国公立前期を終えて

こんにちは。

本日国公立入試（前期）が終了しました。

予想通りの出題で力を出し切れた生徒が多かったようなので少し安堵しています。

ただ京芸は想定した内容ではなかったため焦った生徒もいた様子です。

僕自身も事前に予想した描写モチーフが大外れでした。（色彩と立体は的中したかな。）

 

◇描写「紙コップ50個」（折る、切る、破くなどの加工禁止）

紙コップは定番モチーフなので教室でも何回も描いたことがありますが、まさか50個まとめて出るとは思っていませんでした。構成力がかなり重要視される課題になりましたね。

◇色彩「流れる水」（彩色、銀紙1枚での貼り絵）

入試1週間前に水をテーマにした課題を出題したのと、貼り絵の練習はかなりしてきたので色彩は想定内でした。事前の練習作品をそのまま描いた生徒も多かったのではないかと思います。

◇立体「２つの円柱を関係づける１つの立体を制作しなさい」（木は接着剤を使わずに固定）

入試2週間前に「2つの木材（角材）を接着剤を使わずに固定する」という課題をグループレッスンで行っていたので、予想はある程度的中したと思います。立体の結果が合否を左右する生徒が多いので、完成度が気になるところです。

 

受験生の皆さんお疲れ様でした。国公立入試（前期）が終わったばかりなので、まずはゆっくり休養してください。次回来場時に色々話しができればと思います。

中期・後期を控える生徒は気を緩めることなく残りの期間頑張りましょう。☆

 

『絵画教室アトリエ北伊丹』　http://atelier-kitaitami.jimdo.com/

京芸の問題を予想してみる

国公立入試まで残り5日。今年度の受験も大詰めです。毎年恒例の京芸の問題予想を行いたいと思います。

◇描写は過去に人工芝、着彩では週刊少年ジャンプなどかなり難解なモチーフが出たりしましたね。

これまでの統計では白いもの、透明なモチーフが非常に多くその対策も随分しました。

過去30年では意外と「新聞紙」が出ていません。今年度はひょっとして、、、。

◇色彩は過去の出題傾向から考えて、イメージ表現か平面構成の可能性が高いと思います。

平面構成対策としてトーナルカラーや色紙と絵の具を組み合わせた制作はかなりの数をこなしました。

また先週「水」をテーマとした課題の中で良い作品が複数ありました。過去にも「水たまり」「水族館」「水面」など水関連は非常に多く出題されています。

似たテーマが出るといいのですが。

◇立体は「物の上に立体を作る」「2つの角材を接着せずに組み込む」という直前課題を行いました。

またペットボトルやカラーボールなどのモチーフを取り入れて制作する対策授業も沢山しました。

その辺りが出題されるとチャンスが広がると思います。

さぁ、今年度の予想はどうでしょうか？

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』　　美大受験クラス・描写作品集

国公立受験に向けて

国公立入試まで残り1週間を切りました。

今年度最後のグループレッスン課題は「与えられた段ボールの上に立体を作りなさい。」（3時間）

角度や人形の視点など京芸の傾向から物の上に制作するという課題を考えてみました。

過去に立体課題のテーマを完璧に当てたことが一度だけありますが、こればかりは運です。

この一年間で多い人は50体近くの立体を制作しました。その中に必ず似たテーマ、使った材料があるはずです。

落ち着いて確実に制作してほしいと思います。

今年度は例年以上に受験生が多く、切磋琢磨して本当に良く頑張りました。

楽しむつもりで受験に挑戦してきてください。☆

 

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マーカー画

久しぶりに一般絵画クラスの作品をアップします。

高校2年生のAさんの作品です。都会に恐竜というユーモア溢れる作品を描きました。

相変わらず細かく素晴らしい完成度です。

小学生から参加してくれているAさんも早いもので来年度は受験生です。

美大志望ではないため、絵画教室は一旦お休みします。

少し寂しいですが、第一志望校目指して頑張れ～。☆ 

 

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後悔しないためにやれることはやろう！

本日の立体は「角材2本を接着せずに組み込む」という難易度の高いテーマを出題しました。

『とにかく立たすこと』

『問題文をしっかり読み解くこと。』

立っていない、条件違反をしたら100点切り確実です。

来週土曜日が受験日までに全体で行う最終グループレッスン（立体）　となります。

京芸の過去の統計、出題傾向などを想定して問題を作成しました。

本番に向け、最高の作品を制作してほしいと思います。

国公立受験（前期）まで2週間です。後悔しないためにやれることはやろう。

最大のライバルである自分自身に負けるな！

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』　美大受験クラス・立体作品集

時は点なり

自宅で制作した生徒作品の一部をアップします。

この時期になるとほとんどの受験生は週5回教室来て制作していますが、自宅では本人任せです。

『課題をこなして宿題を持ってくる』

『自分で課題を見つけ作品制作に取り組む』

自宅での時間の使い方もとても重要になってくる時期です。

「時は点なり」

時間をどのように使うかによって、点数をどれくらい生み出せるか決まります。

受験生が最も怠けてしまう自分の部屋に、紙に書いて貼っておくのはどうでしょうか？

 

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立体構成

国公立受験（前期）まで3週間を切りました。

今月になり京芸志望の生徒は毎週3～5体の立体を制作しています。その一部の作品を紹介します。

ケント紙、スチレンボード、色紙、紙、色画用紙、ボール紙、粘土、網、金網、ネット、糸、凧糸、毛糸、紙紐、針金、紙コップ、紙皿、トレーシングペーパーなどありとあらゆる材料を使用しています。

「テーマ・材料の特性を意識できているか」

「際の処理が丁寧で、美しい作品になっているか」

「範囲内で大きく制作できているか」

「課題違反・条件違反をしていないか」

制作時に意識できていますか？

先月末の京芸実技模試（立体課題）は一番低い生徒でも120点以上を獲得しており、非常に好成績でした。

本番は更に上位を目指しましょう。☆

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』　美大受験クラス・立体作品集