絵画教室アトリエ伊丹ブログ

川西市、西宮市、宝塚市、尼崎市、池田市、豊中市、箕面市近郊。兵庫県・大阪府内最大手の美術予備校/画塾です。

与えられた日本手拭いとかごを台紙上で組み合わせて、鉛筆で描写しなさい。

2018年04月27日 | 美大受験クラス

美大受験クラス(京都芸大専科)の国公立対策レッスン描写課題は「与えられた日本手拭いとかごを台紙上で組み合わせて、鉛筆で描写しなさい。」(4時間)です。

2002年度京都市立芸術大学の描写課題を出題しました。⇨『京芸過去問

今回のモチーフは2点だけでしたが、それぞれ細かい模様がありみんな苦労していましたね。

進め方としては、まず手ぬぐいは白地のファーストタッチをドットの流れに沿って確実に入れていきます。(タッチの方向がずれているとドットも歪むことになります。)

次にドットの数を大まかに割り出し、間隔や縦横斜めのバランスを意識して黒塗りを一発で決めます。(ここで時間を使い過ぎないように)

またかごも手順は同じです。光源を意識しタッチを入れていき、編み込みの細かい部分はある程度立体感が出てきてから描き込みます。

なおモチーフが黒地に白文字の場合、少し手順が変わります。レタリングが周りより薄い場合は、白抜きで表現した方が合理的になります。

『規則性のあるモチーフの構造を理解し、いかに時間を短縮して描くか』というのが、今後の課題です。

レタリングが的確に表現出来ていた人は観察力とバランス感覚に優れています。苦手と感じた人は補助線とパースを確実に意識しましょう。

  ➡『国公立対策レッスンのご案内

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』  美大受験クラス・描写作品集


美大受験クラス 生徒数増加に伴うお知らせ

2018年04月24日 | 美大受験クラス

4月は過ごしやすい気候が続いていますね。もうすぐGWです。

現在美大受験クラスは生徒数が非常に多いため、残席がわずかとなっております。

体験・入会は先着順受付となります。満員になり次第募集を終了しますので、お早めにお申し込みください。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 090-1588-7565

 atelier_kitaitami@docomo.ne.jp

絵画教室アトリエ伊丹 代表:中林

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』


一般絵画・趣味制作作品まとめ

2018年04月19日 | 一般絵画・趣味制作クラス

先月と今月に制作した生徒作品をまとめて紹介します。

左上からKさんの透明水彩。初めての透明水彩ですが、とてもお上手ですね。

Kさんのペン画。細部まで描き込まれていて見ごたえある作品となりました。

Hさんの透明水彩。素敵なバラが完成しました。素晴らしい描写力ですね。

Mちゃんの消しゴムはんこ。この作品の中で唯一の小学生です。細かい作業もお手の物。入会して6年になりました。

Nさんの色鉛筆画。時間をかけ丁寧に仕上げました。完成度の高い作品ですね。

Iさんの日本画。堂々としたニャンコと背景の迫力が素敵です。

Tくんの色鉛筆画。高校生になったTくんは最も古株の生徒です。実力は上級生以上。

Kさんの油絵。雪柳を忠実に描きました。本当は縦構図でしたが、、すみません。

Mさんの色鉛筆画。ワンちゃんが好きなのがよくわかりますね。表情も巧く捉えています。

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』 一般絵画/趣味制作クラス絵画作品集


アルミ板を使って植物のイメージで立体をつくりなさい。

2018年04月14日 | 美大受験クラス

 

美大受験クラス(京都芸大専科)立体課題のテーマは「アルミ板を使って植物のイメージで立体をつくりなさい。」(3時間)です。

1992年度京都市立芸術大学の立体課題を出題しました。⇨『京芸過去問

材料は40×60cmのアルミ板を使用しました。不慣れな素材で悪戦苦闘しましたが、魅力的な作品が出来上がったと思います。

今回の接着は両面テープだったので、強度が足りなかった人は一部崩壊してしまいましたね。

立体を制作するうえでイメージ・下書きはとても大事な作業です。

それではどこからインスピレーションが湧いてくるのか?

僕は「とにかく多くの作品を見たり、触れたりすることが一番だと思います。」

有名な彫刻作家でいえば、「ヘンリー・ムーア」、「アルベルト・ジャコメッティ」、「舟越桂」、「ヤノベケンジ」などなど。

ネットや図書館にも彫刻・造形作家の画像・画集が沢山ありますので参考にしてくださいね。

他には「彫刻展」、「陶芸展」、「クラフト展」などの美術コンクールの画集を見ることもお薦めします。

コンクールの画集はプロ・アマ問わず優れた作品をまとめて見ることが出来ます。

僕の身近な知り合いの中では「亀井洋一郎さん」の作品を一度見てほしいと思います。フォルムが素敵ですよ。

➡『国公立対策レッスンのご案内』

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』 美大受験クラス・立体作品集


「与えられたパン(ドンクのフランスパン)を鉛筆で描写しなさい。」

2018年04月09日 | 美大受験クラス

美大受験クラス(京都芸大専科)の国公立対策レッスン描写課題は「与えられたパン(ドンクのフランスパン)を鉛筆で描写しなさい。」(4時間)です。

1995年度京都市立芸術大学の描写課題を出題しました。⇨『京芸過去問

50cmを超える長さのパンを手で自由にちぎるという条件付きなので、構成力も重視されます。

画用紙サイズから考えて、モチーフをいつも以上に大きく描かなければバランスが悪くなりますが、数人の生徒は迫力に欠けていました。

今回はモチーフの難易度が高くなかったため、パンの細かな質感など細部の表情もしっかり表現できていて、特に浪人生の作品が際立って良かったです。

新年度になったばかりのこの時期は浪人生と現役生のデッサンにはかなりの差が出ます。

『デッサンでは対象物から捉えた情報を瞬時に記憶する能力が必要不可欠』ですが、こういった視覚能力は日々の積み重ねなのです。

これは持って生まれた才能というよりも訓練です。美術の才能というのは、『誰よりも努力し続けられること』だと僕は思っています。

これからの日常生活をどう過ごすか。普段の制作姿勢を見ていると自覚して変わらないといけない部分がどの受験生にも沢山あるように思います。

  ➡『国公立対策レッスンのご案内

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』  美大受験クラス・描写作品集


変化

2018年04月06日 | 美大受験クラス

美大受験クラスKさんの色彩作品です。

昨年度京芸を受験しましたが合格を得ることはできず、もう1年頑張ることになりました。

合格できるチャンスは十分あったと思いますが、色んなところで運が味方しませんでした。

ただ運も含め受験は結果が全てです。

何年も京芸の受験生を見ていると、この子「受かるな。」「チャンスはあるな。」「難しいな。」とかがある程度わかるようになります。
 
講師陣の中で「この子は大丈夫。きっと受かる」と思った生徒が不合格になったことは今まで一度もありません。
 
今年度はボーダーではなく、受験生の中でトップクラスの実力を身につけて本番に臨んでほしいと思います。
 
Kさんはデッサンにしてもまだまだ改善点が多くあります。太鼓判を押すような生徒は夏ぐらいまでに指摘する部分がほとんどなくなっています。
 
一度注意されたら同じ注意は二度と受けないぐらいの気持ちを持って、毎回確実に進歩してほしいと思います。(昨日の自分に負けるな。)
 
 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』  美大受験クラス・色彩作品集


新年度

2018年04月01日 | 美大受験クラス

今日から4月。新年度が始まりました。

前回のブログ記事の続きとなりますが、教室には画像のような優れた着彩画、デッサンの見本作品が多数保管されています。

特に関東美大・日本画志望の生徒は本当に参考になると思います。是非一度ご覧ください。

さて、今年度の美大受験クラスは有難いことに、定員の空きが残りわずかとなっており、例年以上に多い人数でのスタートです。

京芸をはじめとする国公立美大を目指す方は京芸コース国公立対策レッスンなど充実した対策を行います。

今年度も全力で指導しますので、宜しくお願いします。

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』