200点(京都芸大の入試では250点満点中200点以上が高得点と言われている)以上を取る生徒が多くおり、総合点でも受験者トップクラスがいました。

もちろん最近入会した生徒にとっては厳しい結果を突きつけられましたが、今回の点数を真摯に受け止めこれからの制作活動に役立ててほしいと思います。

 

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進学校

2019年08月18日 | 美大受験クラス

8月中旬。台風一過の空は格段に澄んでいますが、残暑は相変わらず厳しいですね。

本日は学科試験についてのお話を。

近年、アトリエ伊丹に在籍する美大受験クラスの生徒は大きく変わりつつあります。

これまでは勉強が苦手で、実技で挽回し国公立大学に合格という生徒が大半を占めていました。

ですが、今年度は打って変わり進学校に在籍している生徒が多数を締めています。当校に在籍する生徒の出身高校一覧(進学校のみを抜粋)

神戸高校、長田高校、加古川東高校、須磨学園高校、西宮高校、小野高校、海星女子高校、西宮東高校、御影高校、葺合高校、稲園高校、雲雀丘学園高校、緑台高校、仁川学園高校、宝塚北高校、茨木高校、高槻高校、大阪教育大学附属高校池田校舎、関西大倉高校、豊中高校、千里高校、池田高校、箕面高校、箕面自由学園高校、桜塚高校、刀根山高校

国公立大学ではセンター試験が必須なので、合格を勝ち取るためには学科力なしでは不可能といっても過言ではありません。

当校では過去にセンター試験で足切りになり実技試験に進めなかった生徒達が多くいました。デッサンを必死に頑張っていても、スタートラインにすら立たせてもらえないのです。

今年度の受験生の約半数が国公立大学を目指しています。(今年度はセンター試験で足切りを実施している大学・学部を受験予定の生徒は今のところおりません。)

人数が多いので周りの生徒に刺激を受けたりお互い意見交換をして高め合っている姿が随所に見られます。

高校3年生・浪人生の私立大学受験者の体験申込は締め切りましたが、国公立大学受験者はわずかですが募集しています。

アトリエ伊丹は兵庫県・大阪府の中で『最大手画塾』です。国公立大学を目指す受験生は是非アトリエ伊丹へ。

 

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台風10号接近に伴うお知らせ

2019年08月15日 | 美大受験クラス

台風接近に伴うお知らせです。

8月15日(木)の授業ですが、兵庫県に『暴風警報』が発令されているため、安全面を考慮してお休みとさせて頂きます。

代替日は8月29日(木)となります。

宜しくお願いします。

 

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画材の話し

2019年08月13日 | 美大受験クラス

猛暑が続いていますね。今月に入り一部の受験生に石膏像を描いてもらっています。

関西の実技入試で出題される可能性は低いですが、石膏像を描くメリットは非常に多くあります。

『石膏像はデッサンを学ぶうえで必要な要素が凝縮されているからです。』

構図、形、明暗、量感、構造、ムーブマン、画面全体の雰囲気…といった様々なデッサンの要素を段階的に学ぶことができます。経験のない人は是非チャレンジしてみよう。

さて本日は画材の話しをします。

当校では美大受験クラスの画材を京都の「画箋堂」と大阪の「笹部画材」で購入しています。

デッサンでは1枚43円の画用紙を、立体では1枚70円のケント紙を使用しています。紙関係は基本的に全て無料で支給しています。

知識のない人は驚くかもしれませんが、品質の良い紙は当然高いです。1枚1枚を大切に使ってくださいね。

教室にはサンフラワーM画、MBM木炭紙、TMKポスターなど各美大対策のために様々な紙を取り揃えています。

さて当校では画材もおそらく全国どの教室よりも安く販売していると思います。

なぜなら画材店で購入したほぼ原価そのまま、又は原価割れで生徒に販売しているからです。

例えばターナーのアクリル絵具20ml。225円で仕入れ⇒250円(浪人生は200円)で販売。(送料が1500円かかるので25円だけ上乗せしていますが、逆に浪人生は売れた分だけマイナスになります。)

また僕自身が使用予定だった新古品(数年前に購入したもの)のアクリル絵具は150円(浪人生125円)、絵筆は全て定価の半額(浪人生は6割引)です。

「月謝・画材が安い」、「指導力・合格率が高い」、「駅から近い」、「一度に120人入場可能な広さ」など画塾の理想が揃っているので、生徒は毎年増え続けています。

現在、アトリエ伊丹は兵庫県・大阪府の全ての画塾の中で生徒数が最も多い教室です。

美大受験クラスは8月末まで体験予約が殺到しており、一部のお日にちで予約が取れない状況です。

中学生・高校1・2年生はお早めに!特に京都市立芸術大学を目指す方は是非アトリエ伊丹へ。

 

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「与えられたカボチャを不透明水彩絵具を使用し、色面で表現しなさい。」

2019年08月09日 | 美大受験クラス

美大受験クラス(京都芸大専科)の国公立対策レッスンは「与えられたカボチャを不透明水彩絵具を使用し、色面で表現しなさい。」 (3時間)です。

2011年度、京都市立芸術大学の色彩課題を出題しました。⇨『京芸過去問

今回は浪人生Sさんの色彩作品をアップします。綺麗な色合いでよくまとまった優れた作品だと思います。

さてSさんの学校の同級生には画塾に通わず京芸に現役合格した人がいます。この傾向はこれからも増えてくると思います。

関西最難関と言われる京芸の昨年度の平均倍率は3,3倍。2023年の移転で一時的にアップが見込めるものの今後も下がり続けることが濃厚です。

当校が生徒数、合格実績にこだわる理由はここにあります。

僕は常に5年後、10年後のことを考えています。

経営に大切なことは「変化に対応すること」、「将来を読む先見性」です。それが出来ない画塾はこれから容赦なく「淘汰」されます。

皆さんは『先を見ていますか?』『将来のことを真剣に考えていますか?』

  ➡『国公立対策レッスンのご案内』

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』  美大受験クラス・色彩作品集


児童画クラス、一般絵画クラス 作品集

2019年08月07日 | 児童画クラス

児童画クラスと一般絵画クラスの作品をまとめてアップします。

今回は右下の透明水彩画を制作したHちゃんをピックアップしたいと思います。

現在小学6年生のHちゃんは最近入会してくれたばかりですが、とにかく上手です。

体験の時は一日で油絵を仕上げたり丁寧でとても集中力があります。

遠方の神戸市から参加してくれていて、本当に有り難い限りです。

以前紹介したMちゃんと同じ時間帯で制作していますが、二人は何と生年月日が全く同じです。

アトリエ伊丹は生徒数が非常に多いので、そんなことが日常茶飯事であります。

ちなみに僕と同じ誕生日の生徒は4人もいます。

 

 絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』 『児童画クラス教室課題集』


3本の指で角砂糖1個をつまみ上げ、その手を描写せよ。

2019年08月05日 | 美大受験クラス

美大受験クラス(京都芸大専科)の国公立対策レッスン描写課題は「3本の指で角砂糖1個をつまみ上げ、その手を描写せよ。」(4時間)です。

1980年度京都市立芸術大学の描写課題を出題しました。⇨『京芸過去問

関東私立美大入試の定番モチーフである「手」は京芸で出題されることは20年に一度ほどです。

京芸組はほぼ毎回静物デッサンですので、初めて手を描いた生徒もいましたね。

以前ブログにも書きましたが、初心者の方にもわかりやすい手の描き進め方について。

(1)まず骨格や筋肉、指関節など手の構造を把握して形を描いていきます。

(2)光の方向を意識し、大まかに陰影をひろっていくように描き、大きな流れをつかみます。

(3)徐々に細かい線で調子を重ねます。(タッチの方向が単調にならないように気をつけよう。)

(4)最後に指1本1本の表情、前後の遠近感などを描きこみ完成です。

今回(2)の光の意識が足りていない生徒が多かったです。手を描く時は特に『稜線』を捉えることが重要です。

稜線とは=面と面の境界線のことを指し、面が大きく変化しているところが稜線に当たります。

稜線は立体を暗示する線であり、重要な稜線を選んで描く必要があります。

教室には多摩美や武蔵美に合格した先輩の手のデッサンも沢山ありますので、是非参考にしてくださいね。

  ➡『国公立対策レッスンのご案内

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』  美大受験クラス・描写作品集


デッサン本を読もう

2019年08月02日 | 美大受験クラス

8月上旬は暑い日が続いていますね。皆さま、お身体には十分お気をつけください。

さてアトリエ伊丹には書店においてあるほぼ全てのデッサン本が揃っています。

教室にある参考書は全て貸出可能です。(一人2冊まで2週間返却期限)

僕の趣味の一つが美術書、技法書、参考書などを集めることで自宅も含めると数万冊の貴重な本があります。

生徒の皆さんにはとにかく沢山の作品集に触れて、知識を磨き、引き出しを増やしてほしいのです。

デッサン本には理論やテクニックが凝縮されていますので、補助的な役割として活用してください。

ただ勘違いしてほしくないのは、デッサン本を読むだけでは技術は上がりません。

絵の成長は枚数を描くことも大切ですが、もっとも重要なのは他人の影響を受けることだと思います。

デッサンは環境が揃ってこそ効果を発揮します。

指導者がいて、他人と比較して、評価を受けて、反復して描くことで『気付く力』や『考える力』を身につけることが出来ます。

夏期講習会はまだ始まったばかりです。夏休みを大切に過ごしましょうね。

 

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与えられた缶1個、電球1個、インスタントラーメン1袋を台紙上に配置し、鉛筆で描写しなさい。

2019年08月01日 | 美大受験クラス

8月1日(木)。アトリエ伊丹では夏期講習会が始まっています。

美大受験クラスには新入会者・体験参加者が殺到しており、教室に在籍する生徒数は過去最高を更新し続けています。

さて本日は技術の向上についてのお話しを。

以前、「浪人生から学ぶこと」という記事を書きましたがその続きです。

僕は画塾在学時に浪人生の制作や参考作品をひたすら研究した時期がありました。

『本当に画力アップしたいなら「盗む」ことを覚えなさい。』当時先生によく言われた言葉です。

「優れた芸術家は真似をし、偉大な芸術家は盗む」(ピカソの名言)

今回の『真似/盗む』は悪い意味ではありません。学校で先生に教えてもらう内容を生徒は『真似』して学び、先生や先輩から技術やスキルを『盗み』自分のものにするときに使用する言葉だと言えばわかると思います。

ピカソの言葉から考察すると『真似』よりも『盗む』方が高等技術ということになります。

それは『真似をする』だけでは単なる二番煎じであり、模倣だからです。

だが『盗む』なら、自分のものにして、更にそれだけで終わらせず主体性もあります。

『アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない』

そっくり同じ物を作る『真似』ではなく、盗んでその要素を自分のものとして、そこに新たに自分にしかないオリジナルな要素を付け加えれば、そこには『アイデア』があり唯一無二の作品となります。

但し技術を盗むにも能力やセンスが必要です。もちろん行動力が一番です。

与えられるのを待つだけではなく、自ら技術を盗もうとする積極的な姿勢が重要です。 最後に勝つのは「自分で努力した人」です。

  ➡『国公立対策レッスンのご案内

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』  美大受験クラス・描写作品集