美大受験クラス(京都芸大専科)立体課題のテーマは「浮く」、「沈む」をイメージして、それぞれ指定された材料で表現しなさい。(3時間)です。
1994年度京都市立芸術大学の立体課題を出題しました。⇨『京芸過去問』
昨年度の「重い形」「軽い形」のテーマによく似た過去問ですが、「浮く」をケント紙、「沈む」を粘土という条件付きです。
ほとんどの生徒がケント紙の扱いには慣れてきたように思いますが、粘土の作りが甘く時間がかかり過ぎています。
気になったのが粘土べら、かきべらの本数です。(ほとんどの生徒が10本未満。)
プラスティック製以外にも木べらや金属べら、幅の広いもの、細かい細工が出来るものなど最低20本以上は揃えてください。
またカッターの刃・はさみの切れ味の確認、定規に接着剤が固まっていないかなど、普段から道具の確認・手入れはしっかり出来ていますか?
そういった心がけが制作時間短縮になり、結局は作品の点数に繋がるわけです。