絵画教室アトリエ伊丹ブログ

川西市、西宮市、宝塚市、尼崎市、池田市、豊中市、箕面市近郊。兵庫県・大阪府内最大手の美術予備校/画塾です。

「不思議な帽子」をテーマにして作品を作りなさい。

2018年06月27日 | 美大受験クラス

美大受験クラス(京都芸大専科)立体課題のテーマは「不思議な帽子」(3時間)です。

1995年度京都市立芸術大学の立体課題を出題しました。⇨『京芸過去問

材料は針金(太・中・細)3種類です。

京芸入試では線形材料が2010年のストロー、2001年の割り箸など5年に一度のペースで出ており、『今年度、線形材料の出題される可能性は高いと思います。』

今回のテーマは抽象的なイメージを表現することも可能ですし、具体的な帽子を写実的に作り表現することももちろん有りです。

また針金の使い方については、集中と分散で見せ場を作ることや、空間的な広がりを持たせることなど構成が非常に重要となります。

「作品が秀麗且つシンプルであること。間隔のバランスが取れていることも大きなポイントとなります。」

➡『国公立対策レッスンのご案内』

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』 美大受験クラス・立体作品集


鳥のデッサン

2018年06月19日 | 一般絵画・趣味制作クラス

高校1年生Tくんのデッサン作品を紹介します。

優れた描写力ですね。今までの作品も素晴らしかったですが、また一段とレベルが上がったと思います。

教室に通って丸7年になるTくん。入会時小学3年生だったTくんは大きく成長しています。

7年前は20代だった僕。少しは成長したかな。(笑) 

 

京芸対策 立体作品

2018年06月13日 | 美大受験クラス

6月中句になりました。曇天のジメジメした梅雨ですね。

現在通常授業の立体課題は京芸の過去問にチャレンジ中です。紙材料の扱いには慣れた生徒が多く、クオリティも高いです。

但し使い慣れた材料が出題される確証はなく、昨年度の粘土が2年連続ということも十分考えられます。

今年度は京芸を含め国公立美大を受験予定の生徒が多く在籍しています。

僕が考える難関美大に合格する人の特徴について抜粋します。

・無駄な時間が1ミリもないこと。

・誰が見ても受かると思われる努力していること。

・重要性の判断が的確であること。

・ケアレスミスをしないこと。

・自分を持っていること。

・情報通になること。

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』 美大受験クラス・立体作品集


高校1・2年生募集中

2018年06月10日 | 美大受験クラス

6月上旬。もうすぐ高校生は文化祭など行事で忙しくなる時期ですね。

今年度は美大受験クラスの人数が非常に多く、高校1・2年生だけで40名以上が在籍しています。

市外から通っている人が8割を占め、特に多い川西市、西宮市の他、芦屋市、豊中市、茨木市なども。一番遠い堺市のMくんは2時間近くかけて来てくれています。

毎月恒例の2年生国公立対策レッスンはフランスパンを描きました。(京都芸大専科

大阪市のTさん、神戸市のSくんら常連参加者は残念ながら行事でお休みでした。

京芸を目指す2年生の中に、池田市から来てくれているAさんとIさんがいます。(二人は同じ高校の美術部)

Aさんは入会して丸1年。2年生の中で最も上手な生徒の一人です。丁寧で繊細なデッサンが魅力です。

入会して3ヶ月のIさんは、最初から明暗の描き分けや質感の表現を難なくできる子で非常にセンスがあります。

来年度、再来年度も期待できる生徒が多く楽しみです。

  ➡『国公立対策レッスンのご案内』

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』  美大受験クラス・描写作品集


石膏像

2018年06月08日 | 美大受験クラス

現在数名の高校生に石膏像を描いてもらっています。

関東美大などで今も実施しているモチーフですが、昔と比べ試験に出ることが随分減りました。

実技試験に出題されなくても、石膏像を描くメリットは非常に多くあります。

『石膏像はデッサンを学ぶうえで必要な要素が凝縮されています。』

まずどのように画面に収めていくのか。(構図) そして形、光の方向、量感、構造、流れ(動き)、画面全体の雰囲気…といった様々なデッサンの要素を段階的に学ぶことができます。

また石膏像は白いので光の陰影の変化を読みやすく、形態の起伏変化を観察する事が容易にできるようになります。

立体感、量感がない、濃度が的確でないとよく言われる人は石膏像にチャレンジしてみましょう。

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』  美大受験クラス・描写作品集


児童画・一般絵画クラス モザイク作品

2018年06月06日 | 児童画クラス

児童画、一般絵画クラスのモザイク作品を紹介します。

左側は小学4年生からの参加で丸6年になる高校1年生のYちゃん、右側は年長からの参加で丸2年になる小学2年生Yちゃんの作品です。

モザイク画は時間がかかる課題なので、元々人気がなかったのですが、Yちゃんの気球作品のおかげで人気に火がつきました。

二人とも丁寧に出来ていますね。素晴らしい。☆

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』 一般絵画/趣味制作クラス絵画作品集


ビニール袋、紙テープを鉛筆で描写しなさい。

2018年06月04日 | 美大受験クラス

美大受験クラス(京都芸大専科)の国公立対策レッスン描写課題は「ビニール袋、紙テープを鉛筆で描写しなさい。」(4時間)です。

1976年度京都市立芸術大学の描写課題を出題しました。⇨『京芸過去問

最近の対策レッスンはかなり人数が増えてきているので、合評の時間も長くなっています。今回は合評の話しを少し。

当教室ではAO入試の生徒などは個別講評なので、合評会は国公立組など難関美大を目指す生徒が対象となります。

改めて他の人の作品と見比べたり、講師の感想や作品に対する指摘などで気づかされる事や自分の作品に反映される事も多くあると思います。

合評のときに特に意識してほしいことは、

『話しを聞いてメモを取るだけではなく、頭の中で映像としてイメージ化することです。』

例えばモチーフを奥から描き進めたことを指摘された人は、手前のモチーフから描き込んでいる自分を想像してください。

何も考えずに話を聞くだけメモを取るだけではまた同じことの繰り返しになります。

同じモチーフで行う合評会は実技レベルを飛躍的に伸ばすことのできる貴重な時間です。合評中、合評後の質問も歓迎します。

  ➡『国公立対策レッスンのご案内

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』  美大受験クラス・描写作品集


京芸で色彩高得点を取るためには

2018年06月01日 | 美大受験クラス

6月になりました。もう夏のような暑さですが、体調を崩さないように今月も頑張りましょう。

今日は京芸の3科目の中で最も点数が読みにくい色彩課題について。

京芸では「入試の評価ポイント」というのを毎年公表しています。

『出題内容を理解し、テーマのイメージを膨らませて豊かな色彩と構成力で独創的な表現が出来ているかを評価した。』

近年評価ポイントはほぼ変更がありません。採点する京芸の教授はどのような作品を求めているのか?

僕が審査員なら間違いなく、意外性や新規性(自分の中にはない新たな発想)です。だから誰でも思いつく作品なんか退屈としか思いません。

評価ポイントの中に描写力や、絵の上手さという言葉は一切出てきません。注目して欲しいのは「独創的な表現」という言葉です。

つまり出題者が求めている作品とは「あなたにしか描けないもの」なのだと思います。

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』  美大受験クラス・色彩作品集