絵画教室アトリエ伊丹ブログ

川西市、西宮市、宝塚市、尼崎市、池田市、豊中市、箕面市近郊。兵庫県・大阪府内最大手の美術予備校/画塾です。

2020年10月度 美大受験クラス 対策レッスンのご案内

2020年09月28日 | 対策レッスン

9月下旬。暑さは和らぎ過ごしやすい日が続いていますね。もうすぐ10月、今年も残り3ヵ月です。

10月の対策レッスンのスケジュールを案内します。時間帯は全て14時~18時 18時~合評です。(描写モチーフは当日発表)

対策レッスンの参加は任意です。通常の個別レッスンにするか選択できます。

 

◆基礎コース(中学生、高校1・2年生) 

10月3日(土)描写 担当TA先生 

10月4日(日)描写 担当TS先生(関西組/静物デッサン)  

      描写 担当TT先生(関東組/手のデッサン)

10月10日(土)色彩 担当TA先生 (関西組 テーマ「自然の光、人工の光」(2008年度京芸過去問))

10月11日(日)描写 担当M先生 

10月17日(土)描写 担当YN先生 

10月18日(日)色彩 担当TT先生 テーマ「FACE」(2017年度多摩美 グラフィックデザイン過去問)

10月24日(土)立体 担当TA先生 テーマ「与えられたケント紙を用いて、ある動物を想像して、立体を構成しなさい。」(1980年度京芸過去問)

10月25日(日)描写 担当M先生 

 

◆受験コース(高校3年生・浪人生) 

10月3日(土)    描写 担当H先生 

10月4日(日)    色彩 担当M先生 テーマ「水族館・森林公園」(1991年度京芸過去問)

          描写 担当TT先生(関東組/手のデッサン)

10月10日(土)    描写 担当YM先生  

10月11日(日)    立体 担当TS先生 テーマ「与えられたケント紙を用いて、ある動物を想像して、立体を構成しなさい。」(1980年度京芸過去問)

10月17日(土)  描写 担当TA先生

10月18日(日)  色彩 担当TS先生 (関西組 テーマ「与えられたコップに水、ガラス玉を入れる。それに花を差して窓辺に置いたイメージで自由に色彩で表現しなさい。」(1997年度京芸過去問))

          色彩 担当TT先生 (関東組 テーマ「FACE 2017年度多摩美 グラフィックデザイン過去問)

10月24日(土)  描写 担当N先生 

10月25日(日)  立体 担当TS先生 テーマ「包む・包まれる」(2014年度京芸過去問)

 

『アトリエ伊丹ホームページ』 『アトリエ伊丹ツイッター』


2020年 描写コンクール 結果発表

2020年09月24日 | 美大受験クラス

最後に描写コンクールの結果を発表します。

今年度は多くのネット生に参加頂いたこともあり、全体的に非常にレベルの高い作品が集まりました。

モチーフは『玉ねぎ2個、タオル、ポリ袋』です。採点者 京都市立芸術大学1回生Tさん、Yさん

◇1位 浪人生Kさん

モチーフの観察力、空間のバランス、雰囲気など総合的に優れており、特に玉ねぎの描写力は圧巻でした。

◇2位 浪人生Iさん

立体、色彩に続き惜敗のIさん。表現力に優れていましたが、どの科目も突き抜けるまでは後一歩でした。

◇3位 高校3年生Mさん

全体の雰囲気がとても上手に表現できており、描写力は上位に劣るもののバランスの取れた作品でした。

◇4位 高校3年生Tさん

ポリ袋の質感、構成のバランスなど総合的に評価されました。国公立組を押しのけての上位でした。

◇5位 浪人生Tくん

全体的に難のないまとまった作品でしたが、秀でた部分を増やすことがこれからの課題になると思います。

6位はHさん(高校3年生)、7位はHさん(浪人生)、8位はMさん(浪人生)、9位はAさん(高校2年生)、10位はJさん(高校3年生)

(11位以下は圏外として発表しておりませんが、最終順位付けに残ったのが全部で12名。残り2名は高校3年生のKさんと高校2年生Iさんでした。他に中学生、高校1年生の中にも優れた作品があったことは記しておきます。)

 

◆ 描写コンクール総評 ◆

今年度は京芸の受験を意識した自然物、白いもの、透明なものをモチーフとして出題しました。

評価ポイントは「形体の把握」、「量感の把握」、「空間の把握」など7項目に視点を当て審査しました。

圏外(11位以下)になった人は、自分と上位作品を比べて何が違うのか?どうすればこのようなデッサンを描けるのかを研究してほしいと思います。

毎年模試やコンクールの後によく言っていますが、

「コンクールの結果が受験に直結するとは限りませんが、ある程度の指標になることは確かです。」  

受験生はこれからの時間の使い方が将来に大きく左右することを肝に銘じて今後より一層精進してください。

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』 美大受験クラス・描写作品集


2020年 色彩コンクール 結果発表

2020年09月16日 | 美大受験クラス

立体に続いて色彩コンクールの結果を発表します。

描写と色彩では多くのネット生にも作品を郵送で参加頂きました。皆さんありがとうございました。

それでは色彩コンクールの結果を発表します。

テーマは『カラフル』 採点者 京都市立芸術大学1回生Tさん、多摩美術大学卒Tくん、大阪教育大学2回生Mさん

◇1位 高校3年生Kさん

テーマ性や完成度の高さなど総合的に評価され堂々の1位でした。

◇2位 浪人生Iさん

立体に続き惜敗のIさん。色使い、発想ともに素晴らしい作品でした。

◇3位 高校2年生Aさん

絵の巧さ、技術や技法など全ての面で秀でた作品で、多くの受験生を押しのけての上位奪取です。

◇4位 高校2年生Nさん

昨年は1年生ながら4位だったNさんは今年も同じ順位となりました。アニメ風な作品に賛否が分かれましたが、最終的に高評価を得ました。

◇5位 浪人生Hくん

ゼンタングルを駆使した緻密で丁寧な仕事ぶりが評価されました。

6位はMさん(高校2年生)、7位はOくん(高校3年生)、8位はHさん(高校3年生)、9位はKさん(浪人生)、10位はTくん(浪人生)

(色彩の参加数は過去最高だったため、10位以内はかなり上位です。人数の関係で11位以下は割愛しますが、優れた作品が他にも沢山あったことは記しておきます。)

 

◆ 色彩コンクール総評 ◆

今年度の色彩コンクールは「カラフル」というシンプルなテーマが与えられました。

今回は大学も年齢も異なる3名の講師に、それぞれ気になる10作品を選んでもらい、そこから話し合いで上位を決めるという審査を行いました。

評価ポイントは「テーマ性」、「表現力」、「独自性」、「完成度」の四項目です。

圏外になった作品の多くがテーマに合っていませんでした。

昨年の色彩コンクールの総評でも述べましたが、「作品を初めて見る人に何のテーマで描いているのかをどう伝えるべきか。」という重要なことを忘れ、ただ自分が描きたいものを描いただけの作品が多かったように思います。

ですが11位以下の中にも表現方法やオリジナリティに優れた作品が多くあったので、見ごたえあるコンクールになったと思います。

他者の作品に刺激を受け、これからさらに向上することを期待しています。

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』 美大受験クラス・色彩作品集


台風10号に伴うお知らせ

2020年09月07日 | 美大受験クラス

本日9月7日(月)午前の時点で兵庫県伊丹市に『暴風警報』が発令されております。

但し大阪府に発令されていないこと、正午以降に解除される可能性が高いこと、交通機関が通常通り運行していること、月曜日は受験生のみであることなどの理由から、通常通り授業を行います。

参加される方は安全面を確認のうえご出席ください。

大雨、台風、地震などの場合、その都度対応させて頂きますので、お問い合わせください。宜しくお願いします。

 

『アトリエ伊丹ホームページ』 『アトリエ伊丹ツイッター』


2020年 立体コンクール 結果発表

2020年09月05日 | 美大受験クラス

8月に実施したコンクールは内部生・ネット生・外部生合わせて過去最高を更新する参加がありました。

参加頂いた皆さんありがとうございました。

それでは早速立体コンクールの結果から発表します。

テーマは『段ボール箱の上に立体を作りなさい。』 採点者 京都市立芸術大学4回生Hさん、1回生Tさん

◇1位 浪人生Tくん

洗練されたフォルムの造形美や、材料の特性を活かした作品で、他を圧倒し断トツの1位でした。

◇2位 高校3年生Kさん

シンプル且つ空間バランスの取れたまとまった作品になりました。取り付けた角度なども良く考えて工夫しました。

◇3位 浪人生Iさん

糸の使い方や作品のフォルムが際立った作品です。360度どの角度から見ても美しく作れているのも良かったです。

◇4位 高校3年生Tさん

曲線を活かしたセンスの光る作品ですが、さらなる工夫したフォルムを追及してほしいです。

◇5位 高校3年生Mさん

空間バランスや質量や発想力など秀でた部分があったものの、条件違反で減点があったのは残念でした。

6位はMさん(高校3年生)、7位はHさん(高校3年生)、8位はAさん(高校2年生)、9位はNさん(高校2年生)、10位はYくん(高校2年生)(人数の関係で11位以下は割愛しますが、その中に浪人生を含め受験生が多数いたことは記しておきます。)

 

◆ 立体コンクール総評 ◆

今年度の立体コンクールはケント紙、スチレンボード、糸という基礎的な材料が配布されました。与えられた段ボール箱の側面に作品を付けるという条件の中で特に『造形力と空間表現力』が求められました。

明確なテーマが与えられているわけではないので、自分の勝負できる形やフォルムを事前に準備出来ているかが明暗を分けたと思います。

作品に関しては下位になればなるほど、丁寧さやクオリティも低くなっており、「美しく魅せる工夫」をしてほしいと感じました。

圏外(11位以下)になった生徒は、自分に足りない部分を意識して、勝負できる形やフォルムを確立していきましょう。また高さ、はみ出しなどの条件違反には特に気を付けてください。

コンクールの経験が次の糧になることを期待しています。

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』 美大受験クラス・立体作品集