美大受験クラス(京都芸大コース)の国公立対策レッスン描写課題は「与えられた観葉植物を鉛筆で描写しなさい。」(4時間)です。
1997年度京都市立芸術大学の描写課題を出題しました。⇨『京芸過去問』
今回は観葉植物を囲うように座って描きました。自然物を描く時は「自分の描きやすいように多少デフォルメすることも必要です。」
モチーフの特性、画面のバランス、描きやすさを意識した構成力(トリミングを含む)はデッサンで必要不可欠な技術です。
画面の余白バランスを考え葉を少しだけ大きめに描いたりなど、『モチーフを見たまま素直に描くだけではダメ』なのです。
但し実際と大きく変わる場合はNGです。例えば植木鉢と観葉植物の大きさの比率が明らかに狂ってはいけません。
こんにちは。12月下旬になり、一段と寒くなりましたね。
ただ教室は沢山の生徒のおかげで熱気に包まれています。
今年も残すところ後わずか。受験生は来年の入試本番に向けて本気モードです。
現在高校3年生・高卒生は入試直前講習会、高校1・2年生は通常入会を募集しています。
美大受験で教室を探している方は是非『絵画教室アトリエ伊丹』に。
美大受験クラス(京都芸大コース)の国公立対策レッスン描写課題は「与えられたパック入り卵、タオル、紙皿を組み合わせて鉛筆で描写しなさい。」(4時間)です。
1993年度京都市立芸術大学の描写課題を出題しました。⇨『京芸過去問』
今回は京芸名物の透明+白いモチーフに皆苦戦していましたね。
卵パックのような透明なものがなぜ透明に感じるのか?「透明なモチーフを描く時はその向こう側を見ることが大切なんです。」
卵パックを通してどのように見えるかを描くことによって透明感が伝わります。
また作品が雑だと言われた人、時間に間に合わなかった人に足りないのは、「丁寧さと大胆さ」です。
丁寧さ=(例)際の処理を綺麗にすることなど。大胆さ=(例)必要なところに適切な濃度・筆圧でタッチが入れられているかなど。
その両方を入試までに確実にマスターしてほしいと思います。
高校3年生Nさんのマーカー作品です。第一志望校に合格後、新しい課題にチャレンジしています。
初めてコピックを使ったとは思えないこのクオリティ。素晴らしいですね。
参考にしたのが「黒執事」のキャラです。
生徒からよく話を聞くことが多いアニメです。そのおかげで僕もちょっと詳しくなりました。
12月中旬になりました。今年も残り半月ですね。
児童画クラス、一般クラス、趣味制作クラスの作品をまとめてアップします。
小学生の作品が5点、中学生~70代の作品が4点あります。
どの作品も完成度が高く素晴らしいですね。
「¨世紀のダヴィンチを探せ!¨ 高校生アートコンペティション2017」で高校2年生Mくんが入選しました。
題名「~聖地~カフェドリーム」(画像右上) 西宮市にあるカフェをモチーフに描いた作品です。
2326点の中から約100点という厳しい関門をくぐり抜けて選ばれたのですから本当に素晴らしいことです。
おめでとう。そして来年はさらに上を目指してほしいと思います。
美大受験クラス(京都芸大コース)の国公立対策レッスン課題は「「爽快」をテーマに不透明水彩絵具を使用し、垂直線、水平線で画面を分割して色彩で表現しなさい。」(画用紙/3時間)です。
2010度京都市立芸術大学の色彩課題を出題しました。⇨『京芸過去問』
今回はテーマをどのように捉えるかによって、作品の質が大きく変わります。
京芸の色彩は「与えられた課題に真摯に向き合い、臨機応変に対応できる能力が求められています。」
そういう意味でいうと果実や水を連想した人は安直で、魅力に欠けた作品となってしまいました。
自分と似た作品が多い場合は容赦なく低い点数が付きます。
テーマがイメージ表現の場合、『自分らしさ』をアピールできる絶好のチャンスなのですから。
教室新課題になってまだ間もない「粘土マグネット」を制作したKさんの作品です。⇨『教室課題200種類』
石粉粘土を成形し、アクリルで着色しました。
さつまいも、チョコレート、パン、キャラメルなどなど。素敵なマグネットが完成しましたね。
気になる人は是非この課題を選択してくださいね。