美大受験クラス(京都芸大専科)の国公立対策レッスンは「与えられた提灯1個、石けん1個、ネギ1本を台紙上に配置し、鉛筆で描写しなさい。」 (4時間)です。
2016年度の京都市立芸術大学の描写課題を出題しました。⇨『京芸過去問』
通常授業で一度描いたことのあるモチーフですが、相変わらず構成・形の悪さが目立ちました。
『モチーフ3点の比率が合っていない』、『形の構造がわからない切り方をしている』、『余白が目立つ』などなど。
『デッサンの良さは構成で決まります。要は構成が上手になれば、デッサンも必然的に上手になるということです。』
構成力をつけるためにはどうしたらよいか?
とにかく沢山の作品を見て、構図・構成について思うことをメモしていくことが大切だと思います。
そうすることによって悪い構成のパターンがわかり、モチーフの特徴・良さを活かすためにはどうすればいいのかを考えてイメージできるようになります。
他にも描き進める中で気になったのが、『ストロークの短さ』です。短いストロークの線をつなぎ合わせればある程度の形はできます。